パレオマニア

副題は「大英博物館からの13の旅」
池澤夏樹作。いちおう小説。でも「普通の小説」ではない。
名前も明かされない主人公が大英博物館に通い詰める。その次に、印象深かった作品が発見された土地に実際に行ってみて、いろいろ思索にふける、、、というお話。
主人公は明らかに作者本人。
つまり池澤さんが世界中を旅してまわった記録を、小説の体裁で書いたもの。
ほんっとに贅沢なことしてるなあと羨ましくなる。

一つ一つの作品と旅がしっかりと書かれているので、読みでがある。1日に1つで十分。一気に2つ読むととお腹いっぱいになってしまう。

実際に行ったことがあるカンボジアとメキシコの話はさすがによく理解できた。
うなずけるというか。それでも作者独自の視点が新鮮だった。

オーストラリアのアボリジニの旅が印象的。
あの大陸にはほとんど興味がなかったのだけれど、行ってみたくなった。

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by foggykaoru | 2014-08-22 23:39 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

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Commented by naru at 2014-08-25 22:29 x
アボリジニは、上橋菜穂子さんの研究対象でしたよね。

映画「クロコダイル・ダンディー」で世界的にも有名になったけれどでも、合計3年半住んでも、一人も会いませんでした。
(テニスプレイヤーのイヴォンヌ・グーラゴングの試合を見た以外は)
Commented by foggykaoru at 2014-08-26 23:04
naruさん。
オペラ歌手のキリ・テ・カナワもアボリジニの血を引いているんじゃなかったかな。

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