北洋船団女ドクター航海記

ランサム掲示板で話題になっていた本。先日、映画の試写会のために神保町に行ったとき、ふらっと入った古本屋で偶然見つけて、迷わず購入しました。

タイトルどおり、北洋船団の船医になった田村京子さんという女性の体験記。
昭和57年、男ばかりの遠洋漁業の世界に、一人で飛びこんでいったのです。もちろん日本初の壮挙。

田村ドクター、なかなか魅力的な人です。この人が男だったらさぞかしモテたことでしょう。
その上、内容的に興味深いことばかり。つまらない本になるはずはない。
とはいえ、ただあったことを書いたってそうそう面白い本にはならないのだけれど、この人、なかなか筆が立つんです。どなたにもお薦め。

読み終わってから何日かたっているので、細かいことは忘れてしまったのだけれど、「航海の前半は陸地から持ってきたウィルスのせいで風邪が多く、後半はストレスがたまってきて胃腸障害が増える」というところに「へえええ」。
石油高騰のせいで、漁船がストライキをしたりする昨今ですが、この本を読んでも漁業の大変さは伝わってきます。
魚は高くてもしかたがないんだろうなあ。
でも高いから買わなくなっちゃうんですが。

いちばん興味深かったのは、この本を大絶賛していたSさんが、なんとなーく田村ドクターに似ているような気がしたこと。
もしも彼女がお医者さんで、「船医になる人はいないか」と言われたら、きっと即座に手をあげるんじゃないかと思うんですよね。


この本に関する情報はこちら
ユーズドでしか入手できません。
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by foggykaoru | 2008-10-18 20:13 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(4)

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Commented by サグレス at 2008-10-18 21:44 x
あ、やっぱりそう思いました??
私も、「うんうん、私もそこで「行きます」と即答しそうだなぁ」とか考えていました(笑)。
船酔いしないことや、ロジャなところも似てるかも!
Commented by foggykaoru at 2008-10-19 10:26
Sさん(爆)
やっぱりそうですか! 
惜しいことをしましたね(爆)
Commented by leirani@crann at 2008-10-20 21:08 x
わたしもずっとそう思ってました(笑)
サグレスさんなら、医者になっても趣味で博物学やりますよね・・・ってそれってマチュリンだ~
Commented by サグレス at 2008-10-21 19:32 x
マチュリン、やっちゃいそうです。
「漁の邪魔はしないから、プランクトンネット曳かせて」とか、機関長にねだってしまいそうな・・・(十分邪魔だって 爆)

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