ヴェネツィアは海の国、船の国
2007年 06月 03日
そのとき、個人的に最大の「ツボ」だったのが実はこれ。
ヴァポレット(水上バス)が停留所に停まるときに、車掌、じゃなくて船掌(?)が使うロープです。
くるくるっとひっかけるだけで、結びもしない。
けれども、ロープ同士の摩擦によって、しっかり留まります。
出発するときも、結んでいないのですから、簡単にはずせます。
「結ばないロープ」の偉大な力は、ヨット「ツバメ」に乗せていただいたときに初めて知ったのですが、まさかヴァポレットでそれと再会するとは。
かつて帆船で東地中海を制覇した、ヴェネツィア共和国の栄光の残像を見た思いでした。(日本でも、ヴェネツィアのように船が「日常の足」であるところ(んなところ、あるのか?!)では、同じことをやっているのでしょうけれど。)
メインサイトで長期連載した旅行記「アドリア海の風に吹かれて」、ついに最終回を迎えました。
旅の最後にとっておいた、ヴェネツィアの海洋史博物館のことも書いてます。
by foggykaoru | 2007-06-03 06:21 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(12)
それがオスマン帝国をも打ち破った秘密だとか?
地中海の覇者の名残りですね
ゴンドラに乗る程のお金が無かったのでせめて・・船の都ですし。
日常の足っていうか自転車感覚というか、そんな感じですよね船。
瀬戸内には結構あると私も聞いていますが、まだ、乗ったことはありません。
明石と淡路を結ぶタコフェリーとか、挑戦してみたいのですが。
かっての水の都も見る影もない大阪・・・う~んでも、安治川だかどこかで
たしか渡船みたいな通勤の船がまだあると聞いた記憶が・・・調べておきますねっ♪
ロープの末端を、最後に回したわっかの下に通すのは、ヨット流。商船でもこれが多いです。(写真もそうですね。)対して、下を通さずにそのままにしておくのが帆船流です。
解けたりしないように確実にするのと、いつでも敏速に解けるようにする違い、と
いったところでしょうか?
島から通勤・通学をする人、逆に島へ通勤する人・・・。
高校の時の友人に小豆島から通学している子がいて、5月の中間テストの頃にきまって濃霧で船が止まってしまい、追試を受けたりしていました。(大変・・・)
ホントかどうかは知らないけれど、公立の学校の先生は一度は島に赴任させられるという噂もあります。
瀬戸内の島々を結ぶ船は、こういうロープ使いをするのかしら?
6月10日の講演会、運良くあたって、行けることになりました。
もしかしたら、当日お会いできるでしょうか。
こちらのブログを読んでいても、わくわく感がめいっぱい伝わってきます。とても展覧会も講演会も楽しみです♪
では、よろしくお願いいたします。
ps)こちらのブログにリンクしましたが、よいでしょうか。
ランサム展のこと、書いてくださってありがとうございます。リンクまでしてくださって重ね重ねありがとうございます。
私は10日の昼間、憎たらしい海軍大臣の呼び出しがあり、講演会には行けないのです。その後の懇親会の終わりのほうには間に合うつもりです。
もしもお時間がおありでしたら、ぜひぜひおいでくださいね♪