冠・婚・葬・祭
2013年 06月 15日
「冠」:成人式にちなんだお話。
「婚」:お見合いおばさんの「最後の仕事」に関する話。
「葬」:老人ホームで亡くなった女性にまつわるお話。
「祭」:お盆に集まった親戚のお話。
これはけっこう面白かった。
半身浴のおともにしようと思って借りたのに、車中のおともとして読んでしまった。ダメじゃん。
いちばん気に行ったのは「婚」
昨今、すっかり暇になってしまったお見合いおばさんの
「結婚においていちばん邪魔になるのは本人の意思である」
という言葉に納得。
結婚というのは、当人同士の問題ではあるけれど、それ以前に社会的なシステムでもあるんだよね。
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by foggykaoru | 2013-06-15 16:02 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)
共産主義や社会主義が完全に機能する社会って「家族」が限界サイズなのかも?