カテゴリ:ほんとうの生活( 42 )

「ひみつの海」2日目

1日目からの続きです。

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2日目は天気予報どおりの曇り空。でもイギリスっぽくて悪くありません。雨さえ降らなければ。

ABSの木造クルーザーに乗せてもらいました。希望者(とは言っても実質的に全員)が2グループに分かれ、私は前半グループに入りました。

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全身ゴアテックスに身を固めた私を見た船長は「どうぞ前に」
海を眺めながら風に吹かれてリラックスしていたら、突然やってきた波をかぶってしまいました。体はゴアテックスで守られているけれど、髪が~! メガネが~! 前がよく見えない~!

1時間余り外海を帆走。(メガネが曇っていたけれど)水平線上に江の島が見えました。いい思いをさせていただきました。船酔いもしなかったし。

帰りはたまたま船長のそばに移動したので、いろいろな話を聞くことができました。
「外海からはあんな港があるなんて全く見えないですねえ」と私が言うと、「だから軍事機密だったんですよ」
また、アメリカから小笠原までは簡単にたどり着けるけれど、その後が大変。黒潮などのせいで。堀江健一のように日本からアメリカに行くほうが正解。飲食物の準備があって、数回のしけに耐えれば(低気圧の通り道なので)行ける。
木造船の維持というのはほんとうに大変。ちょっとでも傷ができたらすぐに補修。ひっきりなしにニスを塗り直さなければならない・・・

乗るときは慌てていてよく見なかったんです。見たのは下りたあと(苦笑)
ほんとうに、ほれぼれするほど素敵な船でした(写真は無いけど)

c0025724_922230.jpgクラブハウスに戻り、メガネを水洗いし、温かいお茶を飲み、くつろいでいるうちに昼食に突入。昨夜の残りの魚を焼いたり、幹事のSさんが買ってきてくださった美味しいサンドイッチをつまんだりして、おなかいっぱいになったところで、午後のプログラム。

車で運んできた超小型ディンギイ「小ツバメ」、カヤック、ABSから借りた木造ディンギイ「どんぐり」を思い思いに走らせます。
私は一緒に乗る連れを吟味・厳選して、(なにしろ自分一人ではなにもできないので)小ツバメとどんぐりに1度ずつ乗りました。

前回来たときここは風ひとつなく、水面はまるで鏡のようでした。「地名には意味があるんだ! だからここは油壷なんだ!」と実感したものでしたが、今日の油壷の水面にはさざ波がたっています。昨日、みんなして順風を祈願したからかも(笑)

というわけで、今回はそれほどオールの力を借りることなく、帆走を楽しむことができたのでした。

解散後は近所の温泉に寄ってから帰りました。やっぱり日本の旅の醍醐味は温泉だよねー!
海水を浴びた髪も洗えたし。
久しぶりの「ほんとうの生活」は、まさに「命の洗濯」でした。
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by foggykaoru | 2015-11-28 09:02 | ほんとうの生活 | Trackback(1) | Comments(4)

「ひみつの海」1日目

c0025724_7563375.jpg11月の連休にはARCの総会がありました。

今回の会場は「ひみつの海」。
外からはまったく見えない。戦時中は軍事機密として地図に載っていなかったという、筋金入りの秘密の海。それは油壷。

京急三崎口駅で集合し、まずはハイキング。「小網代の森」というコースで、なんでも京急が最近一生懸命宣伝しているのだとか?

この日は11月とは思えない馬鹿陽気でしたが、森の中の散策路は木陰になっていて爽やかさ満点。「文明」から徒歩でほんの20分かそこらだとはとても思えない。大自然気分最高です。

その後、神社に立ち寄り、これからの好天と順風を祈願。

小高い丘の上からはこれから行く油壷の入り江が見えました。まさに「ひみつの海」

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海岸を少し散策した後、会場である、油壷ボートサービス(ABS)へ。

この日は「海に出るつもりじゃなかった」ので、陸(おか)で過ごしました。
総会でちょっとした話し合いをした後はバーベキューです。メインの食材はぺミカンではありません。なにしろここは三崎ですから。マグロです。マグロのカマです。

お腹いっぱい食べて、お喋りして、眠くなったら寝る。
これぞ「ほんとうの生活」

(2日目に続きます)
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by foggykaoru | 2015-11-28 08:14 | ほんとうの生活 | Trackback(1) | Comments(0)

