「赤い風船」「白い馬」

フランス映画です。「白い馬」は1953年、「赤い風船」は1956年の作品。銀座シネスイッチで29日まで、というので、大急ぎで行ってきました。

同じ監督の作品ということで、続けて観るとワンパターンではあります。
どちらも子供が主人公で、子供と何かの交流を描いている。子供と馬、子供と風船。
どちらも台詞が極端に少ない。
フランス人というのは饒舌な国民のわりには、寡黙な映画が多いような気がします。言葉で綴るのは他の表現手段でもできるから、映画では映像に専念しようするのかな。

そしてどちらも結末は・・・


でも、ワンパターンだけど、すごいのです。
今から半世紀前に、こんな映像を撮っていたなんて。驚嘆します。

パリのうらぶれた街角に浮かぶ目にしみるほどの真っ赤な風船。
今だったらCGで処理してしまうでしょうね。花火だってCGの時代だし(苦笑)

カマルグの大湿原での馬の疾走。
アルウェンとナズグルの追いかけっこは50年前にすでに実現されていたのです。


「白い馬」のほうはモノクロです。
モノクロでも美しいけれど、「赤い風船」の色彩美を見てしまうと、こっちもカラーで見てみたかったと思います。
真っ青な地中海と真っ白な馬を見てみたかった。監督自身も撮りたかったのでは。


「赤い風船」の舞台はいったいパリのどこなんだろうと思いながら観ていたんですが、めったに買わないプログラムを買って謎が解けました。
20区。ベルヴィルです。未踏の界隈でした。今度パリに行ったらぜひ探訪してみたいです。


この映画の公式サイトはこちら
銀座は明日までだけど、9月6日から渋谷のシネ・アミューズで上映されます。
[PR]

by foggykaoru | 2008-08-28 21:55 | 観もの・聞きもの | Trackback | Comments(4)

トラックバックURL : http://foggykaoru.exblog.jp/tb/9571020
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ケルン at 2008-08-28 23:07 x
へえ、これは面白そう。知らない監督です。
(予備知識を入れないため、トップページだけ見てきました)

〉フランス人というのは饒舌な国民のわりには、寡黙な映画が多いような気がします。言葉で綴るのは他の表現手段でもできるから、映画では映像に専念しようするのかな。

なるほど・・・そういえばそうかもしれませんね。

明日は無理ですが、別の映画館でやるならそちらに行こうっと。ありがとうございます♪
Commented by むっつり at 2008-08-29 00:22 x
「出会えてよかった」
とても見に行けないので、ストーリーを確認…
馬も風船も象徴ですね
見る人の環境や経験で解釈は異なるでしょうが、私なりに解釈すれば、自由や愛の具象化したものに思えてきます
Commented by foggykaoru at 2008-08-29 20:58
ケルンさん。
映画を観たあとで公式サイトを観たので、渋谷でやるなら慌てて銀座に行かなくてもよかったかな?っとちょこっと思いました(苦笑)
でも、時間的に余裕があるのは今のうちなんで。
Commented by foggykaoru at 2008-08-29 20:59
むっつりさん。
上映する映画館は少ないけれど、関西でもやっているところがあるので、よろしかったらぜひ。
女性向きの映画なので、奥様を誘ってみては?

<< ・・・イギリス人って! 「オーラ、アミーゴス」 >>