アガサ・クリスティー著「五匹の子豚」(早川書房)
2005年 03月 06日
彼女が書いた66の長編のうち、未読は残すところ5作品となりました。
彼女のパターンを熟知してしまっているので、もはや犯人探しのドキドキ感を味わうことはできません。でも、まるで久しぶりに再会した旧友のように、作品とふれ合い、ひとときのお喋りを楽しむことはできます。
その楽しさは、期待以上ではないけれど、以下でもない。
これはすごいことなのではないでしょうか。
犯人の最後の言葉が心にしみました。
クリスティーはあったかくていいなあと思います。甘いと言う人もいるだろうけれど。
<クリスティー未読リスト>
ゴルフ場殺人事件・三幕の殺人・もの言えぬ証人・死が最後にやってくる・死への旅
by foggykaoru | 2005-03-06 19:10 | 推理小説 | Trackback | Comments(4)
「5匹の子豚」も^^
かおるさんの未読5冊、わたしの好きリストに入っている作品ばかりです
ヘイルティングス&ポアロのやりとりが好きなものが2冊
クィン氏に関係してくる人物が出ているという理由だけで幸せな1冊
そして大好きなエジプト
子供の頃はミス・マープルひいきでしたが、今は断然ポアロです
クイン氏に関係した人物・・・まずいなあ、クイン氏ものの内容、ほとんど覚えていないわ。。。
私の好きリストに入っているのは
シタフォードの謎とか、書斎の死体とか、NかMかとか、葬儀の後でとか、、、うわー、とまらなくなっちゃう!
うわ~!大好きです
すでに本はボロボロ(笑)
短編集も好きです
「スリーピング・マーダー」は最後にとても元気なミス・マープルに会えて嬉しい作品でした
それから・・・・・ってわたしも止まらなくなりそうです!
あと、「バートラム・ホテルにて」はイギリス旅行中に読んだせいか、とっても思い出深いんです。あのホテルでアフタヌーン・ティーしてみたいです。