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スターリンの鼻が落っこちた

児童文学です。
作者はユージン・イェルチンという、旧ソ連生まれの人。
後になってアメリカに亡命したそうです。
きっといろいろあったんだろう。。。

タイトルから想像できるとおり、スターリン時代のお話。
主人公は、スターリンを英雄としてあがめている素直な少年。

ほんっとに恐ろしい時代だったのだということがよくわかる。
けど、児童文学として好きかと問われれば・・・ 否。

岩波書店の本です。
最近、少年文庫で盛んに昔の本の復刻版や新訳版を出したり、それ自体は悪いことじゃないけれど、新しい本を開拓する力がなくなってしまったんじゃないかとちょっぴり心配してた岩波書店。
久々に新しい本を出したんですね♪

で も

新しい本っていっても これかよ! と思わないでもない。
ものすごくマイナーな方向に切り込んだな という感じ。

別にいいんですけどね。。。


by foggykaoru | 2016-12-07 21:13 | 児童書関連 | Trackback | Comments(2)

Commented by Titmouse at 2016-12-08 20:28 x
この本は知らなかったのですが、久々というほどでなく新しい本はそれなりに出しているような気がします。「庭師の娘」(同じ2013年の出版ですね)とか良かったですよ。もっと新しい本で気になってて読んでないのもあったような…(最近全然読んでなくて情けないです)。少年文庫化に忙しいというのは言えますね。
Commented by foggykaoru at 2016-12-11 11:46
Titmouseさん。
ちょっと話題になる児童文学の大多数が岩波以外なので、大丈夫かい?と思ってしまうんですよね。
もっとも、昔とちがって、児童書を扱っている出版社が多いんでしょうけれど。
「庭師の娘」ですね。覚えておきます。
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