神去なあなあ日常

三浦しをん作。

神去とは架空の村の名前。三重県の山奥にあることになっている。
都会育ちの若者がひょんなことから神去に行き(正確には「行かされ」)、林業に携わり、苦労しながらもだんだんとなじんでいくというお話。

うーん。

面白くないことはないんだよね。
山国(島国なのに)・日本にとって林業はとても重要。その林業が抱える問題点がよくわかるし、人間の「生」みたいなことも感じられる。
一読の価値はある。

でも
なんとなく食い足りない。100点満点で70点。
足りないもののひとつとして「時の流れ」が挙げられる。
『舟を編む』もそうだったけれど、途中ですっとばされた感じがする。

三浦しをんは、かつて宮部みゆきに対して抱いた気持ちを思い起こさせる。
世間からの評判がとても良い人気作家なのに、私にはちょっと物足りない。
宮部みゆきは3、4冊読んで、見切りをつけたのだけれど、三浦しをんもそろそろ見切りのつけどきなのかも。

これは純然たる私個人の好みの問題です。
三浦しをんのファンのみなさん、ほんとにごめん。

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by foggykaoru | 2013-05-03 22:04 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

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