旅行人No.159(創刊20周年記念号)

c0025724_21143623.jpgおなじみバックパッカー御用達の雑誌。
意外に思われるかもしれないけれど、私はこの雑誌、今までに1冊か2冊しか買ったことがない。こういうところからも、私は自分をバックパッカーとは言ってもしょせんは「えせ」なのだと思っている。

今回迷わず買ったのは創刊20周年だからではなくて、「ルーマニア特集」だから。
サブタイトルは「ヨーロッパ最後の中世」。私はこういうのに弱い。

この国には10年ぐらい前から行ってみたいと思っているのだが、いまだに行けない。

なにしろ公共の交通網がいまひとつ発達していないわりに大きくて、みどころがばらばらに分散している。首都ブカレストから入ってもうまくコースが設定ないし、だからと言ってハンガリーあたりから入ろうとしても、行きたいところをはずさずに終点ブカレストに到達するコースを描きにくい。
急がなくていいのだったら、のろのろと旅情あふれる旅ができるだろう。
ああ、1か月ぐらいあればなあ・・・。

これを読んでますます行きたくなった。

ブカレストにあるチャウシェスクの負の遺産・国民宮殿は今や観光名所になっているそうだ。負の遺産というものは、えてして時がたつと極上の「ネタ」と化すものである。

そして何といっても田舎。
やっぱりこの国は田舎が良さそう。
田舎が田舎であるうちに行かなくちゃと思うのだが、今のルーマニアは物価高騰が激しいようで、ブカレストの安宿なんか、1泊5000~6000円するらしい。南仏あたりと遜色ないではないか。うーん、もっと早く行くべきだったかなあ。


創刊20周年記念の記事のほうだが、これもなかなか面白かった。
「出版社・旅行人ができるまで」では若き日の蔵前仁一編集長の写真が見られる。

そして、全体的な感想は・・・
あれれっ、旅行人ってこんなに大人の雑誌だったの?!
今までなめてました。ごめんなさい。
・・・というかんじ。

読みながら、深く感じ入った点が多々有り。
これを機会に、旅行人関連のライターの本を読んでみようかな。
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by foggykaoru | 2009-01-14 21:13 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(12)

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Commented by むっつり at 2009-01-15 06:37 x
すみません
ルーマニア、ってコマネチしか知らなくて
「田舎」だったんですね
飢餓輸出とか、旧政権はかなり無茶をしたらしいですが…
Commented by tabinekophoto at 2009-01-15 11:10
おお、いい情報ありがとうございます。
私も買います!
Commented by fu-ga at 2009-01-15 13:50 x
ルーマニアは行ってみたい国の一つです。
在独中に行こうかと思ったのですが、犬がかなり怖いらしく、医療設備も危険ということで断念。
「旅行人」なつかしいなぁぁ、ここのところ旅の予定もなく、本屋でも旅関係のところを見なくなってしまいました。
生存が厳しいという旅行雑誌分野で頑張っている「旅行人」、すごいです!!
私も本屋に行ってみようっと!
Commented by AngRophile at 2009-01-15 15:31 x
ルーマニアは2年半前に出張で2週間行きました。仕事だったので、ブクレシュチにずっと滞在していて、田舎、特にドイツよりの観光名所には行っていません。間の土日にやっとシナイアというところに行けただけ。確かに移動は大変で、本当はもう少し頑張ってブラショフやティミショアラあたりまで行きたかったのですが、鉄道の便が悪く断念。街の中心の国民の館は見に行きましたが、あまりにも非人間的、無機的で正直ぞっとしました。トランシルヴァニアなどに行けたら楽しかったのでしょうね。やはりルーマニアは地方を訪れるべきです。
Commented by foggykaoru at 2009-01-15 21:10
むっつりさん。
非常に乱暴な言い方ですが、西欧よりも東欧は田舎。
東欧の中でもルーマニアやブルガリアはいちばん東。
というわけで、田舎です。はい。
Commented by foggykaoru at 2009-01-15 21:11
旅する猫さん。
ぜひぜひお買い求めになって!!
Commented by foggykaoru at 2009-01-15 21:15
fu-gaさん。
>犬がかなり怖いらしく、医療設備も危険
ブルガリアも野良犬が多かったけれど、あれは行っちゃってから気づいたんで(苦笑)
ある年に「今年こそいくぞ!」とロンプラのルーマニア編まで買い込んだことがあるのですが、「病気になって病院に行くことがあったら、注射器が使いまわしでないことを確認せよ」という記述を見て、やめてしまったのでした。
なにしろその年は、ひと冬ずっと風邪をひきこんだ直後だったもので。で、そのかわりに、「病院がちゃんとしているところへ」と思って、北欧に行ったのです(笑)
Commented by foggykaoru at 2009-01-15 21:18
あんぐろふぁいるさん。
出張だと、時間の制限がきついから。
とにかく時間をたっぷり取ることが大切です、ああいう国を楽しむには。
時間が取れないのだったら、最初から行かないほうがマシ、、、と思っていまだに行けません(涙)
Commented by はみ at 2009-01-15 21:39 x
見てみたい・・・と思うけど、こっちには売ってないんですよねえ(TT)
来月神戸に行ったら、見れるかしらん。
Commented by はやまとーこ at 2009-01-16 12:58 x
英国在住の日本人の方が、英国の冒険ツァーでトランシルバニアに行かれた話を読んだことがあるんですよ。そういう海外ツァーを上手く捜せば、バスでまわってくれるようなものがあるんじゃないでしょうか? 

日本では西遊旅行あたりツァーないかな?と思っていまちょっと見てみたけどみつかりませんでした。でもその地域専門の旅行社で運転手つきレンタカー手配できるようなところなら何とかなるんじゃないかと思うの(私、ウズベキスタンはそれで行きました…そう高くないんですよ、だからルーマニアもきっとなんとかなるのでは)
Commented by foggykaoru at 2009-01-16 20:40
はみさん。
たぶん「旅行人」のサイトで購読申し込みできると思います。
私は「旅行人ノート」の「チベット編」をサイトで申し込んで買いましたから。
送料はかかりますけれどね。
Commented by foggykaoru at 2009-01-16 20:50
はやまさん。
とーこさん。
いろいろとありがとうございます。

でも、私がやりたいことはツアーではできないんですよ。
私は自分で動きたいんです。たとえ無駄があっても、苦労があっても。
みどころは見たいけれど、それだけではないんです。
不便な国であれば、のろのろと苦労しながら旅したいんです。
私にとっては、点(=みどころ)と点をつなぐ線を自分で描くということが、たくさんの点を見ることと同じぐらいの重要なんですよ。
ガイドに連れていってもらって、説明してもらう旅をしたら、きっと欲求不満の塊になってしまうことでしょう。
やっかいな癖をつけてしまったものです。

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