テメレア戦記Ⅲ・Ⅳ

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Ⅲの副題は『黒雲の彼方へ』。情報はこちら
Ⅳの副題は『象牙の帝国』。情報はこちら


気高き竜テメレアとその担い手ローレンスの異文化遭遇の旅は続く。
中央アジア、イスタンブール、東欧・・・


ようやく辿り着いた英国はピンチ!
そのためにさらなる旅を余儀なくされる。今度はアフリカだよん。
で、最後になってとんでもない成り行きに。

パラレル英国における軍記ものだと思っていたのが、どんどん違う方向に発展していく。
竜を擁する空軍というのは、一種アウトローの世界。
伝統的な「英国」の規範や常識から多少逸脱している上に、テメレアとともに「英国外の世界」に目を見開かれてしまったローレンスは、「ひたすら英国に忠誠を尽くす」ことが進むべき唯一の道であるとは、とうてい思えなくなっていく。

こんな話広げちゃってこの後ちゃんと続けられるのか?>著者
というのが正直な感想。
Wikiによると、すでに英語版は7巻まで刊行されているそうなので、ちゃんと続くらしい。。。

で、今頃になって気付いたのだが、どうもこのシリーズ、私には読みやすくないようだ。
というのは、2行ぐらいの説明で場面が変わってしまうので、斜め読みしていると、
えっ、いつ船に乗っちゃったの?!
みたいなことになり、あわてて数ページさかのぼって読み直さなくてはならないのだ。
1つ1つの場面の描写はとても濃密で面白いのだけれど。

こういう書き方の小説として思い出すのは映画「マスター&コマンダー」の原作。
あれもシリーズなのだが、1作だけ読んでギブアップした。
さすが、あの映画を観て英国海軍ものにハマったという作者だけのことはある(苦笑)
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by foggykaoru | 2012-07-27 21:59 | 児童書関連 | Trackback | Comments(0)

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