旅する人

玉村豊男の旅に関するエッセー集。
さすがというか。そのへんの旅行記とは一線を画している。

この人は1968年に給費留学生としてフランス留学した。
それが旅するようになったきっかけなので、世界が今のようにグローバル化されていない時代の、バックパッカーの旅のことがたくさん描かれている。
特にモロッコからチュニジアに至るヒッチハイクの旅。
いくらも車が走っていなかった当時、ヒッチハイクをするだけでも大変なのに、著者はわざわざ「普通はそんなコース、取らないでしょ!」というコースを取り、えらく苦労したりしている。
私には絶対にできないこと。実に羨ましい。

旅行添乗員としての経験から、「ツアー旅行は『金魚鉢の引っ越し』、または『ライオンバスのガラス越し』」とも言っている。うまいな。

古本屋で購入。熱帯雨林には在庫なし。
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by foggykaoru | 2011-08-26 00:31 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

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