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名詞の性について

名詞の性は、英語を除くヨーロッパの言語を学ぶ際に、立ちはだかる壁の一つ。

フランス語で「雄牛 taureau」は男性名詞。「雌牛 vache」は女性名詞。
これは別にかまわない。
動物には(ごく一部の原始的な生物を除いて)オスとメスがあるのだから。
でも、「ワイン」が男性名詞で、「ビール」が女性名詞、と言われると、どうしてなのよ~!!と叫びたくなる。

しかも、これが言語によって変わるのです。

まず、ラテン系の言語とゲルマン系の言語に違いがある。
フランス語で「太陽」は女性だけど、ドイツ語では男性。
ドイツ語には中性名詞まであって、その一例が「本」。これはラテン系のフランス語やイタリア語では男性名詞です。

でも、こういうのはまだ諦められます。系統が違う言語だから。

頭にくるのが、同じラテン系の言語で性が違う単語があること。
「人々」はフランス語では「les gens」で男性複数なのに、イタリア語では「la gente」で女性。(しかも単数!) 
ローマ帝国の歴史を考えれば、起源はイタリア語のはず。
当時「ど田舎」だったフランスに伝わる最中に、誰かさんが取り違えたのでしょう。


「屋根の上のバイリンガル」に名詞の性に関するエッセイがあり、ハイネの詩が紹介されています。
(私は知らなかったのですが)非常に有名な詩で、凍てつく北国の「松」氏が、南国の「椰子」嬢に想いを寄せているというもの。
これが恋愛詩として自然に受け入れられるのは、ドイツ語において、「松」が男性名詞で、「椰子」が女性名詞だからなのだそうな。

一方、フランス語だと、これらの名詞は両方とも男性名詞。
だから、今で言えば、「ブロークバック・マウンテン」の世界になってしまう。

そして、ロシア語だと、これが両方とも女性名詞なのだそうです。
だから、、、えっと、、戦前の女子校の「エス」の世界?!

日本語の名詞には性は無い。
井上正蔵という人の訳が紹介されていたので、引用します。

============
きたぐにの禿山に
ひとり立つ松の木は
むなしくも眠り入る
氷雪におほはれて

夢に見る東方(ひむがし)の
はるかなる椰子の木も
かなしげにひとり立つ
灼熱の絶壁に
============

きれいな訳文ですねえ。
でも、いきなりこれを見せられて、「松=男性」「椰子=女性」と読みとれる人は、そんなにいないのではないでしょうか。

日本語の話者である私たちにとって、名詞に性が無ければならないということ自体、どうも納得できません。「名詞に性のある言語の話者というのは、世界のありとあらゆるものを男女関係でとらえているのだろうか?」という疑問を抱いてしまうのですが、これは結論の出ない妄想です。


「美女と野獣」は、フランスの有名なお話。
原題は「La Belle et la Bete」
ディズニーのアニメでも美女は「ベル」でしたが、あれは「鈴」じゃなくて、フランス語の「美しい」という形容詞の女性形を名詞化したもの。
一方、野獣は「bete」で、「けもの」という名詞。英語のbeastよりもはるかに使用頻度の高い単語でして、そしてこれが女性名詞なのです。

ジャン・コクトーの名画「美女と野獣」で、「野獣」が「elle 彼女」と呼ばれるのを聞いて、ひどく違和感を覚えたものです。
でも、フランス人は別にそれでいいと思っている。
まあそんなものかもしれないけれど。



でもやっぱり変。
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by foggykaoru | 2006-03-31 18:54 | バベルの塔 | Trackback | Comments(6)

ナルニアバトン作成

先日「お題バトン」をいただいたとき、次は誰に、何というお題でバトンを回すか、けっこう悩みました。「ランサム」と「指輪」ははずせないけれど、今だから「ナルニア」でも回したいなあと。でも、「ナルニア」で回せる友人は、みんな「ランサム」「指輪」のどちらかがメインなので、困ってしまったのです。

「ナルニアバトン」が来たら、あの人にも、あの人にも、回したいのに・・・と思っているとき、ふとひらめきました。

じゃあ、自分で作っちゃえばいいんだ!

