ヒコベエ

「国家の品格」ですっかり有名になった藤原正彦の自伝的小説。

数学者でありながら文才もあるなんてすごいと思っていたけれど、エッセイは上手でも小説書くのは得意じゃないのだということがよくわかりました。
正直、作品自体は大したことないと思います。
もしも彼が無名人だったら、自費出版して身内に配って、「あら、けっこう面白いわね」と親戚の間で評判をとったことでしょう。そんなレベル。
彼が新田次郎と藤原ていの息子である著名な数学者だからこそ、興味をもって読めるし、楽しめる。ものすごく楽しめる。

藤原ていの「流れる星は生きている」とその後日談「旅路」とかぶっているのがつまらないと思う人もいるかもしれない。私は楽しめました。


この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2015-02-11 20:53 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

トラックバックURL : http://foggykaoru.exblog.jp/tb/23475625
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by むっつり at 2015-02-14 00:45 x
「たかが経済」とのたまう御方ですからね
物事を立体視出来ない御仁かと判断し、国家の品格以外の著作を読んでいないですよね
Commented by foggykaoru at 2015-02-18 20:50
むっつりさん。
私は英国留学記は読んだんだけど、国家の品格は読んでないんです。
話題の本をあまり読まないもので。。
私にとっては「藤原ていと新田次郎の息子」なんです。

<< 恋するソマリア 久しぶりの村上春樹 >>