スウェーデンは目と鼻の先

リトアニアの首都ヴィリニュスの書店にて。

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リンドグレーン作「さすらいの孤児ラスムス」です。


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こちらは「山賊のむすめローニャ」

リトアニアとスウェーデンはバルト海をはさんでお隣同士。
リンドグレーンの作品が数多く翻訳されているのは当然だと言えるでしょう。

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ところで
メインサイトですが、先日、更新しようとしたらできませんでした。
HPスペースを借りている会社に問い合わせたら、
「サーバーがいっぱいになってしまい、しばらく復旧できません」
だと!
「かわりに新しいアカウントを差し上げることができますが、いかがでしょう?」

うーん・・・

新しいアカウントということは、新しいURLになるということですよね?
でも、既存のぺージからリンクを貼らなければ、誰にも見に来てもらえないわけで。
でも、リンクを貼るということは、更新するということです。
更新できないのだから、リンクも貼れない・・・

じゃあ意味ないじゃん!

というわけで、メインサイトをご覧くださっている皆様、しばらくお待ちください。

もちろん、このブログからリンクを貼ることはできるのですが、正直、ここからメインサイトに飛んでいる人はそう多くないと思うのです。
なのに、なぜこんなことをここでぐだぐだ書いているかというと・・・
あがきです。
一人でも多くの方に、窮状をご理解いただきたいという悪あがき。





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# by foggykaoru | 2016-12-03 15:21 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(1)

宵山万華鏡

最近注目している森見登美彦の作品。
各章は独立した作品としても読めるけれど、密接に関連していて、最後まで読むと一つのまとまりとなっています。

ファンタジーの色合いが素敵です。私の好みです。
宵山というイベントは京都ではよっぽど特別なものなのでしょうかね。
行ってみたくなってしまいます。
でもきっと、行ったら、蒸し暑いだろうし、人ごみに辟易するのがオチだろう・・・




ところで、最近、あることに気づいたんです。
小説というのは、どうやら自分よりも年上の人が書いたもののほうが楽しめるらしい、ということ。

年を取るというのは、身体があちこち具合が悪くなったり、物忘れが激しくなったりするだけでも、なかなかに憂鬱なものなのですが、もう一つ、本好きにとって問題が生じてくる。
自分が年を取るにつれて、巷で目にする本の著者の「年下率」が増していくのです。
だから好きな作家を見つけるのが、だんだん難しくなってくる。。。

そんな中で出会ったのが森見登美彦。
この人の作品は食い足りなくありません。(少なくとも今のところは。)
いやー ほっとした。よかったよかった。








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# by foggykaoru | 2016-12-01 21:01 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

身体を言いなりにできるか(44)

忘れたころにやってくる(自爆)健康シリーズ。
初めての方は(1)からお読みいただけます。

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(43)で「風邪を上手に引く」という話を書きましたが、、、
その舌の根も乾かぬうちに、10月上旬、風邪を引きました。
しかもとても下手くそに。

今回は鼻が中心でした。
鼻水が流れ出してとまらない+全身疲労
上咽頭炎の治療に行けば、すぐに治るかなと思っていたのですが、いっこうに治らず。
「鼻水がとまりません」と耳鼻科医に訴えたら、速攻、抗生物質が処方されました。
普段この先生、「この治療をしていれば風邪なんかすぐに治ります。薬もいりません」と威張ってるんですよ・・・

熱は出ない。相変わらず。
熱さえ出ればウィルスを殺せるのに。
だから長引く。
結局、治るまで2週間も抗生物質を飲んでしまいました。
身体にいいはずがない。
だから、ド下手な風邪の引き方をしたということなのです。あ~あ。

風邪が引き金になって上咽頭炎も悪化し、その後しばらくの間、治療時にかなり痛みました。。


それはそれとして。
前にも書いたと思いますが、私はここ数年、寝ていると足がつる。こむら返りというやつです。
中高年女性によくある症状です。
ものすごく暖かいレッグウォーマーを着用して寝ると、つる確率が下がるのですが、それでもやっぱりけっこう頻繁につる。
それが最近マシになってきました。
きっかけは旅行。