というわけで、生まれて初めてバトンを自作しました。
それほどナルニアフリークというわけでもない私にバトンを作る資格があるのかどうか、、という問題はおいといて(苦笑)
もちろん自分でも答えます。

=======================

Q1) PCもしくは本棚にはいっている「ナルニア」は?
PCにははいってません。本棚にもはいってません。ゴメン。実家の天袋の中に岩波のハードカバー全巻があります。箱入り。初版本♪

Q2) 「ナルニア」との出会いは?
小学生の頃、帰宅したら、テーブルの上に「ライオンと魔女」がのっていました。(デジャブな回答だ(自爆))

Q3) 好きなキャラを3人(3匹? 3頭?)まで挙げてください。
泥足にがえもんとリーピチープが私の二大ヒーロー。
そして・・・緑の魔女! 一見しとやかな姫君が実は、、、ってとこが好きなの~ 
あっ、ルーシィも好きだったんですよ。子どものときは。

Q4) 好きな巻ベスト3は?
好きなキャラでおわかりのように「銀のいす」
同じぐらい好きなのが「朝びらき丸 東の海へ」
ちょっと差があって「馬と少年」

Q5) 好きなシーンを挙げてください。3つ以内で。
「銀のいす」で緑の魔女の「たてごとぽろろん攻撃」を泥足にがもんが粉砕するシーン。(指輪物語の「サルマンの声」を読んだとき、このシーンとだぶりました。)
「朝びらき丸」で、ルーシィが海中の少女と一瞬見つめ合い、心を通わすシーン。
同じく「朝びらき丸」で、ひんがしのいやはてを目指すリーピーチープの乗った小舟が、つつーっと水の幕?を登り、てっぺんで姿を消すシーン。

Q6) 映画は観ましたか? ご感想は? 要望はありますか?
観ました。細かいことを言えばきりがないけれど、けっこうイケてました。(詳細はこちら
「銀のいす」は半分あきらめてるけれど、せめてWETAによる「朝びらき丸」の映像化は果たして欲しいです。


バトンを回すのは5人以内ということにします。
Elfarranさんleiraniさん、お願いできますでしょうか?
イグルーさん、お題バトンに続いて申し訳ないですが、どうして貴女に回さないでおられましょう?(爆)
あと2本残っているので、ここに置いておきます。欲しい人は持っていって!
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by foggykaoru | 2006-03-28 22:30 | バトン | Trackback(4) | Comments(16)

お題バトン

ゆきみさんからちょうだいしました。
お題は『ランサム・サガ』。

========================

Q:PCもしくは本棚にはいってる『ランサム・サガ』

A:PCに『サガ』そのものは入っていません。
サガの引用文をちりばめた旅行記は、もちろんhtmlファイルとして入ってます。

本棚には、
・岩波の全集12巻。箱付き(笑)。4巻以降は初版本。ああ、どうして1~3巻をなくしてしまったのか・・・(号泣)
・ペーパーバックは1~9巻だけ。
何回も湖水地方に行っておいて、まだ揃えてないのかと呆れられるかもしれないけど、さっさと集めようという気があんまり無いもので。
1巻は「Red Fox Classics」というシリーズのもの。赤と金色という、ランサムに似つかわしくない色合いの表紙。
2、3、5、6、9巻は古い「Red Fox」版。「こんな場面、無いっしょ!」と言いたくなる、怪しい絵が表紙になっているやつ。
4、8巻は新しい「Red Fox」版。表紙はランサムの挿絵に彩色した絵。
7巻をもう1冊。「Puffin」版。表紙は暴風の中を突き進む鬼号の勇姿。これは去年のARCの総会の際、プレゼント交換でゲットしました♪
・「Hirondelles dans la neige」
フランス語版「長い冬休み」。都内某所で奇跡的に拾い出した珍本。これに関する研究はここにありますが、途中で放棄しちゃってます(汗)
・「BOJ O OSTROV」
チェコ語版「ツバメ号とアマゾン号」
これを入手したいきさつはここ。旅行後、わざわざチェコ語の学習書を買ったんですが、いまだに手つかずです(汗)



Q:今妄想してる『ランサム・サガ』

A:子どもの頃はごくまともに(?)「私はティティ」と妄想してました。
あと、「ランサム・サガを(日本の)テレビドラマ化したら、どういうキャスティングがいいか」という妄想をしていたような記憶があります。残念ながら、具体的な内容は忘れました。。
現在は「ランサム・サガに基づいた歌を作って最終的にはCD化できたらいいな」とか、「ランサム・サガの朗読CDを作れたらいいな」とか、ちょっと邪道な妄想に走ってます。


