巨流アマゾンを遡れ

前回のポストまでの高野秀行氏の本は古本屋で購入したものだが、この本からは新刊。体を張って頑張ってきた高野さんには、積極的に印税を払うべきだと思ったのだ。

今回は「地球の歩き方」の依頼で行ったアマゾン川紀行。カメラマンが同行。
前書きに「私が行ったことは一部を除いては普通の旅行者でも可能」とあるが、、、いやいや。普通の旅人のレベルではできませんてば。
出だしこそ「ムベンベ」や「アヘン王国」とは違って、「出版社のひも付き旅行はフツーじゃん」と思ってしまったが、あっと言う間に高野ワールドに突入。
旅行会社の行うアマゾンツアーのつまらなさに辟易し、地元の人に相談して「手づくりツアー」に連れていってもらったり、コロンビアでコカインの関係者とつきあったり。良い子はマネしないでねの世界。

どうやら、アマゾン川の船旅は、ブラジルよりも上流のペルー領内のほうが面白いらしい。でもブラジルよりもペルーのほうが泥棒だらけ。どっちみち私レベルの旅人の出る幕ではない。

最後の最後、高山病に苦しみながらアマゾンの源流にたどりつく2人。
ここまで頑張ったからこその感動。いいな。

ところで、高山病にはコカの葉が効くというのはほんとうらしい。
治るのではなく、苦しさを我慢できるようになる(!)という効き方なのだそうだが。
葉をかむのではなく、口の中に含んで味が出なくなるまでちゅうちゅうやる、というのをやり続けるのだそうだ。
もしも再びペルーに、あるいはボリビアあたりに行く機会があったら、試してみたい。行く予定は無いけど。


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by foggykaoru | 2012-09-04 22:57 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

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Commented by むっつり at 2012-09-05 04:30 x
まあ、コカコーラも最初はコカの葉の抽出液が入っていたそうですから
疲労感を麻痺させるのでしょうね
再び行かれましたら楽しみですね
Commented by foggykaoru at 2012-09-06 21:33
むっつりさん。
コカの葉、見るには見たんですけどね。
せっかくひどい高山病になったのですから、本気にしてせっせとしゃぶればよかった(苦笑)

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