旅の相棒がいくらでも歩く人なので、つきあっていたら、疲労困憊してしまったのですが、その代わり、夜、寝ていても足がつらなかったのです。
そこで、以前からやっていた「壁に手をついて、かかとの上げ下ろしをする(下げたときに床につけない)」という運動の回数をぐっと増やしました。
以前は20回ぐらいしかやっていなかった。(なにしろ退屈なので)
今はちょっとした暇に、なるべくやるようにして、1日合計50回以上やってます。時には100回以上。

それでもまだ時々つるんですけれどね。

あともう一つ、最近、四股を踏む練習をしてます。
これが超ムズい。

普段、優勝候補の取り組みをニュースで見る程度なので、たま~に序の口とか序二段の力士の下手っぴいな四股を見ると、「お前、やる気あるんかい!」と突っ込みたくなっていた私ですが、今だったらきっと暖かい目で見ることができると思います。おお同士!って(笑)

でもすごく身体にいいという実感があります。
興味のおありの方は「四股の踏み方」で検索してみて!




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# by foggykaoru | 2016-11-28 21:16 | Trackback | Comments(0)

娘の味

副題は「残るは食欲」
阿川佐和子のエッセイ。
彼女のエッセイはン十年前、実家でちょくちょく読んでいたが、自ら選んで読んだのはこれが初めてかも。

とっても久しぶりに読んだら

・・・達者ですなあ

と感心しました。

もしかしたら、昔よりも文章が上手になった?
それとも、久しぶりだから新鮮に感じた?

石井さんの「巴里の空の下・・・」に続けて飲食物エッセイを読み、両者の違いを強く感じた。
比べると石井さんのほうが私は好きです。
一つ一つの味わいが深い感じがする。
(あくまでも個人的な好みの問題です)

こちらはクロワッサンに連載していたということで、1か月に1本のペースで書かれていたもの。
きっと大変なんだろうなあ
と思いました。
そう思わせてしまうところが、ちょっぴりマイナス。




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# by foggykaoru | 2016-11-26 21:24 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

空中ディナー


リトアニアの首都ヴィリニュスにて。
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だんだん下りてきて
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無事、地上に到着。

こんなイベント、いったい誰が考えたんでしょうね。


夏の旅行記、メインサイトでぼちぼち更新中。







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# by foggykaoru | 2016-11-23 11:26 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる

石井好子のこのエッセイは、子供の頃、「暮らしの手帖」の連載で読んだもの。
朝ドラ「とと姉ちゃん」はとうの昔に終わったけれど、私の読書生活にはまだ影響を及ぼしているのです。
しみじみ思うのですが、私の小学校時代の2大読書体験は「暮らしの手帖」とランサムだったみたいで。
まあなんと健全、なんとまっとうだったことでしょう(苦笑)

たぶん今から20年ぐらい前、石井好子が「徹子の部屋」に出ていて、この本について「今読むと大したことない」と言っていました。

そりゃそうかもねえ
と思って、今回の「『暮らしの手帖』を懐かしむ読書イベント」でも、この本は後回しになってしまったのですが


いやいや

今読んでも面白い。

もちろん、昔読んだときは、全く知らない料理だった。
だから、新鮮味とか驚きが今よりもはるかに大きかった。
たとえば「ハムとメロン」
昔は食べたことがなかった。それどころか聞いたこともなかった。
今なら生ハムとメロンはよく知った味。
でも、今読んでも面白いことは面白いのです。
それぐらい、文章が上手。

(という話を母にしたら、「彼女は歌手としてよりも、よっぽど物書きとしての才能のほうがあると思う」と言っておりました。)

もっとも、最後のほうは、ネタが尽きた感があって、ちょっと残念なことになってます。

フランス以外の国、たとえばスペインの食糧事情が意外です。
あの国はレストランで食事をするより、バルでつまみを食べるほうがおいしい。
石井さんもレストランではあまり感動しなかったようで。
たまたま立ち寄ったバルで食べたものがよかった・・・という話になるかと思いきや、バルも全然ダメだったようで。

それはたまたま「ハズレ」だったのか?
それとも、当時のスペインがそれほどまでに貧しかったのか?
永遠に解けない謎なのであります。




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# by foggykaoru | 2016-11-22 20:42 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

