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訳したの誰だ?

ポルトガルのエヴォラの街角で見つけた立て看板。




サービスアウト。


メインサイトにて「ポルトガル・ぽかぽか紀行」更新中。


# by foggykaoru | 2012-05-19 09:56 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(3)

インド怪人旅行

ゲッツ板谷という人が書いた旅本。
写真は鴨志田穣という人。読んでいるうちに、イラストレーターの西原理恵子のダンナだった人だということがわかった。「ダンナだった」と過去形なのは、故人だから。確かアルコール中毒にひどく苦しんだあげく、癌で亡くなった人だったっけ、、、と思ってwikiで確認したところ、あってました。
というわけで、イラストは西原さん担当。

「インドに行った人は大好きになるか大嫌いになるかのどちらかだ」と言われます。
旅する人は誰もが「自分はどちらのタイプなのだろう?」と興味を持つはず。
ゲッツ氏も同じで、さらに「ハマる人はどこにハマるのか?」というテーマを掲げて旅立つ。
あと2人誘って合計4人旅。
板谷氏と鴨志田氏自身、ひと癖もふた癖もある人間なのだけれど、残りの2人もいろいろと。
「そんな人誘うなんて。悪いこと言わない、やめときなよ」という感じなのです。

そしてゲッツ氏は「インドにハマる若者の多くがやってるにきまっているから」とドラッグに手を出す。(もちろん彼1人ではなくて、4人全員で)
売春窟にも行く。

相当すごいです。

善男善女が読む本じゃありません。
たぶん、多くの人が眉をひそめることでしょう。

でも私は評価します。
たとえ私がインドに行っても、絶対に経験しないこと、絶対に出会わない世界を教えてくれたという点で。
また、いろいろ道草食ってるけど、究極的にはまっとうな本です。
でも他人には薦めません。特に女性には。
読んで不快になっても当方は責任を持ちません。
読みたくなった人は自己責任で読んでください。

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# by foggykaoru | 2012-05-16 20:45 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(6)

銀の枝

ローズマリー・サトクリフのローマン・ブリテン四部作の第二作。

読み始めた矢先に東北旅行に行ったりしたせいで、たかだか少年文庫1冊を読むのに10日くらいかかってしまった。(旅行先に持って行こうかと悩んだのだけれど、図書館で借りた本だったので、大事をとって家に置いていったのだ) 読むのが早い私にとって、たぶん最遅記録(苦笑)

水がさされると、読む意欲が失せたりするものだが、この本は違った。「何の話だったっけ?」と悩むこともなく、落ち着いて残りを読めた。これは「ともしびをかかげて」で、このシリーズの世界が把握できたおかげ。

このシリーズ読者の中で、この作品をイチオシする人は(今のところ私の周囲には)いないようだが、これはこれで面白いと思う。特に途中のあたり、まるで「スカーレット・ピンパーネル」じゃん!(笑)

「第九軍団のワシ」とのつながりもよかった。
個人的には、こっちのワシの登場の場面のほうが感動したかも。

そう言えば、この本ではマイルをメートルに換算していません。そうでなくちゃ。「第九軍団」もマイルに戻してほしい。


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# by foggykaoru | 2012-05-13 08:18 | 児童書関連 | Trackback | Comments(2)

私的東北応援キャンペーン旅行(6)

マンガロードから少しはずれたところに復興商店街がありました。でも客はほとんどいません。もうちょっと目立つところに作ればもっと観光客が来るだろうに。

ここで買ったゴマ味ソフトクリームをなめながら車に戻り、日和山に登りました。

この丘にはもともと石巻城があったそうですが、今や閑静な住宅地になっています。丘の上に住むのは大変でしょうが、少なくとも津波の心配だけは無いわけで。(でも大火事の延焼の危険はあったらしい。) 頂上近くは八重桜が咲き誇る美しい公園になっていました。

日和山から見た石巻の町です。中州の丸い建物が萬画館。


横倒しになった船も見えました。


日和山から海側を目指して下っていくと、見渡す限りの更地が広がっていました。


このエリアには工場や住宅地が広がっていたそうですが、津波による瓦礫が日和山のふもとに押し寄せられたところに火事が発生、三日三晩燃え続けたのだそうです。気仙沼の火災は知っていたけれど、こちらは初耳でした。報道には偏りがあるのですね。

火災のあとが生々しい小学校校舎が残っていました。
ここの生徒は今、どこかの仮設校舎で勉強しているのだろうか?
fu-gaさんの答えは「ここの学区自体、消滅してしまったのだから・・・」
この校舎の写真はどうしても撮ることができませんでした。