油壷のアマゾン号

前のポストの続きです。

さてメインイベントです。
場所は油壷のヨットハーバー

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お目当ては↓これ↓

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センターボードのある、白い帆の木製小型ヨット(ディンギー)。
アマゾン号そのものです。

船主さんが津久井浜の絵本屋「ツバメ号」に来店のおり、実はこういう船を持っているんですよ、という話になり、それをツバメ号店主さんがARCに知らせてくれたというわけ。

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おしゃれなクラブハウス(↑上↑の写真)の前でバーベキュー(三崎の市場で仕入れたマグロのカマが最高!)を食べながら、順番に帆走しました

・・・と言うとかっこいいんですが、この日の湾内はほとんど無風。ベタ凪。
思わず油壷の語源を考えてしまいましたよ。
もしかして、「油のように波が無い、壺のような湾」という意味なんですか?
順番を待っている間、せっせと口笛を吹いたのですが、オールを使わずにすんだ組はごくわずか。
大学のヨット部でならしたという「マリア大おば」さんと一緒に乗った組のときだけ、そよ風が吹いたんです。
大おばさんは「嵐」ならぬ、「風を呼ぶ女」だった!

夕暮れ迫る中のアマゾン号の雄姿です。

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素晴らしく英国的でしょ。

でもこれ実は、帆走しているんじゃなくて、漕いでいるんです(苦笑)
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by foggykaoru | 2013-11-06 21:04 | ほんとうの生活 | Trackback(1) | Comments(6)

海辺の絵本屋

この3連休はARCのイベントでした。

1日目午後の総会(←私は土人業務のため不参加)に始まり、夕刻からは宴会。
会場となった横浜のアイリッシュパブが、日本シリーズ第6戦しかもマーくんの登板!!のせいで超混雑。いつまでたっても食べ物が出てこない、というアクシデントがあったりしましたが、結果的にはまあ満足のいくまで飲み食いできました。

そして2日目。
津久井浜にある絵本の店「ツバメ号」を表敬訪問。

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以前来たときには気づかなかったけれど、ウィンドウのディスプレイがすごいです。

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お店の喫茶コーナーで美味しい紅茶とお菓子をいただき、メインイベント会場へ移動です。

続きはこちら
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by foggykaoru | 2013-11-05 21:29 | ほんとうの生活 | Trackback | Comments(0)

海辺の1日

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浦賀在住のランサマイトSさんのお誘いで「咸臨丸フェスティバル」なるものに行ってきました。
咸臨丸がアメリカに出航したのが浦賀なのだそうで。ペリー来航しか知らなかった。また、勝海舟が断食した場所とか、吉田松陰や桂小五郎が泊った宿とかあって、ちょっとびっくり。

でも今回は日本史関連のスポットを廻る暇はなく。

Sさんが申し込んでおいてくださったクルーザーに乗せてもらうイベントの抽選に当たったのです。
好天に恵まれ帆走を楽しむことができました。

1時間余りの航海を満喫したあと、バスで久里浜に出て、京急で津久井浜へ。
ここに素敵なお店があるのです。

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お店の名前はこれ。

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喫茶コーナーのある本屋さん。
本屋というより絵本屋さん。字が主体の児童書はあまりありません。
でも少年文庫版「ツバメ号とアマゾン号」だけはちゃんとある。

のんびりお茶を楽しみました。
コーヒーと自家製チーズケーキはとても美味しかったです。
Sさんはジンジャーエールとプリンという、ランサム的というか、英国児童文学的な注文をなさっていました。

「ツバメ号」はランサマイトにとって新しい巡礼地です。
皆さまも機会があればぜひ。
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by foggykaoru | 2013-04-29 22:14 | ほんとうの生活 | Trackback(1) | Comments(7)

感動の小作

素晴らしい動画です。
なぜか埋め込みができないので、リンクを貼ります。こちらへどうぞ
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by foggykaoru | 2012-05-27 19:54 | ほんとうの生活 | Trackback | Comments(7)

首都圏で帆走

c0025724_1936445.jpg金環日食の朝、なかなか起きられなかったのはその前日にイベントがあったせいでして。

金環日食を見に北海道から上京するというPさんの「小ツバメに乗ってみたい」というリクエストからとんとん拍子に話が進み、神奈川県某所に集合することに。

首都圏には珍しい、広くて静かな水面が広がっている素晴らしい場所です。
となると、集うのはランサマイトだけではありません。カヌーイストはいいとして、ラジコンボート愛好者とジェットスキー愛好者がたくさん。
マーゴレッタがうじゃうじゃいるのです。