ノルマンディー上陸作戦と言えば

「戦場のコックたち」を読んで思い出した歌があります。

ミッシェル・サルドゥーというフランス人歌手の持ち歌「les Ricains(アメリカの奴ら)」です。

Ricainsというのは、Americains、つまりアメリカ人。
日本語では「アメリカ人」を略すと「アメちゃん」とか「アメ公」になるけれど、フランス語では「アメリカン」を「リカン」と略す。

それはともかくとして、歌の内容はこうです。(かなり超訳)

=======================
もしもアメリカの奴らがいなかったら
俺たち※は今もまだみんなドイツにいたんだよ
どんなことを話し
誰に挨拶してたか、わかったものじゃない
(注※「お前たち」というバージョンもある)

もちろんあれから年月がたった
銃の担い手は変わった
それが忘れる理由になるか?
銃が必要だったある日のことを

ジョージアからやってきた若者は
お前に何にもかかわりのなかったのに
ノルマンディーに死ににやってきたんだ
お前がまだ生まれてもいなかったある朝に

もちろんあれから年月がたった
みんなは仲間になった
あの頃を偲ぶ会では
あいつらは無駄死にしたと言っている

もしもアメリカの奴らがいなかったら
俺たちは今もまだみんなドイツにいたんだよ
どんなことを話し
誰に挨拶してたか、わかったものじゃない
=========================

この歌に興味のおありの方はYoutubeで 「 si les ricains n'etaient pas la 」で検索してみてください。
ヒトラーの映像にこの歌をかぶせた動画がトップにきます。




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# by foggykaoru | 2016-11-17 20:58 | 観もの・聞きもの | Trackback | Comments(0)

戦場のコックたち

作者は深緑野分という人。すごい名前だ。

友人から「翻訳ものをたくさん読んでいる人にお薦め」と言われて読んだ。

ありがとう友よ。
私はたいそう気に入りました。

久しぶりに読みごたえのある小説を読みました。
ここんとこ、ピンとくる本にあまり出会えず、欲求不満を覚えていましたが、この本は堪能しました。90点!

舞台は第二次世界大戦末期。
アメリカ人の若者が、生きるために軍隊に志願し、コック兵となる。
頼りになる先輩や同輩、頼りにならない先輩や同輩たちとともに、D-day、つまりノルマンディー上陸作戦に参加、その後も戦いの日々を送る。

軍隊を舞台としているけれど、ミステリー風味もある。
だから、2016年度の「このミステリーがすごい!」国内編で第二位になってます。
でも、ミステリーだと思って読むと物足りないかもしれない。いや、物足りないにきまってる!
だから、そんなランキングに登場してしまったのは、この作品にとって不幸なことだったかもしれない。
あくまでも「ミステリー風味の小説」なのです。

そんなことより
この小説の最大の特色は、日本の小説離れしている・・・まるで翻訳小説を読んでいるみたいであること。
でも翻訳じゃないから、翻訳調の日本語ではないのです。
つまり、下手な翻訳ものにありがちな、不自然な日本語は無い・・・とは言えない。
というのは、作者があえて翻訳調にしているところがあるのです。
たとえば、主人公はしばしば周囲から軽く見られて「キッド」と呼ばれる。kidです。
もしもこれが翻訳小説で、「キッド」と訳されていたら、私は相当イラっとくることでしょう。
をいをい、もっと工夫しろよ!「坊主」とかなんとか訳せないのか? と毒づくことでしょう。

さらに、舞台がヨーロッパ、というところも、私には直球ど真ん中でした。

たくさんの資料をもとにして書き上げられた作品です。
世界史の授業では、ノルマンディー上陸大作戦後、連合軍(というよりアメリカ軍)は、大量の物資を後ろ盾として、怒涛の勢いでドイツ軍を蹴散らしていった、というイメージだったのですが、実際の戦場ではそんな楽勝だったわけではなく、血みどろの戦いだったということをしみじみ感じました。
兵士たちは若い命をどんどん散らしていくのです。アメリカ人も、ドイツ人も。

ところで
思わぬところでトールキンの名前が出てきてびっくり。
この作者は指輪物語のファンに違いない。
・・・だからこんなに長い小説を書いたに違いない!(笑)




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# by foggykaoru | 2016-11-16 20:49 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)