少し離れたところに「がんばろう石巻」という碑があり、鯉のぼりが舞っていました。


鯉のぼりのポールの高さまで津波が来たのだそうです。

道路の向かい側のテントに行ってみると、ボランティアによるショップでした。
石巻製かまぼこと福島製プロポリスキャンデーを購入。
キャンデーは原発事故以前に生産した商品なのに、「福島製」が嫌われて売れないのだとか。

ボランティアの人たちによると、このエリアの地盤は75センチ沈下したのだそうです。
道路だけは盛り土してあるけれど、前日の豪雨ではあたり一面が冠水してどうしようもなかったそうです。こういう土地は今後どう活用すればいいのでしょう?
瓦礫をうまく利用することはできないのでしょうかね。
「関東大震災と太平洋戦争で出た瓦礫で運河を埋め立ててできた道路が東京にはたくさんある」と聞いたことがありますが。

今回見ることができたのは、広範囲に及ぶ被災地のごく一部でしたが、それでも報道を通して見るのと実際に自分の目で見るのは違うということがよくわかり、行ってよかったと思いました。
特に何かできなくても、行かないより行ったほうが絶対にいい。
行くと「また行きたい」と思うはず。

さらに、地元の人の話を直接うかがうことができて、とてもありがたかったです。
特に3日目、1日中お世話になったfu-gaさん、ほんとうにありがとうございました。




この旅行について最初から読みたい方はこちらへどうぞ。






# by foggykaoru | 2012-05-11 21:56 | ちょっとおでかけ | Trackback | Comments(4)

私的東北応援キャンペーン旅行(5)

石巻に戻ってfu-gaさんお薦めのお寿司屋さんで昼食です。

「おまかせ」が3000円で食べられるなんて感動モノです。
付き出しはホヤでした。生まれて初めてだったのですが、新鮮そのもので臭みはまったく無く、ぺろりと平らげてしまいました。


昼食後はTさんのリクエストで石ノ森萬画館へ。


川の中州にある萬画館は津波の直撃を受けて閉館中ですが、GW特別イベントとして「内部探検ツアー」が開催されていました。サイボーグ009のコスチュームを着たスタッフがいる仮設ショップでインスタントみそ汁などを購入。


「マンガロード」を駅まで歩きます。


私たちのような明らかな観光客の姿が目立ちましたが、このマンガロードにはお茶できる店が無いのです。こっちはお茶する気満々なのに。(レストランは2軒ほどありました。)
以前石巻に住んだことのあるfu-gaさんによると、この通りは311以前から活気がなくなりつつあったのだそうです。今やほぼ完全なシャッター通りになってしまい、シャッターどころか建物自体が無いところすらある。


たどり着いた石巻駅も完全に009モード。


駅前の特産品センターでお菓子と乾物を購入。

萬画館はこの夏の再オープンを目指しているとのことですが、町を歩いてみて、それがものすごい心意気なのだということがわかりました。町がこの状態だからこそ、萬画館は頑張ろうとしているのです。

萬画館のある中州も、ご多分にもれず地盤沈下したようで、素人目にも「ここにとどまっていていいのだろうか?」と思ってしまいます。それでも再開するのです。
萬画館が石巻復興の力になることを祈ります。




私的東北応援キャンペーン旅行(6)へ続く。




# by foggykaoru | 2012-05-10 22:11 | ちょっとおでかけ | Trackback | Comments(6)

私的東北応援キャンペーン旅行(4)

3日目。
今日のガイド兼ドライバーを引き受けてくださったのは仙台在住のfu-gaさんです。

まずは石巻の先の女川へ。
写真は撮れなかったのですが、石巻の海沿いの道の脇には廃車の山が延々と続いていました。あんなにたくさんの廃車を見たのはチェルノブイリ以来です。

女川と言えば原発。
女川原発と言えば「女川原発は福島原発とは違い、津波の被害を受けず、避難住民を受け入れた」という報道を聞きましたが。

行ってみて言葉を失いました。

町が無いのです。


家々が並んでいたと思われる平地には、土台、そして数えるほどの建物が残っているだけ。しかもその建物はひっくり返っています。


fu-gaさんによると、ここは液状化現象が激しかったそうで、しっかりした構造の建物だけがそのままの形でごろんと倒れたのでしょう。

市街地を見下ろす丘の上に医療センターがあります。
いくらなんでもここは無事だったのだろうと思いきや、津波は医療センターの1階まで達したとのこと。
丘を登りきっても、助からなかった人がいたのです。


