世界飛び地大全

著者は「国マニア」の吉田一郎。
ネットでユーズドを購入。

一項目が短いし、たくさんの項目を一気に読むと、頭がごちゃごちゃになる(少なくとも私はそうだった)ので、通勤車内などで、毎日ちびちび読むのに向いている。
読み終えるのに1か月ぐらいかかった。その間に小説を読んだりしていたということもあるが。

この本を読んで今更ながら気づいたのは、「アドリア海の真珠」として名高いドブロブニクが飛び地だったこと。
バスで北上するとき、ほんの10分ぐらいボスニア領内を通ったことはよく覚えているが、「飛び地」という概念は頭に浮かばなかった。
「内陸の国・ボスニアが、海への出口を欲しがったんだろうな」と思っただけだった。
でもそうじゃなかった、ということが書いてある。
あそこは海に面していても、ろくな港があるわけじゃなくて、役立たずなんだそうで。

ドブロブニクはけっこう大きいし、飛び地であるというデメリットはたいしてなさそうだけれど、世界各地には信じられないほど小さな飛び地や、飛び地であるために生活が恐ろしく不便になっているところとかが、たくさんあるのだそうだ。
世界地理好きな人、そういった薀蓄が好きな人にはお薦め。
[PR]

by foggykaoru | 2016-06-05 08:48 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(8)

トラックバックURL : http://foggykaoru.exblog.jp/tb/25673743
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by むっつり at 2016-06-05 10:01 x
国土って領土
近代国家の概念が確立する前は、領土って王侯の私物でしたからね
公器って考え方が無かったので、国民(領民)の都合なんてないがしろに
Commented by ふるき at 2016-06-05 10:20 x
私もバスでドブロブニクからスプリットに向かう途中に、ボスニア・ヘルツェゴビナを通過したのを知りました。地図をよ~く見ないと気付かないですね。
Commented by Titmouse at 2016-06-06 14:37 x
身近には、町田あたりの神奈川県境が基本的に川だけどちょこちょこ飛び地があるんですよね。町田駅前のヨドバシカメラあたりが実は神奈川県らしくて、ヨドバシの立体駐車場ではカーナビが「東京都に入りました」「神奈川県に入りました」って繰り返すとか。試してみたい~。
Commented by foggykaoru at 2016-06-07 22:27
むっつりさん。
そう。現在の飛び地の多くは、昔の領主が適当なことをやった結果なんです。
Commented by foggykaoru at 2016-06-07 22:28
ふるきさん。
国境で一応ちょっとストップしませんでした?
私は行く前から興味深々でしたけど。
Commented by foggykaoru at 2016-06-07 22:30
Titmouseさん。
あっ、そういえば、町田のあたりに飛び地ありますよね。
行ったことがあるわけじゃなくて、小さい頃から地図を見るのが好きだったから、「変なことになっているんだなあ」と思ってました。
Commented by むっつり at 2016-06-08 05:40 x
飛び地なら奈良県と三重県の間に和歌山の飛び地があります
北山村と言いますが、村と言う自治体単位で飛び地って全国的にも珍しいはずです
Commented by foggykaoru at 2016-06-08 20:51
むっつりさん。
ふーん。
そこに住んでいる人は和歌山がいいんでしょうかね。
「笑ってコラえて」はまだ行ってないのかな?(←無意味なつぶやき)

<< ヴァイオリン職人の探求と推理 羊と鋼の森 >>