秘境駅へ行こう!

神保町に行ったついでに書泉グランデに立ち寄りまして。
この書店、前からオタクの匂いがたちこめているなあと思っていたんだけど、ますますすごくなってました。

私が行くのは「旅行」と「冒険」のフロア。
最初に行ったのが「旅行」のほう。
エレベーターを降りてギョギョギョ(さかなクンじゃないよ)

そこは90パーセント「テツ」の世界でした。
書店なのに、本以外のもの(鉄道関連のグッズとか)が山ほどある。
「地球の歩き方」も置いてあるけど、申し訳程度。そういうフツーの本は、フツーの書店のほうがよっぽど品揃えがいい。

そんな中で見つけたのがこの本。
高野秀行氏のお薦め本だったなあと思い出して買ってみました。

たかが日本の鉄道の駅。「秘境」たって大したことないでしょ。電車に乗ってりゃ行けるわけだし。
という私の予想は覆されました。

「電車に乗ってりゃ行ける」とは限らない。
通り過ぎちゃうんです。各駅停車が少ないから。
下車したら翌日まで電車が来ない、ということも。
周囲には旅館はおろか、人家すらない。
だから「駅寝」するしかない。

あと、駅に到達する道が無い駅がある、というのが衝撃でした。
車の通る道が無いのはもちろん、人のための道も無い。
きっと、もとはあったんですよね? 
誰も使わないからなくなった、ということですよね?

日本の鉄道を乗るだけで、こんな冒険ができるとは。
なにしろこの人、北海道の秘境駅にはわざわざ冬に行くんです。物好き~! 
でもその心意気がなんとも素敵。

でも私にはできないんだよね。
真冬の北海道はもちろんだけど、そもそも私は「駅寝」なんかできません。

でも、通りすぎるだけでもいいかも。
たとえばJR山田線。
去年、「あまちゃん」めぐりの旅を敢行したとき、盛岡~宮古をバスで行ったんです。だってそれが普通の行き方なんだもん。
あまちゃんツアー、もう1回やろうかな。山田線に乗るために(!)

あと、飯田線にも乗ってみたいかも。

私は海外旅行で公共の交通機関に乗ってのろのろと移動するのが好きなのです。だから、「乗り鉄」的な体質はあるんだろうなと、新たな自覚(?)みたいなものが生まれました(苦笑)


牛山隆信著。
ネタがすごいだけじゃなくて、文章が上手。
続編の「もっと秘境駅へ行こう!」も読みたくなった。

この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2015-11-23 22:31 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(4)

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Commented by むっつり at 2015-11-24 06:32 x
電車でしか行けない駅ってテレビで紹介していました。たしか駅から道が一本だけ谷にかかる橋に綱飼っているだけ。で、箸から先は道がないようでしたが…
Commented by naru at 2015-11-24 11:04 x
日本再発見、という匂いのする本ですね、おもしろそう。

小説を読んで、似たような体験をしたのですが、
フィクションとわかっていても、壮絶な自然やコミュニティ描写で。
それも北海道を舞台にした短編集でした。

やっぱり北はキビシイ土地柄なのかな。
Commented by foggykaoru at 2015-11-24 20:18
むっつりさん。
>電車でしか行けない駅
似たような駅は一つじゃないのかもしれません。
Commented by foggykaoru at 2015-11-24 20:20
naruさん。
秘境駅の中で「厳しい」自然に対峙するというのは、そうは多くはなさそうです。
その手の体験をしたいなら、北海道に冬行くしかないのかも。

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