父への恋文

副題は「新田次郎の娘に生まれて」
著者の藤原咲子は満州から命からがら逃げ延びてきた新田家の末娘。

栄養失調で育たないのではないかと危ぶまれていた娘のことを、父・新田次郎は慈しんで育てた。しかも自らの手で文章指導をして「お父さんがどうやって小説を書いていたのか、お前が書くのだよ」と語ったという。
気象庁勤務と作家稼業だけでも十分に忙しいのに。
愛情深いお父さんになる条件の一つは「身体が丈夫なこと」なんじゃないか
なあんて思ってしまいました。

しかも丈夫な人は長患いをしないで、バタンと死ねるわけで。羨ましい。
(新田次郎はまだまだ仕事をしたかったんだろうけど)

これを読んだあと、「小説に書けなかった自伝」を読んで、「もう新田家の話はいいかな」と思った次第。

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by foggykaoru | 2015-04-21 20:54 | 伝記・評伝 | Trackback | Comments(0)

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