Q:最初に出会った『ランサム・サガ』
A:小学生のとき、学校から帰ってきたら、テーブルの上に1巻がどかんと置いてあった。


Q:特別な思い入れのある『ランサム・サガ』
A:子どもの頃、いちばん読み返した「海に出るつもりじゃなかった」
ネット上でランサムに再開してから読み直して、今度は冬のコニストンに行こうという決心をさせた「長い冬休み」
でも、1冊に絞れと言われたらやっぱり「ツバメ号とアマゾン号」


バトンを渡せるのは5人までだそうです。
一応ここにお名前を載せますが、タバコと違ってポイ捨てOKですので。

ブログをお持ちのランサマイトというとTitmouseさん、なのですが、彼女にはゆきみさんからもうまわっています。
なので、お近づきになった勢いで、スワロウデイルのmuroさん、いかがでしょう?
そして、イグルー(Bernstein)さん。
お2人には『ランサム・サガ』のお題でお願いします。

あと、ブログは無いけれど、マゾム館という便利なものをお持ちのグワイヒアさん、『ミドルアース』のお題でお願いできたら幸いです。『指輪物語』関連の他の物語も含めて、ということで。

そして、銀の匙さん。趣向を変えて『巻き毛』というお題でお願いできますか?
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by foggykaoru | 2006-03-26 18:25 | バトン | Trackback(2) | Comments(6)

尾嶋彰著「パリふんじゃった--花の都の奇人たち」

c0025724_2012323.jpg著者は在仏の建築家。この本を書いた時点(1995年)でフランス在住25年だったようです。
つまり、プロの物書きではない。でも、読ませます。

この本の面白さは、第一に素材---著者が実際に出会った人々---の面白さです。でも、それだけではありません。

友人のダンナに建築設計事務所をやってる人がいるのですが、彼を見ていると、建築家という仕事は単に建物を造ればいいのではなく、まずなによりも顧客の心を掴み、綿密なコミュニケーションをとる能力が必要なのだと感じます。さらに、部下を掌握しなくてはならないし、現場ではガテン系の人たちと呼吸を合わせることもできなくてはならない。

それを外国で、外国人相手に、やっていくのです。
どれほどの文化摩擦、どれほどの挫折を体験したことでしょう。
また、どれほど濃い交流を持ち、どれほど深く人間を見つめてきたことでしょう。
豊かな体験の中から選び出された素材なのですから、よりすぐりです。

ところで、「花の都の奇人たち」という副題は、奇人変人を面白おかしく紹介しているような感じがしますが、そういう本だと思って読むとがっかりするかも。著者の態度は決してそうではないのです。なんというかな、こういう形容は変かもしれないけれど、まなざしが「練れている」のです。だから、「花の都の」の後に、私はむしろ「人間模様」とか「人生いろいろ」と続けたいです。ちょっとアレンジしたら珠玉の短編小説になりそうな一編もあります。

フランス関係のエッセイというと、仏文学者によるものでなければ、若手フリージャーナリストによるものが大部分です。仏文学者によるものは、それはそれなりに蘊蓄が楽しめるのですが、学者の世界は実社会ではありません。一方、若い著者によるものは元気印が魅力ですし、今のフランスを感じさせますが、オバンにはちょっと食い足りない。

これは、フランス実社会でもまれにもまれてきた人による、貴重な証言です。

蘊蓄に走っていないので、フランスマニアでなくても、十分に楽しめるはず。どなたにもお薦めです。


この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2006-03-25 20:18 | エッセイ | Trackback | Comments(15)

スワロウデイルとスワロウテイル(続)

昨日の記事をポストしてから、ふと思いました。

ランサムがあの谷をSwallowdaleと名付けたのは、swallowtailからの連想だったのではないか、と。

考えてみれば、「谷」という意味の英語の単語は「dale」だけではない。
たとえば「valley」。これは「dale」よりも(少なくとも我々日本人には)耳なじみがある。
英和で「valley」を引いたら、「cf. dale, vale」とあり、それぞれ調べてみましたが、(少なくとも手持ちの中辞典では)意味に大差は無いようです。
ついでに、「指輪物語」の「裂け谷」は「Rivendell」でした。
だから、別に「Swallowvalley」だって「Swallowvale」だって「Swallowdell」だってよかったはずです。

