中川祐二著「英国式暮らしの楽しみ方」

写真展がきっかけでお近づきになった中川さんの著書。半分旅行記、半分英国に関するエッセイという感じの本です。英国好きなら楽しく読めること請け合い。

記事自体の面白さもさることながら、この本の魅力の多くを担っているのは写真。美しい英国の田園風景を堪能できます。

ランサム・ファン必読・必見なのは「運河を旅する」という章の中の「ザ・ブローズ」の項目です。
ザ・ブローズとは「ノーフォーク湖沼地方」のこと。
他の項目は、いわゆる「普通の英国ファン」向けに書かれているのですが、ここばかりはランサマイト魂丸出し。「わかる人にはわかるだろ」と開き直って、100パーセント書きたいことを書いているような感じです。この項目、写真も思い切りランサム関連なので、まさに眼福。

私にとっては、最後の2章「交通事情」と「暮らしのなかのパブ」が、けっこうツボでした。

ちょっとだけ突っ込ませていただきますと、地名が2箇所違ってます。
「スランゴレン」じゃなくて「スランゴスレン」、「マッキンレース」じゃなくて「マハンフレス」です。イギリス人だって間違える人がたくさんいることでしょう。なんせウェールズ語ですから。ほんとに意地悪な小姑みたいなこと言ってすみません。私だって「灰色の王」を読んでなかったら知りませんでしたもの(^^;

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by foggykaoru | 2006-05-19 21:28 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

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Commented by Titmouse at 2006-05-19 23:06 x
まあその地名は、(マッキンの部分以外は)LLの音をカタカナでどう表すかっていう問題ですからねえ。片方では「スレ」、もう片方では「フレ」になっているほど難しいのだし。スランゴレンという表記は目にすることがあります。
Commented by foggykaoru at 2006-05-22 21:02
Titmouseさん。
確かに外国語のカナ表記というのは、便宜上のものであって、正確なものではないんですよね。。。それに、このあたりの地名はジモティ以外には読めないんでしょうし。

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