独断流「読書」必勝法

著者は清水義範。古今東西の20の文学作品を語っていて、そのうち半分が知っている本だったので、読んでみた。
なかなか面白かった。
イラスト、というか、マンガ担当は西原理恵子。例によって非常に過激だけど、なかなかのアクセントになっていて悪くない。

一度読んだきりすっかり忘れていた「谷間の百合」の内容を思い出したし、あと、「ロビンソン・クルーソー」。私が読んだのは子ども用の抄訳だったようで。無人島に流れ着く前のクルーソーの前半生のことなんて読んだ記憶無いもの。

「坊ちゃん」を再読してみたくなったし、教科書でほんの数ページしか読んだことない「暗夜行路」とか、へー志賀直哉ってそーゆーやつなの?という興味本位で読んでみてもいいかもと思ったし、一生読まないだろうと思っていた「ボヴァリー夫人」にも興味が湧いた。
でも、「罪と罰」を再読する元気はないかも・・・

巻末の泣ける話ベスト10のうち、5つ読んであって、しかもそのうち4つが(泣けたわけではないけれど)私個人としてもけっこうイケてる作品なので、清水氏とはウマが合うのかも、なーんて思ったり。
ちなみに、その4つとは
ゴーゴリ「外套」
カフカ「変身」
ソルジェニーツイン「イワン・デニーソヴィチの1日」
筒井康隆「残像に口紅を」

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by foggykaoru | 2010-07-27 21:33 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(2)

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Commented by むっつり at 2010-07-28 06:31 x
私の読んでいたのも子供用抄訳が大半でした
ガリバー旅行記も読んでおいたほうが良い、と聞いたので読んでびっくり
人間を嫌って、馬と暮らすエンディングって…確かに子供に見せられるものじゃあのません
今では、ガリバーが巨人だと勘違いしている人ばかりですが…
Commented by foggykaoru at 2010-07-28 22:29
むっつりさん。
ガリバー旅行記もこの本で紹介されてます。
むっつりさん同様、読んでびっくり!という感じで。
ものすごく辛辣な社会批判なのだそうですね。

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