カテゴリ:エッセイ( 148 )

週末シンガポール・マレーシアでちょっと南国気分

下川裕治著。
バックパッカーの教祖的な存在の下川さんがシンガポール?!
と思って読んだら、ご本人もそう言っている(笑)

私はシンガポールには数時間いただけ。
トランジットの間にマーライオンを観に行ったのだ。
で、それまでは、世界有数の大都市・東京の住民としては、海外の都会に行って「負けた」と思ったことはなかったのだが、シンガポールには「負けた・・・」と思った。

で、きれいで便利。
だけど、別にぜひ再訪したいという気にもならず。

でも、最近、とみに軟弱になってきて、楽なところならどこでも(?!)いいんじゃないか?
だったらシンガポールだっていいじゃないか?、、、なーんて思ったり。
マレーシアという国にもさっぱり興味が湧かなくて、別にわざわざ行くこともないんじゃないかと思っていたのだけれど、これまた楽そうだし、行ってみたっていいんじゃないか?

という、不純(?)な理由でちょっと興味がわきかけているこの2国。

旅情報として、ある程度は役に立つ。
たとえば、シンガポールで気楽な食事がとれるのは、1にも2にもホーカーズ、なんだそうである。
あと、シンガポールは週末になるとホテルの料金がどんと上がるんだそうである。

でも、この本のメインは、あくまでも下川さんの目を通して見た、下川さんにとってのシンガポール、マレーシア。
そこがいい。
と思う人でないと、読んでがっかりするかも。

シンガポールが華僑の国だということは知っていたけれど、の分離独立の経緯とか、ぜんぜん知らなかった。
喧嘩して出ていったのかと思っていたら、追い出されたんですって。
マレーシアはマレー人中心。
マレー鉄道が有名だけど、バスのほうがずーっと便利なんですって。
なぜかというと、鉄道はマレー人がやっている。
マレー人は優遇されているから、なんとなくいろいろボケてるらしい。
バスは他の民族(インド系とか多いらしい)が中心にやってるから、気が利いているんだそうです。

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by foggykaoru | 2016-01-17 10:46 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

赤めだか

年末のテレビ番組の中で、唯一「観るぞ」と思って観たのが、ドラマ「赤めだか」。

すごいキャスティング。
特にたけし演ずる談志。見ごたえありました。
私はテレビは「録画してまでは観ない」というポリシーなのですが、このドラマはもう1度観たいです。

で、原作本を買って読んだわけで。

ドラマを観ていないほうが面白かっただろうと思います。


実は著者の立川談春に会ったことがあります。
今思えば彼が二つ目になって間もない頃かと。
場所は友人宅。
友人のダーリンが外国人でして、ホームパーティーをちょくちょく開いていたんです。
彼女に「この人、落語家なのよ」と紹介されました。
「あの」談志の弟子と聞いて興味深々。
落語業界の話をちょこっと聞かせてもらったりして。
師匠について「破天荒に見えるけど、やばいことには絶対手を出さない人」と言っていたなあ。
その後ずっと、身内的な気分で彼の出世を喜んでいました。
落語を聞きに行ったわけでもないし、この本も読んでなかったんだけど。
(「下町ロケット」は観ました。)

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by foggykaoru | 2015-12-30 22:49 | エッセイ | Trackback | Comments(4)

食客旅行

玉村豊男のエッセイ集。
内容はタイトルどおり、旅先の食。

1996年刊。もう20年も前。
だから古いのだけれど、今読んでも十分に楽しめる。
1篇が3ページ程度ととても短い。
並みのエッセイだったら、(私には)短すぎて不満を覚えるところだが、この本はそうならなかった。
つくづく文章がうまいんだなと感心しました。

ほんっとにたくさん旅行してます。羨ましい。
そして、ほんっとにいろんなものを食べてます。
そして、どれも美味しく食べている。
これだけ「味」に関する守備範囲が広い人も珍しいのでは。
それにつけても、胃が丈夫で羨ましい。

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とっくに絶版かと思ったら、今も版を重ねている。さすが。
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by foggykaoru | 2015-12-20 09:12 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

インパラは転ばない

池澤夏樹著。

旅に関連したエッセイなのだけれど、旅先でのエピソードばかりではない
・・・と思う。
例によって、読み終えてから1週間ぐらいたっているので、あまり覚えていないのです(涙)
でも、どれにも彼の旅人としての視点が感じられて、そこが私は気に入りました。

ネタ的には古いものが多い(1995年刊だからしょうがない)のだけれど、それよりも残念だったのは、1篇が3ページと短すぎたこと。
私としては、せめて各駅停車1駅の間はもってほしいのです。

表題作がとても印象的。
すぐに忘れてしまう私ですら、まだ覚えている。
興味がある方はどうぞお読みください。

ユーズドでしか入手できませんけど。
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by foggykaoru | 2015-11-18 20:40 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

パーネ・アモーレ

「シモネッタ」こと、イタリア語通訳・田丸公美子が最初に書いたエッセイ集。

彼女の他のエッセイは読んだことがあるけれど、それよりも面白い。
ひじょーに面白い。

少なくとも語学に興味がある人には、絶対の自信をもってお薦めします。

彼女が通訳になったいきさつ。
時代を感じます。
私よりもちょっと前。
私は生まれるのが遅すぎた・・・
なあんてことはないです。
そもそも能力が違う。バイタリティも全然無いし。


