キャメロットのために

NHKのBSで放映中の「魔術師マーリン」、久しぶりに観たら、「ぎゃふん度」あるいは「をいをい度」が天井知らずに上昇しちゃっていて、ついていくのが大変でした。
伝説は著作権者に許可を得る必要は無いから、いくら改変してもOKなんですけど、それにしても。

でもまあいいや。

今日は珍しく英語ネタです。(英語は私よりもできる人ばかりだから、下手なことを言うと危ないと思って、極力ネタにしないように気をつけているんです(苦笑))

グリフィンに戦いを挑むアーサーが「キャメロットのためにーー!!」と叫びながら馬を走らせている場面で、はたと思ったのです。
英語では「For キャメロット!」と言ってるのでしょう。
でも、こういう場面で日本人は「○×のために」なんて言いますか?
言わないと思うんです。
たぶん現代日本語では「○×ばんざい」と言うはず。(「ばんざい」の由来はおいといて)

指輪物語では・・・
ええと・・・
「For Gondor」も「For Rohan」もなかった・・・ですよね? あらら、あんなに観たのに忘れちゃった(滝汗) セオデン王率いるローハン軍が叫んでたのは「Death!」でしたけど、あとは覚えてない・・・(涙)
そうそう、「For Frodo」というのはありましたね。
あれは「フロドばんざい」じゃなくて、「フロドのために」で正解。

ところで神宮輝夫先生は
「Three million cheers」を「ばんざい300万唱」
「Swallows and Amazons forever」を「ツバメ号アマゾン号ばんざい」
と訳していらっしゃいますが、「ばんざい」の定訳というのはあるのでしょうかね。

いずれにしても、叫んで戦いにでかける場面では、「For~」は「~ばんざい」というのが定訳に近いんじゃないかな?と私は思ったということでした。
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by foggykaoru | 2009-11-04 21:30 | バベルの塔 | Trackback | Comments(6)

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Commented by むっつり at 2009-11-05 06:21 x
「万歳」って戦争との関連のイメージが強いですが、一般化したのは明治以降…
実は戦国時代や幕末の動乱期には、恐怖から発する雄たけびに過ぎませんでした
その頃、中国では太平天国の乱が発生
教祖の洪秀全は「万歳」で讃えられ、ナンバー2は「九千歳」、以下ランクが下がる事に一千歳ずつ下がってゆきました
日本人の感覚とはだいぶ違いますが、中国人のランク付けへの固執は某小説の銅鑼の音の数で反映されているのかも?
Commented by leirani@crann at 2009-11-05 08:57 x
>中国人のランク付けへの固執は某小説の銅鑼の音の数で反映されているのかも?

むっつりさんの指摘、さすがです!
そして笑ってしまいました。

私だったら「~~に栄光あれ!」とかにするでしょうか。
弥栄だと、ねぎらいとか感謝の意があるから、ちょっと違うでしょうか。挨拶の翻訳に「弥栄」というのは見たことがあります。
Commented by AngRophile at 2009-11-05 15:16 x
どれだけの英語話者が知っているのか謎ですが、banzai は英和辞典にも載っています。英々では Japanese patriotic cheer となってますね。
特攻隊の突撃や負けを覚悟して両手をあげて敵陣に突っ込む行為を banzai attack といったそうですから、ぴったりの訳語はやはりないんでしょう。
Commented by foggykaoru at 2009-11-05 19:46
むっつりさん。
なにげにランサムネタを振ってくださるなんてとっても素敵♪

「ばんざい」の由来について突っ込みが入るかなとは思ってました。
私の言いたいのはあくまでも「今の日本語において、そういう場面では何と言うか」ということなんです。
なので、(  )内のことを付けたしました。
Commented by foggykaoru at 2009-11-05 19:47
leiraniさん。
あのお馬パカパカの場面で「キャメロットに栄光あれ」は長すぎません?(笑)
Commented by foggykaoru at 2009-11-05 19:50
あんぐろふぁいるさん。
やっぱり定訳は無いんですね。

>特攻隊の突撃や負けを覚悟して
問題の場面は、まさにそういう感じなんです。
グリフィンは人間にとってほとんど勝ち目のない相手。
それに向かって決死の覚悟で突っ込んでいく場面です。

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