2009年 05月 07日 ( 1 )

水辺にて

「西の魔女が死んだ」の著者、梨木果歩さんのエッセイ。
ちょっと前、周囲で話題になっていたので読んでみた。

梨木さんがこよなく愛するカヤックを語りつくしている。
でもこの「カヤック語り」、カヌーを2度ほど漕いだことはあるけれど、ぐねぐね曲がるばかりだった私にはちょいと敷居が高過ぎた。川辺の情景描写など、たぶん唸らせるものがあるのだろう。けれど、ともすると目が斜めに流れてしまい、結局何がなんだかぴんとこなかった。最後まで読むのに苦労したという点で、「夜間飛行」といい勝負だった。全然違うのに。
でも、共通点はある。
どちらのテーマも、私の興味の対象からそれているという点で。
夜間飛行は飛行機、この本はカヤック。
時折り、スコットランドを旅したときのエピソードが語られる。どうせだったらそっちでまとめてくれればよかったのに。

で、「周囲で話題になった」と書いたが、この「周囲」とは、このブログをいつも読んでくださっている方には想像がつくだろうけれど、ランサム・ファンの仲間のことである。

で、なぜ話題になったのか。
このブログをいつも読んでくださっている方には想像がつくだろうけれど、梨木さん自身がランサムの愛読者であるということを、この本の中で告白しているから。それものっけから。

ランサム以外にも、子供時代に愛読した本が、私とかなり共通しているということがわかる。限りなく同年代なのですよ。この本は趣味に合わなかったけれど、一度お会いしてお話してみたいという気分にはなりました。


この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2009-05-07 21:33 | エッセイ | Trackback(1) | Comments(12)