木暮荘物語

三浦しをんの小説。
木暮荘というおんぼろアパートの住人たちの人間模様。
「性」がメインテーマだったのにはちょっと驚いた。

今まで読んだ彼女の小説は、どれも5段階の3.8~4ぐらい。
そこそこ面白いけれど、5はつかないのです。
この作品もそう。
間違いなく面白い。読みやすいし、味わいもある。
でも、なーんとなくちょっぴり物足りない。
(「風が強く吹いている」は、たぶん物足りなくない作品なのだと思う。でも私は、その直前に「一瞬の風になれ」を読んでしまったので、二番煎じみたいに感じてしまったのだと思っている)


「舟を編む」では「えーっ、ここはすっとばし?」と思った。
今回は「えーっ、この人はこの後どうなるの?」

あと、結末がちょっと意外です。
そっちにワープして終わるんかい、という感じ。
(悪いわけじゃないけど)

彼女は「小説家」というより、「エッセイスト」なんじゃないかな。

今まで読んだ彼女の本の中で、私のイチオシは「あやつられ文楽鑑賞」です。
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by foggykaoru | 2016-02-23 21:09 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

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