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神様からひと言

この本の著者である荻原浩という人は高野本で知りました。
高野さんのどの本だったかは忘れましたが、解説の文章が気に入って名前を覚えたのです。近年とみに物忘れが激しくなっている私が。これはすごいことです。
作家のみなさん、他の作家の解説の仕事がきたら、まじめに取り組みましょう。

主人公は若いサラリーマン。
甘いんだなこれが。ちょっとあんた世の中なめてんじゃないの的な雰囲気を濃厚に漂わせていて、しかも、思ったことをすぐ口にする悪癖がある。結果、あそこに行ったらおしまいだという姨捨山みたいな部署に飛ばされてしまい・・・

とても面白いです。
同じサラリーマンものでも、池井戸潤とはかなり違う。
こっちはユーモア満点。私はこちらのほうが好き。
でも、池井戸亮よりも忘れやすい。なにしろ読んだとたん忘れてしまいました。

ていうか、読んだということすら、忘れていた(苦笑)


楽しい本を読みたい人にお勧めします。


この本に関する情報はこちら

by foggykaoru | 2013-10-22 19:52 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

Commented by sataz at 2013-10-28 21:32 x
この人もけっこう振り幅の大きい人ですが、たいがいは暖かめのユーモアを感じて私は大好きです。
デビュー作につながるシリーズ「オロロ畑でつかまえて」「なかよし小鳩組」「花のさくら通り」(最後が一番いいですが、シリーズなので最初からがよいかと) や「あの日にドライブ」などが私は特に好きです。 
7、8割の作品が好きですけど・・・・
Commented by foggykaoru at 2013-10-29 20:00
satazさん。
お勧め作品、覚えておかなくちゃ。
いまいちの作品もあるんですね。まあそれが普通か・・・
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