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「世界ふしぎ発見」を見て

この番組、映画とのタイアップ企画のときは予想を超える展開になります。

「二つの塔」のときは、「ローハンの墓所に咲く花は白い」から「ロケ地となったニュージーランドにも白い花がたくさんあります、それはなぜでしょう?」という強引な展開。
「王の帰還」のときなんざ、フランスのブルターニュ紀行でした。「私のための企画か!」と言いたくなるほど、個人的にはツボだったのですが、フランス嫌いのトールキン教授を思うと、ほとんど言語道断だったといえます。

今回の「ライオンと魔女」は、冒頭こそまともにオックスフォードでしたが、2問目からアイルランドに飛んでいったのにはびっくり。
思わず「そうくるか・・・」とつぶやいてしまった。。。

魔女の食べ物がプリンではなく、ターキッシュ・ディライトであるということを、この番組で初めて知った、という人がけっこう多いらしいです。瀬田さんご自身があとがきで正直に書いてるんですけれど。

名前だけは知っていても、どんなお菓子なのかわからないまま年月を経て、私はやがてインターネットなるものに手をそめます。そして、現在は更新が止まっているこのサイトに出会い、「ターキッシュディライトというのはどういうお菓子ですか?」と質問し、答えを得たのが、2000年。

実際にターキッシュディライトを食べたのは、さらにもうちょっと後。

それは私が属している某英国児童文学作家のファンクラブの会合のときのことでした。
会員の1人がルーマニア土産(!)の謎なお菓子を持ってきたのです。いったい何なのだろうとよくよく見ると、英語で「Turkish delight」と書いてありました。持ってきたご本人はかなりのナルニアファンなのですが、それと知らずに買ったのです。気づいたとき、一堂「おお、これがかのプリンなのか!」と感動の声を上げました。
ウキウキして試食してみたら・・・
・・・・・・みんな無口になって、、、

甘いだけじゃん 
この程度のものでたらしこまれたの?
しょせん子供なのねえ・・・

という結論になりました(爆)


ところで、今回のナルニア特集ですが、なんとそのときのメンバーと一緒に見たのです。別にそのためにわざわざ集まったわけではなく、冬のさなか、たまたま集まる機会があり、たまたまその場にテレビがあり、誰かが「そういえば今日はナルニアだ!」と思い出したというわけ。

その集まりに遅れてきた人がひとりいました。
彼女は、あるものを窓ガラスに投げつけるというきわめてランサム的な方法で、自分の到着を知らせようとしました。
でも、中にいる私たちは、テレビに夢中になっていたため、その合図に全く気づかなかったのでした。。。

by foggykaoru | 2006-02-20 20:24 | 児童書関連 | Trackback(1) | Comments(11)

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Tracked from 「指輪物語」よもやま at 2006-02-23 07:44
タイトル : ■白い姫とプティングの衝撃
「姫はわたしの中に、ただある影、ある思念を愛されたにすぎぬ。誉れと偉大な功の望み、そしてローハンの平原から遥かに遠い国々といったような。」 というアラゴルンのセリフがある。 原作の寮病院の場面にね。 読んだ時、「いやあ的確な表\現だ。そういうことってあ...more
Commented by イグルー at 2006-02-21 19:19 x
3月に伊勢丹でやるナルニア展(URL参照)で、ターキッシュ・ディライトが買えるようですよ。楽しみです。

ちなみに、ルーマニアではなくボスニア土産だったと思いますです。
Commented by イグルー at 2006-02-21 19:49 x
今ちょっと検索してみたところ、ちゃんとは読んでいませんが、こんな記述が出てきました。(「In Popular Culture」のところ)
>Turkish Delight is sometimes a euphemism for hashish candy, as hashish is sometimes thought to have been an ingredient in the original recipie.

