永遠に捨てられないもの
2015年 03月 19日
「断捨離」とか「こんまり」がブームになるよりもずっと前、思い立って大々的な片づけをしたことがあります。
当時の主眼はあくまでも整理整頓だったので、今回に比べると、捨て方が甘い。
それでも「これは捨てていいんじゃないか」と思ったものがある。
それはこの3冊の辞書。
辞書は(古語辞典でもない限り)生もの。
特にこの程度の日常使いの外国語の辞書は、どしどし新しいのに買い替えるべき。
でも捨てられなかった。
その理由は見開きにあります。
ラテン語です。
その昔、イギリスの学生が、辞書の見開きに書いたのだそうで。
「この本はわたしのもの
証人は神様
もし盗めば
首つりにされる」(神宮輝夫訳)
これを書いたときの気持ちがよみがえってきて、どうしても捨てられないのです。
by foggykaoru | 2015-03-19 19:19 | 児童書関連 | Trackback | Comments(4)
私はいまだに紙の辞書がメインです。。
私も「テスティスイストデウス」までしか言えません(苦笑)