そんな中、我らが小ツバメは唯一のヨット。
ひときわ目立ちます。
好奇心にかられたマーゴレッタたちも
「手造りですか! すごいですねえ」
と絶賛の嵐。
ここのマーゴレッタは敵ではない。(モーター音はうるさいけど)

今回は小ツバメの2人の所有者のうちの1人であるMさんが参加できず、もう1人の所有者であるNさんの指揮のもとで組み立てです。(上の写真は「もやい結びの練習をしてくればよかった」と反省しきりのPさんたち)
Nさん(首をひねりながら)「あら~、どうやるんだったかしら。今まではいつもMさんと一緒だったから・・・」
私「『Mさんなしでやっていく』わけね。頑張れペギイ!」
Nさん「いないとナンシイになれるのか・・・」

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ようやく組み立てた小ツバメを水面に下ろします。

下はCさん所有のカヤック「ベックフット号」とのツーショット。

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私はというと、ベックフット号と小ツバメに乗せてもらい、残りの時間は食っちゃ寝状態でした。Tさん持参の日よけテントを独占して。活動というより休養に行ったようなものだったのに、翌朝起きられなかったなんて、だらしがなさすぎ。
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by foggykaoru | 2012-05-22 20:02 | ほんとうの生活 | Trackback(3) | Comments(4)

ARC総会in大阪(オマケ)

これから先はオプショナル・ツアー。「阪急電車」関連スポットめぐりです。
実は今回持っていった本はランサムでも指輪物語でもなく、「阪急電車」だったのです。。。

c0025724_9205484.jpgそれはそうと
本の題名として見たときは何の違和感もなかったのですが、駅の表示が「阪急電車」とか「阪神電車」なのには驚きました。
東京では「小田急電車」とは言わない。駅の表示は「小田急線」。しゃべるときは、ただの「小田急」あるいは「小田急線」。
とにかく東京では「○○電車」とは絶対に言わない。
日本語の使い方の違いが面白いです。

で、本題の「阪急電車」ツアー。
ランサマイトにとって、この手の探索は得意分野(笑)

西宮北口(無印がやけに目につきました)で今津線に乗り、宝塚南口を過ぎてから「生」の字があった中州を確認し、宝塚まで行ってUターン。
小林で下車し、駅のツバメの巣を確認。
坂道を下りて、大きいスーパーの2階の洋服コーナーをひとまわり。
違う道を通って駅に戻り、すぐそばのスーパー(入口近くにちゃんとベンチがある)にも入ってみたら、誇らしげに手作りおにぎりを売っていました。具は違っていたけれど。
小林はほんとうにいい町。住んでみたいと思いました。
休日とあって小学生の群れはいなかったけれど、例の小学生が通っている女子校(本にははっきりと書いてないけれど、どう考えてもあの学校でしょう!)のシスターを見かけました。
西宮北口に戻り、ビルの屋上の鳥居を見つけて、フードコートでタコ焼きを食べる時間はなかったけど、とりあえずはミッション完了。
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図書館はまた今度来たときに。
今回読み返してみてつくづく思ったのですが、本好きにとって、あの図書館カップルのエピソードはたまりません。
映画では省略されたそうで。とても残念です。



ふう。
これにて大阪イベントは全部おしまい。
今回の大阪行きは、忙しい上に暑くてへばりました。
しばらくは養生モードです。
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by foggykaoru | 2011-10-17 20:30 | ほんとうの生活 | Trackback | Comments(2)

ARC総会in大阪(3)

c0025724_10955.jpg3日目は10時に神戸海洋博物館集合。
でも同宿の人のうちの1人はUSJ近くの宿に移動する。彼女の荷物はどうしよう?
と、前夜、悩んでいた私たちの相談に乗ってくれたのが、宿のラウンジにたむろっていたロン毛の兄さん。
彼のアドバイスに従って、JR天満まで歩き、西九条で下車し、USJ嬢の荷物をコインロッカーに預け、阪神電車に乗って元町へ。

10時の開館と同時に入った海洋博物館ですが、その感想は・・・銀座の伊東屋でやっている「ザ・ロープ」の帆船模型展はレベル高いんだなあ。しかもあれは無料だし。

ロープワークや水深測鉛は、なんと「クルーズ」(世界を周遊する、高級なやつです)のコーナーにありました。なんでこんなところに・・・下手をすると見逃すところでした。

c0025724_2326498.jpg(上の写真はそばに停泊?していたコロンブスのサンタ・マリア号。もちろん復元したもの。右の写真は海洋博物館のトイレの個室内の貼り紙。すごい指示だ。)