ターキッシュ・ディライトが“たらしこむお菓子”として出てきたのはそんなわけのようです。
Commented by foggykaoru at 2006-02-21 20:35
イグルーさん。
ルーマニア、じゃない、ボスニアのターキッシュ・ディライトの味を思い出すと、またぜひ食べたいという気はしないのですが、こうやって売り出されるとなると、つい買ってしまいそうです(苦笑) 1つだけ買って、みんなで分けましょうか(爆)
Wikipediaの解説、もったいないので、記事として使わせていただきました。教えてくださってどうもありがとう♪
Commented by ケルン at 2006-02-21 21:31 x
>甘いだけじゃん 
>この程度のものでたらしこまれたの?
>しょせん子供なのねえ・・・

大人になってから、この本を読んだ私は、それほど「おいしそう」という印象も持たずに来てしまいました。

私も、実物のターキッシュ・ディライトは、特に好きというわけではありませんが、今は逆に、当時の(英国でも)子どもは、あまり甘いものは食べていなかったのかなー、なんて思いました。
そういえば、あれは疎開中の話でもあったわけだし。

食習慣として、クッキーとかケーキとか、日本よりは甘いものを食べていただろうけれど、「バナナやチョコレートが貴重だった当時の日本人」に通じる話ではないのかなあ。七つの海の大英帝国はそうでもなかったのかなあ。
Commented by Titmouse at 2006-02-21 22:26 x
アスランの意味を教えてくれた友人は「洋風羊羹」と形容し、別の人は「見た目はゆべし」と言ってたっけ。私には、子どもの時食べたオブラートで包んであるようなゼリーがちょっと薬くさいようなものと思えました。
ゆべしは好きなのでお土産に買ってきたんだ♪
Commented by foggykaoru at 2006-02-22 20:27
ケルンさん。
そうそう、人間の歴史の大部分において、「甘い」=「うまい」だったのだから、甘いのはいちばんの味のはず。
甘いだけだなんて文句を言うのは贅沢な現代人だけ。
Commented by foggykaoru at 2006-02-22 20:28
Titmouseさん。
ゆべし、私も好きです♪
Commented by ケルン at 2006-02-22 22:42 x
引っ張ってすみません。

>甘いだけだなんて文句を言うのは贅沢な現代人だけ。

星新一の作品を思い出しました。
(タイトルは忘れましたがネタばれです)

タイムマシンを作って江戸時代に行った学者とその助手。
殿様に、「お前のきた時代から一番のご馳走を持ってまいれ」と命じられ、助手は現代に戻っていちばんのご馳走を持って帰り、献上する。
殿様は、「こんなものを持ってきて、馬鹿にするな」とかんかん。

助手が現代から持っていったのは何かというと・・・

鮎の生き造りでしたとさ。
Commented by ふゆき at 2006-02-22 23:28 x
みたみた、ふしぎ発見。
おもしろいね。
ルーシーってそんな意味だったんだーとか、いろいろ。
ターキッシュデライトをプリンって訳したのもすごいよね。
ふゆきは、どうやってプリンをちょっとずつ与えていたのかひじょーに不思議だったのですが、ターキッシュデライトなら納得。。
でも美味しかあない、、、気がする。
北アイルランドのあの辺りなんだね。
ふゆきがいった頃は、ダンルース城は入れたけど、他エリアは、コウテイエキのおかげで、トレッキング等々いけなかったんだよな~なんて懐かしく思っていました。
お土産がアランセーターなのは、ちょい違うかんじ。(笑)

前に、ツバメ号とアマゾン号をみにいったように、ライオンと魔女もいきたいなあと、、思います♪
Commented by foggykaoru at 2006-02-23 21:05
ケルンさん。
たぶん、何を持っていっても怒られたんじゃないかしら。
口に合うはずないもの。
Commented by foggykaoru at 2006-02-23 21:07
ふゆきちゃん。
きっとあのあたりのこと、知ってるんだろうなあと思って見てました。
あの古城、「カスピアン王子のつのぶえ」の冒頭に出てくるケア・パラベルの様子に似ている、、、と一緒に見ていた人が言ってて、なるほどと思いました。
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