それぞれニュアンスは異なるのでしょう。詩的な感じがするとか、「深さを感じるのはこの語」とか「この語のほうが狭さが強調される」というような違いがあるのでしょう。でも、ランサムの地名はしょせん「ごっこ遊び」、今で言う「なんちゃって」なのですから、そういうことは大して問題になりません。なんとなく「いい感じ」ならいいのです。

だから、ティティに「Let's call it Swallowdale.ツバメ渓谷ってよびましょうよ」と言わせたとき、ランサムの頭の隅には、「swallowtail」との連想があったに違いない。

これって、わたし的には大発見なんですけど。

ところで、英語圏の読者は「Swallowdale」という地名を見たとき、ランサムの意図をくみとって「ふふっ」と思うのでしょうか? 

思えば、コニストンのランサマイトのお店で購入した「長い冬休み」の朗読カセットを聴いて、「モールス信号」と「火星人・火星語」が言葉遊びだということに、初めて気付いたのでした。
同様のことはまだまだあるのかもしれません。
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by foggykaoru | 2006-03-21 08:20 | バベルの塔 | Trackback | Comments(9)

スワロウデイルとスワロウテイル

スワロウデイルのブログで、「店名を『スワロウテイル』と勘違いする人がいる」という話を読んで、そう言えば、そんな名前の映画があったっけ・・・とぼんやり思っただけでした。でも、潜在意識に残っていたのでしょう、つい昨日、「Swallowtail」という単語を目にして、ビビッと反応してしまいました。

どこで見たかというと、ここなのであります。

「なんてとこを見てるんだっ!」というお叱りの声が聞こえてきそう・・・(汗)

そういうのは聞き流して(自爆)、なぜこういう趣向の店の名前が「スワロウテイル」なのか?

検索しても岩田ナントカという監督が作った映画しか出てこなかったので、渋々英和辞典を引きました。

1.ツバメの尾
2.キアゲハ
3.ハチスズメの一種

2と3は、なんとなくディックな感じです。(わけわかんないこと言ってすいません)

4.(口語) =swallow-tailed coat

燕尾服だったのですね。
だから執事なのか・・・。

今日のネタは「バベルの塔」カテゴリーに入れるには、あまりに軽薄であることを、重々自覚しております。。。


[3/21追記]
一晩寝かせて熟成させたら、マシなことを思いつきました。
次の記事へどうぞ。
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by foggykaoru | 2006-03-20 20:34 | バベルの塔 | Trackback | Comments(10)

こんな森は嫌だ

イギリスの児童文学に「時の旅人」というのがあります。アリソン・アトリー著。そのタイトルから想像できるように、タイム・トラベルもののファンタジーです。ファンタジーですが、ハリポタとかナルニアとか闇の戦いシリーズとは、根本的に違う。
「歴史ものが好きでファンタジーが苦手」という人も、この本なら大丈夫なんじゃないかと思うのですが。

この本を読んで以来、アトリーの他の作品を読んでみようと思い続け、ついに先日、手にとったのが「農場にくらして」でした。

読み初めてみたら、なあんか気に入らない。翻訳が。
結局、読み通せずに図書館に返却してしまいました。

何が気に入らないって、主人公であるスーザンという女の子が、学校の行き帰りに怖い森を通らなければならない、という場面から始まるのですが、その森の名前が「ダーク・ウッド」
なんとかならんかなあ。
素直に「暗い森」でいいじゃないの。
固有名詞だというのなら、カギカッコを付ければいいでしょ。
と、心の中で文句を言いつつ読んでいたのですが、次の文を読んで、椅子から転げ落ちそうになりました。

「ごつごつした一本の巨大なオークが、その先の分かれ道のところで待ちかまえていました。」

お、オークって・・・
・・・・なんで「樫の木」じゃいけないのよう!


