小説に書けなかった自伝

新田次郎の自伝。
彼の子供たちの本を立て続けに読み、この本まで読んでしまった今、もう新田家の話はいいかなという気分(苦笑)

巻末の年譜を見ると、気象庁職員と兼業しながら、よくもまあこんなにたくさん書いたものだと驚嘆する。
ほんとうに勤勉で、かつ、身体が丈夫な人だったんだなと。(その体質を受けついだお蔭で、幼い子供たちも満州からの帰還を果たしたわけだ。)

この作品は60代に書かれたもの。
そのわりに書きぶりが「青い」。それは「若さ」やバイタリティーに通じる。
「老成」という言葉とは真逆。そこが彼の個性であり、魅力なのだろう。
そして、それは彼の妻にも共通しているような。

自伝それ自体よりも、年譜の後に収録された、藤原ていによる「我が夫」、藤原正彦による「我が父」が興味深かった。


この本に関する情報はこちら


・・・今、ブログを見直したら、この本の前に読んだ本のことを書いてなかったことに気づきました。その本のことは後日。
[PR]

by foggykaoru | 2015-04-15 19:54 | 伝記・評伝 | Trackback | Comments(2)

トラックバックURL : http://foggykaoru.exblog.jp/tb/23922760
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by eriko929e at 2015-04-16 14:14
頑丈な人は羨ましいです。(❛ ◡ ❛)❤
私ひ弱。
Commented by foggykaoru at 2015-04-18 07:08
eriko929eさん。
私もとってもひ弱です(号泣)

<< 父への恋文 わたしのウチには、なんにもない。 >>