はい、泳げません

高橋秀実著。
泳げない著者が、水泳を習うお話。

私だって大して泳げないけれど、
いやー 水が怖い人ってそうなんだー 
とびっくりさせてくれるところがたくさん。

水の中って、全く違う世界だからこそ、素敵だと思うのに。

コーチは手を変え品を変え、教えてくれる。
でも著者は、そのいちいちにひっかかる。とにかく理屈っぽいのです。

たまにうまくできると、「できた!」という嬉しくなる。
その嬉しさを噛みしめるために、立ち上がる。
それを見たコーチ、「なんでそこで立つかなあ」とため息をつく。

という感じの本。面白いです。

ほんとに、なんでそこで立つかなあ・・・

それにしても、著者は東京外語大卒なんですね。ふーん。

というのは、いちいち理屈でひっかかるのは、語学上達には損なタイプだから。少なくとも、初級の頃は、言われたことを素直に覚えるしかない。
私は世間一般の平均よりも、多くの外国語をかじっているので、外国語を学ぼうとして語学学校に集ってきた人にも比較的多く出会っている。
その私の経験から言うと、外国語習得、少なくとも初歩レベルの習得に関しては、女性のほうが男性よりも向いている。(あくまでも一般論)
男性はどうでもいいところでひっかかる。(あくまでも一般論) 理屈っぽい。
理屈でひっかかっても意味無いのに。なにしろ「ネイティブがそう言っているから」で終わりなんだから。
上級レベルになったら、理屈っぽさは逆にプラスになるんですけどね。

だから著者は語学向きじゃないな、と思ったのです。(でも男性としては普通だということ)


高野秀行の「腰痛探検家」に通じるところがあって、著者の「弱くても勝てます」に迫る面白さです。
でも、紙媒体の本は、ユーズドでしか入手できないんですね。
Kindle版は440円ですって。
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by foggykaoru | 2015-06-24 21:40 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

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