そのあと、隣のタワーに上りました。海の眺めに期待して登ったのですが、同じぐらい山に感動したかも。というか、海と山の合わせ技ですね。神戸の魅力は。

昼ごはんは博物館の前の広場でやっていたインドのお祭り?でカレーを食す。500円也。

c0025724_23403488.jpgお次は元町の「海文堂書店」へ。
ここはランサムに理解がある書店として知られています。(左の看板を見ると古本屋だと誤解されそうですが、そうではありません。「2階には古書コーナーもある」という看板。「波止場」という呼称が素敵です。)
以前、銀座の教文館ナルニア国でランサム写真展をやったとき、「関東だけでなく、関西でもできないだろうか? たとえば海文堂とか」という話があったかと思います。

1階の児童書コーナーには、もちろん文庫版ランサムが平積みになっていました。その脇のポップが感涙もの。
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そして2階の海事コーナー。びっくりでした。
「ランサムに理解がある」どころじゃない。
この本屋さんのオーナーはきっとランサマイト。
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この店で本を買うととても素敵な特製ブックカバーを付けてもらえるというので、何か買いたかったのですが、限られた時間内で買いたい本を見つけることができませんでした(涙)

以上でランサム関連イベントはおしまい。
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by foggykaoru | 2011-10-16 11:53 | ほんとうの生活 | Trackback(2) | Comments(2)

大阪の宿

c0025724_9151965.jpg今回の宿のご紹介。

私はバックパックで外国を旅するとき、わりとしょっちゅう「安宿」と呼ばれるところに泊まります。
なのに、日本では泊まったことがないではないか! それって間違っている!!
と勝手に思い込んで白羽の矢を立てたのが「大阪ゲストハウスてん」

私1人だったら女性用ドミに泊まるしかないかなと思っていたのですが、面白がって泊まってみようと言ってくれた友人(女性です。もちろん)がいたので、部屋を取り、1泊目は4人で、2泊目は3人で泊まりました。本来トリプルの部屋(7.5畳ぐらい)なので、4人だとけっこう狭かったのですが、ARC関係のお泊まりイベントはいつもテントかバンガローでの雑魚寝。それに比べりゃどうってことありません。

唯一の欠点は他の部屋の物音がよく聞こえること。
私たちも夜遅くまで話し込んでいたので、他の人たちに文句を言える立場ではなかったのですけどね。
私は疲れてがーがー寝てしまいましたが、神経質な人は耳栓を持っていくといいです。宿でも売ってます。需要があるんでしょうね。

c0025724_9235241.jpg(右は1階のカフェ。宿泊客はラウンジとして自由に使える。)

水回りもちゃんとしているし、シャンプーとボディーシャンプーが備え付けられているなんてスゴイ!と思う私は変でしょうか。だって外国のゲストハウスにはなんにも無いですよ。シャワー室前に脱衣スペースがあって、脱いだ服が濡れないようになっているあたりも、さすが日本!と唸ってしまいました。・・・嘘です。唸ってはいません。ふとんも清潔。3000円足らずで大阪の真ん中に泊まれるのはお得だと思います。

そう、場所がいいんです。日本一長い商店街・天神橋筋のすぐそば。
なのに、忙しすぎてお店をひやかす暇が全くなかったのが、かえすがえすも残念です。
ここに泊まるだけのために(&絹延橋でうどんを食べるために)また大阪に行こうかな、なあんてね。
(そういう旅は「のぞみ」の指定席なんかで行ってはいけない。夜行バスか、あるいは青春18切符かなんかで行かなくちゃ。)

c0025724_9321087.jpg最寄りは地下鉄の「大阪天満宮」または「南森町」なのですが、梅田での地下鉄の乗り替えは、地下街に慣れている東京者でもけっこううんざり・げんなりします。
商店街を通ってJRの天満を利用するのも手です。歩いて10分足らず。雨が降っても濡れないし。私たちも最後の日は天満に出ました。
(右のピンボケ写真はそのとき見つけたランサムなお店の看板)
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by foggykaoru | 2011-10-15 11:09 | ほんとうの生活 | Trackback | Comments(6)