旅する胃袋

著者は篠藤ゆりという人。
飽くなき食欲と強靭な胃袋を持っているのだそうだ。
初めての一人旅でインドに行こうと決めたとき、旅の準備として、手始めに実行したのは、「毎日カレーを食べる」ことだった・・・

ということで、彼女の旅のテーマは「食」
すぐに消える食欲と脆弱な胃袋を持った私にはできない旅である。

料理好きの人はいくらでもいる。
その国の料理教室に行ってみる人もいるだろう。
けれど、泊まった宿の人に料理をするところを見せてもらうという人はあまりいないだろう。
そんなふうにして覚えた料理のレシピがついているのもこの本の特徴。

なかなか面白かった。
でも、思っていたよりも地味な本だった。
地味というか、堅いというか。あんまり軽くない。
高野秀行氏が「エンタメ・ノンフィクション」略して「エンタメ・ノンフ」と呼んでいるジャンルとは、微妙に違う感じがする。

私にとって一番印象的だったのは、実は料理ではない。
モロッコでマラケシュからアトラス山脈を越え、サハラのオアシスをいくつか経由してフェズに至るコースを、著者は公共の交通機関で回っている。
私ったら現地ツアーで行くことしか考えてなかった。。。

冬のモロッコでは、夜の寒さと乾燥した空気に耐えることができず、ひどい風邪を引いて帰ってきたのだが、もしも上咽頭炎が治ったら、もう一度チャレンジしてみてもいいかも。

この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2014-01-14 21:00 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : http://foggykaoru.exblog.jp/tb/21473142
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< 放っておいても明日は来る イタリア家族 >>