津波はこれより高かった。
女川原発が津波でやられなかったのは奇跡だったのではないでしょうか。


医療センターのそばの仮設カフェでコーヒーをいただきました。こくがあってなかなかのお味でした。

女川港は、気仙沼と同じく「天然の良港」。
うっとりするほど美しい入り江でした。


fu-gaさんによると、市町村合併により石巻市の周囲の市町村はみな石巻になったそうです。
唯一、石巻と合併しなかったのが女川。
原発で潤っているから他と一緒になりたくないと。。。


私的東北応援キャンペーン旅行(5)へ続く

# by foggykaoru | 2012-05-09 19:55 | ちょっとおでかけ | Trackback | Comments(14)

私的東北応援キャンペーン旅行(3)

バスは気仙沼市街へ。

震災以来、気仙沼に来るのは初めてだという女性添乗員が焦った声で言います。
「あらっ、ここに○○があったはずなのに!」
さらに昨日の豪雨のため、冠水して通れない道路もあるということで、かなり迂回して「さかなの駅」に到着。ここで買い物です。フカヒレス―プと昆布などを購入。

次の「復興屋台村」に着いたときは1時になっていました。ここでようやく昼食。自由昼食だというのもこのツアーのポイントです。屋台村の中ではまぐろ丼800円というのが一番人気でしたが、並ぶ根性がない私たちは別の店で海鮮丼1500円(茶そば付き)を食べました。(写真を撮るのを忘れました・・・) 新鮮な魚介類を堪能。

昼食後は2班に分かれ、ボランティアガイドの引率のもと、港の近くをひとめぐり。



「天然の良港」という表現がぴったりくる気仙沼港ですが、とにかく地盤沈下がひどい。「海があふれそう」というのが正直な感想でした。



瓦礫だけは撤去されているものの、あちこちに廃屋が残り、復興はまだまだという感じがします。沈んだところにまた建物を建てるわけにはいかないし。

津波だけでなく、火事でもやられたわけで、そのことを考えると、残った建物には「よくぞ残った!」と言いたくなります。でも使えるわけでもないし。市の文化財に指定されていたという風情のある建物が半分、あるいは3分の1だけ残っている場合、いったいどうやって保存したらいいのでしょう・・・

ボランティアガイドはお孫さんもいるという女性で、とてもきりっとした魅力的な人でした。現在も仮設住宅にお住まいだとのこと。

住職の話もそうでしたが、地元の人から直接話を聞けるのがこのツアーのいちばんいいところです。




再びバスに乗り、津波によって内陸まで運ばれてしまった船の脇を通り、更地の真ん中にぽつんと建つ「復興マルシェ」に立ち寄りました。ここの牛乳ソフトクリーム美味♪

仙台への帰り道は一関経由でした。
更地と廃屋ばかりの気仙沼を見てきた私の目には、一関の町が眩しいくらい豊かに見えました。

仙台駅前着は予定よりも1時間近く遅れて20時近くでした。

夕食は駅ビルで牛タン定食。
有名な「仙台の牛タン」に興味津々だったのですが、出てきたのが「新宿ね●し」の「ねぎ●定食」そのままだったのにびっくりでした。てっきりあのお店オリジナルだと思っていたのに!


私的東北応援キャンペーン旅行(4)へ続く。

# by foggykaoru | 2012-05-08 19:57 | ちょっとおでかけ | Trackback | Comments(0)

私的東北応援キャンペーン旅行(2)

2日目は気仙沼日帰りバスツアーです。これは宮交観光サービスが企画している「復興応援ツアー」のひとつ。

小雨混じりの中、内陸を北上し続けたバスは、海岸に出たとたん、激しい波頭とたちのぼる灰色の水煙に出くわしました。相当な迫力でしたが、311の津波はこの何十倍だったのでしょう。

最初の見学ポイントは地福寺



住職の説明によると、何もないところにぽつんと建つ真新しい建物は3年前(だったかな?)に建て替えたもの。津波によって大きな被害を受け、やっとの思いでここまでの状態に戻したのだそうです。

また、311以前は周囲を木立で囲まれ、あまり見通しがきかなかったそうです。初めて来た人間は、こういうことをすべて説明してもらわないと何もわからない。


津波のときにどうやって逃げたか、建て替えのときに尽力してくれた檀家さんの多くが命を落としたこと、等々の話が心に響きました。

お参りをして「めげない にげない くじけない」手ぬぐいを購入。

再開のめどが立たない海水浴場を横目に見ながら岩井崎へ。
311が生んだ名物である「辰の松」は、荒れ狂う海を背景に立っていました。
本来は春から夏にかけて観光客が繰り出す観光名所のはずなのに、公衆トイレの復旧もまだでした。



私的東北応援キャンペーン旅行(3)へ続く。


# by foggykaoru | 2012-05-07 19:59 | Trackback | Comments(4)

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