フランス語版のだめ vol.10 : 最大の注目ポイントを忘れていた!

それはパリの最初の晩餐での千秋のフランス語。
フランス語版では「このページの千秋の台詞は原作でもすべてフランス語で、あえて日本語訳が付けられていない」というような注がつくのかと予想していたのですが・・・
なんにもなし。

ふーん。。。(ちょっと不満)

きっとフランス人読者の多くは、何とも思わずに読み飛ばしてしまうだろう。
でも、何かに気づく人はいるかも。
フォントが違うから。

フランス語のマンガで使われるフォントは、一見手書きのようなもの。アメコミのフォントもそうですよね。
一方、ここの千秋のフランス語の台詞は原作のままなのでブロック体です。細かいこと気にするフランスのオタクが、「なぜここがブロック体なのか?」と疑問に思い、ジュンク堂パリ支店に日本語版チェックに行くかも(笑)


もっと前に、プリごろ太でフランス語を覚えたのだめと千秋の会話がありますが、こっちはあちこち直されてます。よって、フォントも手書き体。
しかし、直したことによって良くなっているとは限らないような気がする・・・
特に千秋の「おまえってけっこうえらいよな」
「On peut dire que t'assures...(おまえは~を保証・断言すると言える)」って意味わかんないんですけどーー!!!
もとの「Je te felicite」のほうがいいんじゃない?


文句ばっかり言っていますが、まあこれはいいんじゃないのと思った工夫も。
それはターニャの言葉。ところどころにロシア語がちりばめられているんです。正直、どーでもいーんですが。

そうそう。
フランスで知り合った人たちは千秋のことを「シアキ SHIAKI」と呼びます。

そして「CHIAKIのCHの発音が「TCH チ」であることに注目すること。ここでこの人物は、綴りの影響で違う発音をしているのである」と注が。(フランス語の「CH」は英語の「SH」の音に相当する)
ジャンも「もしかして、MASAYUKI SHIAKIの息子?」と言っているので、どうやら世界的ピアニストである雅之氏は「シアキ」で通っているらしいですよフランスでは。
でも、アンナが真一くんのことを「SHI-NI-SHI」と呼ぶのは絶対におかしい。小さいときから「シンイチ」って呼んでたはず。
話は違うけどアンナが「私は管理人のアンナよ」と自己紹介してるのに、なぜ「Je suis la concierge(私は管理人です)」だけで、名前を省略したのか? これから後、何回も名前出てくるのに。。。

蛇足ですが、「concierge」は「コンシエルジュ」であって、「コンシェルジュ」ではありません。そして「シ」は「SHI」じゃなくて「SI」です。


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by foggykaoru | 2011-01-14 21:41 | マンガ | Trackback | Comments(0)

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