私のお気に入りである「時の旅人」に関する情報はこちら
挫折してしまった「農場にくらして」に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2006-03-19 21:37 | 児童書関連 | Trackback | Comments(13)

スワロウデイルに行ってきました

以前お知らせしたとおり、現在、ランサム関連写真展が開催されています。

c0025724_19322498.jpgARCの会員の中に、実はこのお店の存在を知っていたという人が数名います。
車の運転中に、ツバメの描かれた看板を見て「あっ!」と思った、思ったけれど、そのまま行き過ぎてしまった・・・と言っていました。
でも、見つけた瞬間にピンときて、即、車を停め、店に入って店名の由来を訊いたという人が1人いました。彼女はそれ以来ずっと、「いつかみんなと連れだって行ってみたい」と思っていたのだそうです。

たまたま私は、今回の写真展の情報を一番最初に得ました。
そして、3月12日には写真家の中川祐二さんによるお話の会もあるということを知り、「みんなで行きましょう」と声をかけたのですが、声をかけた後になって、はたと気づきました。
会場といっても、アンティークショップ内のコーナーです。そんなに広いはずがない。どやどやと大勢でおしかけたら、入りきれなくなるのでは? 私たち以外にもお話をうかがいたいと思う人はいるだろうし。

ということで、「スワロウデイル」のオーナーさんに相談。「なるべく分散して欲しい」という返事をいただき、急遽「分散計画」を立てることになりました。

c0025724_1953142.jpg分散するといっても、中川さんが会場においでになる日と、私たちが行ける日をすりあわせると、5日と12日の2回に分けるのが精一杯でした。12日のほうは、この話を知ったとたんに仕事の都合を無理矢理つけて行くことにした人がいるので、比較的フリーに動ける私は、あえて5日に行くことに。

我々先発隊は総勢9名。
1時50分頃にお店に到着し、店内狭しと並べられた、素敵なアンティークを鑑賞。
私は個人的に、陶器の調味料入れに惹かれました。表示がフランス語なんです。ランサム的じゃなくてすいません。イギリス風味のもののまっただ中にあったので、妙に目についてしまったんです。一番大きい容器が「sucre(=砂糖)」で、その次のが「farine(=小麦粉)」だったのが不思議。フランス人にとって、砂糖というのはそんなに重要なのでしょうか・・・?

c0025724_19243023.jpg2時過ぎ、奥のコーナーにいた人たちが出てきました。
それっとばかりに、どやどやとそちらへ向かいます。(人数が当初の予定の半分になっても、やっぱり「どやどや」してしまったのでした。スワロウデイルのみなさん、土人のみなさん、ごめんなさい)

そのコーナーの入口付近に飾られた、ヨットのモノクロ写真に胸をときめかせつつ、小さなギャラリーに入ると、そこはランサムの書斎のようにしつらえられていました。

壁面が小さいので、展示された写真は8枚くらいだったでしょうか。
残りの写真は、ランサムの机の上に置かれたファイルに入れられていて、手に取って、じっくりと鑑賞することができるようになっていました。

中川さんはとても気さくで楽しく、かつ豪快な方で、お話をうかがっていたら、飛ぶように時間がたってしまい、はっと気づいたら5時を回っていました。
うわっ、こりゃ長居し過ぎだわ!
と思って、おいとましようと店内を通ると、牛乳を入れるための缶とか、単位が「ストーン」である体重計とか、面白いものが目に入ってしまって、出るにも出られない(苦笑)

1週間後には後発隊が「ツバメの谷」を襲撃。

後発隊は、ネット上でだけの知り合いだったランサマイトと「もう知り合った」することができたそうです。しかも、会ってみたら旧知の仲だった、という人がいたそうな。
その現場に居合わせたかったなぁ。。。

この写真展、21日までやっています。
まだの方はぜひ。

最近のスワロウデイルのブログに注目!
ランサムっぽいアイテムについての記事が続々アップされています。
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by foggykaoru | 2006-03-17 20:26 | ほんとうの生活 | Trackback | Comments(7)

「われはロボット」

著者は超有名なアイザック・アシモフ。
映画「アイ・ロボット」の原作らしいけれど、観たことないから比較できません。

なんでも、この作品によって、「ロボット3原則」というものが確立したとかで、SF史上とても重要な作品らしいです。

「ロボット3原則」とは
第1条)ロボットは人間に危害も加えてはならない。
第2条)ロボットは人間に与えられた命令に従わねばならない。ただし、その命令が第1条に反する場合は、この限りではない。
第3条)ロボットは、第1条・第2条に反するおそれのない限り、自分の身を守らねばならない。

