風の靴
2009年 10月 09日
読む前に目次を見ただけでびっくり。
これは全編ランサムへのオマージュではないですか。
そして読んでみて、ますますその感を強くしました。
いちいち書きませんが、とにかく読んでみてください。
それにしても、ランサムを読んでない人はどう感じるんだろう・・・?
そして思いました。
ランサムには「ほんとうの生活」以外の描写はない。
でも、今、児童文学を書くとなると、そういうわけにはいかないのだろう。
子どもなりに抱えている現実のいろいろな問題も一緒に描くという方向にならざるを得ない。
「ほんとうの生活」だけで100パーセント作品を描き切るということは、ランサムが極めてしまったということなのかも。
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by foggykaoru | 2009-10-09 23:04 | 児童書関連 | Trackback | Comments(6)
驚きです
作者の略歴を読んだら、うん、昔すれ違っていたかもしれませんね。
本当にあのころ知り合っていたら、どんなにうれしかったことでしょう。
ツアーに行くのはちょっと待ってくださいね>Titmouseさん
ラッコ庵さんが読み終わってからね♪