先に読み始めた「散歩とカツ丼」がいまいちだったので、読み終わらないうちにこちらを読み始め、気づいたら一気に読み終わっていた。

やっぱりエッセイ集は、肌の合うエッセイストが一人で書いたものを読むべき。

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by foggykaoru | 2015-11-01 21:16 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

散歩とカツ丼

日本エッセイスト・クラブ編の「'10年版ベスト・エッセイ集」

いろんな人のエッセイが読めるから、新たなお気に入りエッセイストを発掘できるかと思って読んでみたのだけれど、大したことなかった。
飽きちゃった。
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by foggykaoru | 2015-11-01 21:13 | エッセイ | Trackback | Comments(4)

中央線なヒト

いっとき話題になった「中央線の呪い」という本の第二弾。
著者の三善里沙子という人によって「中央線は発見された」と言われているらしい。。。

「~呪い」のほうはまともに読んでないけれど、なんとなく内容は知っている(つもり)

中央線で長年暮らした人による、一種の自虐ネタ。
ものすごくざっくり言うと、「中央線はダサい」という話。

でも、(東急を除く)私鉄沿線住民(←私のことだ)にとっては、中央線は都会の象徴なんだけどね。

中央線にずっと憧れ続けて何十年、、、の私だが、中央線に乗ることはしょっちゅうある。
この本もそんな折り、吉祥寺の古本屋で購入し、帰りの中央線の車中で読んだ。
とても楽しく読めた。
中央線の車内というシチュエーションもよかったんだろう。

10年前の刊行のこの本に載っている、多くの店は、きっともう無いのだろう。
チェーン店ばかりになりつつある昨今、経営者の個性あふれる店はどんどん減っている。
行くんだったら急がなくちゃならない。


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by foggykaoru | 2015-10-12 08:24 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

国境のない生き方

副題は「私をつくった本と旅」
著者はヤマザキマリ。
マンガではない。口述筆記なのかな?

この人のマンガでない本の中では、今まで読んだ中ではいちばん面白い。

子供の頃、「暮らしの手帖」を愛読していた、というのは私と同じ。
私はただ読んだだけだけど、ヤマザキさんは「暮らしの手帖」を通していろいろ学んだんだなあと感心する。

それ以外の本はほとんどかぶっていない。
なかなかハードなものをたくさん熟読したんだなあとさらに感心する。

読んでみたくなったのは「千夜一夜物語」、そして三島由紀夫の「天人五衰」です。(「豊饒の海」の最終巻(第四巻)だから、四冊読まなくちゃならない)

しみじみ思うのだけれど、「蛙の子は蛙」。
お母さんがぶっとんでる。
「ローマは一日にして成らず」なんだよね。



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by foggykaoru | 2015-08-26 20:07 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

旅の流儀

玉村豊男のエッセイ。
旅そのものの話が中心ではあるけれど、人生振り返ってみました的。
そりゃしょうがない。
彼も老境に入って、今や農業メインの生活をしてるんですから。

もとバックパッカーなのに、旅先では下着を洗濯しないというのが意外だった(苦笑)

どうってことないのですが、うまいなあと感心しました。
野球で言えば、シュアなバッティングで、バントも確実に決める2番打者。巨人の土井ですな(古っ!)
電車の中でちびちび読むのにぴったりでした。

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今日の午後から旅に出ます。
でも下手をすると成田で足止めになるかも・・・
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by foggykaoru | 2015-08-07 10:00 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

ミニマリストの本2冊

断捨離を進めているうちに、「ミニマリスト」という言葉を知りました。
刺激を受けるのにいいかも、、、と思い、男性ミニマリスト2人の本を読んでみました。

まずは
「ぼくたちにもうモノは必要ない。」
著者は佐々木典士という人。
もともと汚部屋の住人だったのが、ある日目覚めた、というタイプの人。
読んでみて。
ふーん。
ぐらいの感じでした。
私はなるべくシンプルにはしたいけれど、ミニマリストには絶対にならないと思いました。

もう1冊は「もたない男」
著者は中崎タツヤ。「じみへん」描いてる漫画家。
全く参考にはならないのだけれど、インパクトはこっちのほうが上。
本能のおもむくままにミニマリストやってます。
もっとも、すごいのは仕事部屋です。住んでる家のほうは、奥さんがいるから、そんなにすごくないようで。
本能のおもむくままに、と書いたけれど、ほんとうにすごいのです。
詳細は書きません。興味があったらぜひどうぞ。



「わたしの部屋には、なんにもない。」のゆるりまいさんも、最低限のモノで済まそうという気迫がすごいけれど、私は「最低限」は嫌です。
特に下着。毎日洗濯すれば下着は○枚で済む、というには反対、、というか、嫌です。
なぜかというと、旅行先で「毎日洗濯する」というつもりで、下着を少なくしていったら、「ピーンチ!」になった経験があるから。
パターンその1: 知り合いになった人と一緒に夕ご飯食べたら帰りが遅くなって洗濯できなくなった。(けっこう何回かある)
パターンその2: 洗濯したはいいけれど、雨が続いて乾かなかった。(アイルランドで大変な思いをした)

日本で通常営業してるときだって、仕事が忙しくて洗濯しそびれたりする。
だから、下着は1週間分必要です。
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by foggykaoru | 2015-07-19 23:15 | エッセイ | Trackback | Comments(2)