英国貴族の令嬢

以前読んだ「英国メイドの日常」と同じシリーズ。著者も同じ村上リコという人。けっこう大した人なんじゃないかと思う。
最初に読んだ「メイド」のほうが新鮮だったけれど、これはこれで面白い。
中身が濃いわりに、写真がたくさんあるので気軽に読める。

19世紀~20世紀初頭の英国貴族の令嬢がたどった典型的な一生を細かく説明されている。
結婚しなかった(できなかった)ケースのことがあまり述べられていないのが、ちょっと物足りない。
アガサ・クリスティーなんか読んでると、けっこういるんだよねえ。ずっと独身で、いったい何して暮らしてるんだかよくわからない上流階級の女性が。


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by foggykaoru | 2015-07-29 22:23 | 西洋史関連 | Trackback | Comments(2)

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Commented by むっつり at 2015-07-30 19:59 x
ミス・マーブルも独身ですから
何気に気になったのですが、ランサムの「マリア大おばさん」も独身では?
中産階級の女性って、働くって考えられない時代だったんですよね
たとえ生きがいの為だったとしても…
ナイチンゲール女史の功績が光り輝く英国史でも。多くの女性は令嬢としてその生涯を終えたんですよね
Commented by foggykaoru at 2015-07-31 15:54
むっつりさん。
そうそう、マリアおばさま。
絶対に独身ですよね。
同じ階級の中で結婚相手を見つけられなかったら、一生独身を選ぶしかない。
娘が何人もいる場合「この娘は結婚させずに親許に残しましょう」と親が決めてしまったりすることも珍しくなかったそうです。

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