上等舶来・ふらんすモノ語り

鹿島茂著。熱帯雨林には在庫なし。

題名通り、フランスの「モノ」に関するエッセイ。
1項目2ページぐらいしかないので、持ち歩いて電車の中で読むのに最適だった。
家で読むのには向かない。
そして、読んだはしから忘れてしまう。まるで霧のように(涙)

・ツボってしっかりインプットされたこと
「ラグビー5カ国対抗戦」
5カ国の内訳は、英国内のイングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランド(「北」はつけない)、そしてフランス!
なぜ唐突にフランス?
フランスでラグビーが盛んなのは、ボルドーを中心とするアキテーヌ地方なのだそうだ。
と聞くと、フランス史好きはピンとくるだろう。
アキテーヌは英国王ヘンリー2世の妻・アリエノール(エレアノール)の領地。彼女が英国王と結婚したことによって、フランスの南西部の広大な部分が、英国領になってしまい、それが後々の英仏百年戦争にまでつながる。
そういういきさつがあるから、アキテーヌには英国の影響が強く残っているし、今でも英国人の中には「ボルドーは英国だ」と思っている人がいる!!とか。

・目次を見て思い出したこと
「クレヨンはなぜクレヨンと呼ばれるのか」
日本に今あるクレヨンはフランスにはない。クレヨンcrayonはフランス語だが、意味は「鉛筆」。なぜそうなったかというと、アメリカのメーカーがクレヨンを発明して、その名称として、フランス語のcrayonを拝借したから。

・目次を見てツボった記憶がよみがえったこと
「フランスにはスリッパはない」
家の中でくつろぐときの履物は「室内履き pantoufle(パントゥッフル)」
別にこれは目新しいことではなかったのだけれど、『のだめカンタービレ』で千秋は確かにパントゥッフル履いてたな~と思ってツボったのです。(14巻の「室内楽の試験、公開だったんだ」の場面。)彼のはかかと部分が無くて、限りなくスリッパに近いものだけれど。
興味のおありの方は「pantoufle」で画像検索してみてください。
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by foggykaoru | 2011-02-11 13:29 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

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Commented by むっつり at 2011-02-11 16:41 x
イギリスってあくまでも連合王国ですから
葡萄の房のような感覚なんでしょうね
だから外国からみたら国内のことなのに国際大会と呼んでいたりしますから
人種的にも複雑ですね
サクソン人って明らかに大陸系…

スリッパって日本の発明だったんですね
畳に靴のまま上がるための道具だったのだとか?
Commented by foggykaoru at 2011-02-11 19:56
むっつりさん。
>葡萄の房
なるほど~ 言い得て妙。

>畳に靴のまま上がるための道具
へええええ。人に歴史あり物にも歴史あり(^^;

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