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王妃と哲学

exciteブログでは、数か月前からアクセスの多い記事のランキングが右下に表示されるようになったのですが、最近、『王妃に別れを告げて』『ボーヴォワールとサルトルに狂わされた娘時代』のアクセスが着実に伸びてきています。

『王妃~』が伸びるのはまあわかる。
この本をもとにした映画『マリー・アントワネットに別れを告げて』が最近公開されたから。
でもどうやら原作とは似ても似つかない「キワモノ」的な話に改変されている模様。
公式サイトの予告編を見れば一目瞭然で、すっかり観る気をなくしてしまいました。
まあ、あの地味な原作をそのまま映像化するのは無理でしょうけれどね。
というわけで、映画のレビューを期待していらっしゃった方、ごめんなさいです。

ま、暇だったら観てもいいんですけどね。フランス語が聞けるし。
でも、この年末年始、観なくちゃならない映画が3本もあって忙しいんです。

そしてもう一つ。
なぜ今、『ボーヴォワール~』なのか?
検索してみたら、謎が解けました。
なんと昨年、『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』という映画が公開されていた!
そして最近、DVDが発売されていたのです。(公式サイトはこちら
そう言えば、昨年末にパリに行ったとき、モンパルナス墓地にある2人の墓を見たのでした。ほんとにたまたま。そのときの記事と写真はこちら
ううむ残念。映画観ておけばもっと感慨深かっただろうに。

by foggykaoru | 2012-12-17 20:28 | Trackback | Comments(2)

Commented by ふるき at 2012-12-18 21:56 x
 『マリー・アントワネットに別れを告げて』はベルサイユの観光客には未公開の使用人の部屋などと生活が観られるとの評もありました。
Commented by foggykaoru at 2012-12-19 19:49
ふるきさん。
>観光客には未公開の使用人の部屋などと生活が観られる
むむむ。そんなこと言われると観たくなっちゃいます。
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