ふむ。
私の人生初のマイブーム「鉄腕アトム」(←年がバレる。。)も、この3原則に従っていたわけなのね。

小学生の頃読んだジュール・ベルヌの抄訳以外、ほとんどSFに触れたことがないため、最初は入り込むのに苦労しました。慣れたらつーっと読めましたが。こんなことを考え出せるなんて頭いいなあ、SFというのは高度に知的な遊びだなあ、と感心しました。

でも、やっぱりそんなに得意じゃないです>SF

それはなぜなんだろうと自己分析しました。

結論: 私は過去の歴史とか、その歴史によって形作られた今ある世界が好きらしい。「今、どんなふうであるか、そうなったのはなぜか」に興味がある。「もしもこういうふうにしたら、未来はこうなるかもしれない」ということよりも。

もちろん、SFにだって、その作家が生まれ育った文化が反映されていて、歴史とは無関係ではいられないのですが。

たとえば、「言葉を喋るロボットが出てきたとき、人々は忌避した」というくだりがあります。
私はここを読んで驚きました。つくづく面白いと思いました。
「人間やペットに似せたロボットの開発は、日本の独壇場である。欧米では、人型ロボットを作ることは、万物の創造主である神の領域を侵すことであると考えられ、タブー視されている」という内容の、新聞だか雑誌だかの記事を思い出して。

そういうところを面白がるということ自体、本質的にSF向きではないということの証だと思うんですよね。。

この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2006-03-15 20:23 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(16)

呑んだくれバトン

Bernstein@イグルーさんから渡されました。
読めばおわかりになるように、私は決して呑んだくれじゃありません。呑んだくれることができるほどアルコール分解酵素を持ってない上に、胃が弱い。ただし、食事のときはソフトドリンクよりもお酒を飲みたいほう。

【1】酔うと基本的にどうなりますか?
すぐに赤くなる。
たぶんふだんより口が軽くなる。(ふだん口が重いわけじゃないから、大差無いかも)
しばらくするとものすごく眠くなる。
それでも無理して飲み続けると頭が痛くなる。

【2a】酔っ払ったときの最悪の失敗談はなんですか?
そんなに飲まないので、外で失敗したことはないです。
家に帰ってから具合が悪くなってもどしたりしたことはわりとあるけれど。

【2b】そのときはどのくらい飲みましたか?
ビールをジョッキで1杯とか、ワインをグラスで2、3杯とかその程度。
あんまり体調が良くないときは、それっぽっちでも具合が悪くなるヘタレです。

【3】最悪の二日酔いはどんな感じでしたか?
二日酔いするほど飲んだことがないです。
っていうか、適量を超すと、てきめん胃が悪くなって、その後ずーっと胃もたれが続くんです。だからあんまり飲まないの。

【4】酔っ払って迷惑をかけた人にこの場で謝りましょう。
迷惑かけてないです。・・・たぶん。

【5】冷蔵庫に入っているお酒の量は?
料理酒は入ってます。ワインは赤しか飲まないから、冷蔵庫には入れない。

【6】好きな銘柄は?
言えるほどわかってません。。。

【7】最近最後に飲んだお店は?
お茶の水の居酒屋

【8】よく飲む、思い入れのあるお酒5品
よく飲むというのはありません。
思い入れじゃなくて、旅先の思い出の酒は、
1)ミュンヘンのホーフブロイハウスで飲んだビール。ビール自体は水みたいだったけど、周りのブンチャカが最高に楽しかった♪
2)ブルガリアのメルニックで飲んだ赤ワイン。後にも先にもあんなに美味しいワインは飲んだことがありません。
3)アイルランドのアラン島で飲んだギネス。ものすごく酔っ払ってしまい、その後、バックパックを背負って自転車で急坂を下らなければないという恐怖が待っていた。
4)ウクライナのヤルタで飲んだ赤ワイン。クリミアワインは美味しいとガイドブックに書いてあったわりにはたいしたことなかったぞ。
5)イギリスのコニストンのパブで飲んだエール「ブルーバード」。エールがあんなに爽やかなものだったとは。まさに目から(舌から?)ウロコでした。

【9】バトンのジョッキを渡す人
どういうわけかブログ友達は下戸ばかり。。。
Elfarranさんとゆきみさんが適任かと。飲んだ勢いでお願いします。
そうだ、mixiのいーろらさん、たまにはバトンなど、いかがですか?
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by foggykaoru | 2006-03-12 19:29 | バトン | Trackback | Comments(17)