久しぶりのキャンプ(3): 素晴らしい船
2011年 07月 22日
=============
地獄のサイクリングの翌日、なんとか起き出すことができましたが、身体の芯まで疲労感がしみついていました。
疲れていても、二ス塗りに参加した小ツバメにだけは乗らなくちゃ。
と、乗客として乗せてもらうだけのつもりだったのが、Mさんに「舵とシート持つ?」と言われて、1から教えてもらって・・・間切りました!
スピードが出ない小ツバメは、「帆走の爽快感」を味わうには不向きですが、この上なく単純な造りなので、帆走のABCを勉強するのに最適な船です。スピードが出ないからのたのたしても大丈夫だし(苦笑) 乗り物を動かす才能がない私ですら、多少なりとも帆走の原理がわかった気がしました。
これだけでも十分に満ち足りた気分だったのですが、キャンプに帰ると、「カヤックに乗らないか」と声がかかりました。
「ぼけーっと乗っているだけでいいのだったら乗りたいけど」と答えると、相棒は強力な漕ぎ手であるCさんだとのこと。
こんないい話には乗るっきゃない。
私たちの(というよりCさんの)カヤックは、Nさんを乗せた小ツバメの護衛船役となり、結果的に、小ツバメの雄姿を間近でじっくり観察することができました。
緑したたる入り江に浮かぶその姿はまるで絵のよう。
微風をとらえると、音もなく動き出すのです。まるで魔法のように。
桧原湖は、5年ぶりの私を暖かく迎えてくれました。
いいところです。みんなで行こう福島。
それにしても、元来、ARCという団体は図書委員の集まり、つまり文化系クラブだったはずなのに。
「北極」という音の響きの前に、つい自分を見失ってしまいました。反省。
次回キャンプに参加するときは、おとなしく過ごします。
お世話になったキャンプ場のブログに、私たちのキャンプのことが載っています。こちらです。
by foggykaoru | 2011-07-22 21:15 | ほんとうの生活 | Trackback(2) | Comments(6)
小ツバメに桧原湖に犬ぞりに北極だなんて大盛り上がりの冒険でしたね!
いいなぁ。
とりあえず私は先日購入した「長い冬休み」で北極到達目指してるところですw
「ツバメ号とアマゾン号」の終盤に馬蹄湾で別れる前に色々と新しい冒険の計画を話し合うシーンがありますが、その中で、ついにランサムが語らなかった冒険「南極でのカヌーでの川下り」を再現されたでしょうか?
やっぱり船は良いですね
次回は参加できるといいなぁ。
>「ツバメ号とアマゾン号」の終盤に馬蹄湾で別れる前に色々と新しい冒険の計画を話し合うシーンがありますが、その中で、ついにランサムが語らなかった冒険「南極でのカヌーでの川下り」を再現されたでしょうか?
さすがっ!
私はその場面のこと、すっかり忘れてしまっていたんです。
極地探検前夜に相談していたとき、話題に出たのですが、川下りはできないのです。
私たちの南極にも川はあるのですが、流れ出ているのではなくて、流れ込んでいるので。
提督!よろしくお頼み申します!!