イスラム飲酒紀行
2013年 06月 05日
酒好きの高野氏が「飲酒が禁じられているイスラム圏で、いかにして酒を飲むか」という命題(?!)に真っ向から取り組んだ大作・・・ではなくて、ごくごく軽~い本。
私のような、さほどお酒には執着がない人間からすると、「じたばたせずに諦めりゃいいのに」と言いたくなるのだが、じたばたするからこそ、こういうネタがたまるのであり、だからこそ本が1冊書けてしまうのだから、まあいいんじゃないのという感じ。
読んだとたんほとんど忘れてしまったのだが、砂漠のオアシスの話が印象的。
確か、散歩に出たら、オアシスの中で盛り上がっていて、それが揃いも揃ってけっこうなインテリ男性たちだった、とか。
イスラムだからと言って、厳格に禁酒の教えを守っているわけじゃない。
必ず抜け道というか、息抜きの場がある。
そういう手だてが必要なのです。
だって人間だもんね。
と、納得しながら読みました。
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by foggykaoru | 2013-06-05 21:32 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)
(簡単なやり方でないようならば、本を買うように、彼女にアドバイスします)
ドバイの話はあったかなあ。。。忘れてしまいました。
いずれにせよ、非常にアブノーマルな方法です。
まっとうな海外赴任の人にはたぶん無理なのでは。
エリートの子弟は欧米に留学したりしているので、いろいろ陰でやってるようです。親に隠れてね。