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「ダ・ヴィンチ・コード」を観に行って「ゲド戦記」を思う

野暮用の嵐の合間に映画館に駆け込み、ついに観てきました。
公開当初から「原作のあらすじをなでただけ」だとか、「トム・ハンクスが暗号解読できる人に見えない」等々の評判を聞いていたので、安らかな気持ちでサー・イアンとポール・ベタニーの演技に集中することができました(爆)

で、スクリーン上で目にしたものの中で、いちばん印象的だったのは、「ダ・ヴィンチ・コード」本編ではなくて、予告編だったかもしれません。「ゲド戦記」の予告編。

(映画オンリーの話題を出すと、このブログの路線が限りなくずれていく可能性大なので、極力出さないことにしてるんですが、今回は児童文学関連ということで特別です)

いや~、ジブリが原作ものを手がけると、ものすごい改変をするとは聞いていたけど、ここまでとは思わなかったぞよ。
「ゲド」は一応読んであるけれど、ファンというわけではない私ですら、「をいをい!」と声を上げたくなりました。実は以前、「ランサム・サガをジブリでアニメ化してくれるなら、どんなに改変されてもかまわない」と口走ったことがあるんですが、撤回します。
なにしろ、3巻目の「さいはての島へ」がベースだというふれこみだったけど、4巻まで入っちゃってるんです。
子どもの頃にゲドの最初の3冊に親しみ、しばらくたってから出た4巻を読んで大ショックを受けた人々には、あまりの仕打ち。

と、ここまで書いて思いました。

・・・・4巻目読んだときのショックに比べれば、どうってことないのかも。
ちょうど、何十年も前に爆死アニメを観て爆死した人が、何はともあれ完結したPJ映画を観るのと同じように・・・・って全然違うか(自爆)


で、「ダ・ヴィンチ・コード」本編の話題に戻ります。

以下はネタバレです
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by foggykaoru | 2006-06-27 21:58 | 児童書関連 | Trackback | Comments(22)

ポンペイ最後の日、人々は何を食べていたのだろうか

c0025724_21562581.jpgすいません。相変わらず本読んでません。旅程はけっこう固まってきたのですが、野暮用が多くて。

というわけで、今日も中途半端なネタでお茶を濁します(^^;

先日、Elfarranさんからの、「招待券を入手した」というオイシイお誘いに乗り、「ポンペイの輝き」展に行ってきました。
どうせ一番のみものは現地でしか見られないのよねーと思いつつ。
でも、無料だという喜びが大きかったせいか(自爆)、けっこう楽しめました。

現地に行って、説明のパンフとか看板を読んでも、たぶんたいしたことはわからないだろうと思うのです。その予習ができたという点においても、なかなかに有意義でした。

で、この写真はそのとき、ショップで買ったもの。
会期中、ミュージアムショップでしか買えないという、「ポンペイ最後の日のパン【恵のパン】」です。
ごろんと丸いパンで900円。ちょっとお高いけど、ま、ネタですから(爆)

スライスする前の写真も撮っておけばよかったのですが、忘れました。
スライスした状態だと、いろいろ入ってるのがなんとなくおわかりでしょう。
中身は「粗挽きライ麦粉、砂糖、塩、ライ麦、卵、マーガリン、イースト、無花果、サワー、テボインゲン、薄力粉、中力粉」だそうです。
もう一種類、もう少し安いパン「ポンペイ風パン」とかいうのもありました。
そちらは無花果とか、入ってません。
しかし、テボインゲンって何? インゲンでしょうけれど。
それよりサワーって? サワークリームのこと?

お味は悪くないですよ。900円の価値があるかどうかは微妙ですが。

ちなみに、製造元は「サンドリヨン」という横浜のパン屋さん。

サンドリヨンって、フランス語でシンデレラなんですけど。Cendrillonね。
だから・・・?って突っ込まれても、別にオチはありません。あしからず。
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by foggykaoru | 2006-06-22 22:12 | ちょっとおでかけ | Trackback | Comments(10)

高校バトン

ふゆきちゃんのところにあったので拾ってきました。
似たような「17歳バトン」というのも別の方からいただいたのですが、答えやすいこっちにさせていただきます。


1)部活動は何をしていましたか?
音楽部(という名の合唱部)


2)委員会には入ってましたか?何委員でしたか?
ずっと何もしなかったので、このまま終わるかと思って安心してたら、最後の最後に「アルバム委員」にさせられました。。。


3)高校時代、友人の数の男女比はどうでしたか?
男子2:女子1
女子にとって、この比率はたぶん理想的です。男子が大事にしてくれて(笑)


4)放課後はどのように過ごしていましたか?
合唱コンクール上位入賞をめざしてほとんど毎日部活。
文化系とはいえ、歌はけっこう体力を使います。
毎日6時まで歌い、さらに春公演と秋の学園祭の直前には朝練・昼練もあったので、ひ弱な私にはきつくて、その時期は決まって1度は寝過ごして大幅に遅刻してました。
・・・うちの親って、子どもを起こすどころか、子どもが起こさないと起きてくれなかったんで。。。


5)放課後、何回呼び出しをくらいましたか?
いたって平和な高校だから、そんなことはなかったです~


6)アルバイトはしていましたか?
部活やって、ちょこちょこっと勉強してたらバイトする暇なんて無かった。


7)進路相談は順調でしたか?
希望大学の指定校推薦がきてたので、進路の先生に「推薦ください」と言ったら、「あの大学はうちの高校から推薦出しても入れないからやめとけ」と言われて、普通に受験することに。

実は同じぐらい入りたい大学が2つあったんです。
どっちかに受かればいいなあと思っていたのですが、入試が同じ日になってしまい、1つに絞らざるを得なかった。
あのとき、もう1つの大学を受けることにして、もしもそこに受かっていたら、その後の人生はかなり変わっていたことでしょう。少なくとも今の職場にはいないはず。

 
8)文系、理系、どちらでしたか?
文系。これに関しては小学校のときから疑問の余地無し。

 
9)高校時代の良い思い出は?
全部良かった。とにかく充実してました。行事もものすごく盛り上がる高校だったし。
高2の学園祭のクラス発表では、教室を今でいうライブハウス?みたいにして、音楽好きが演奏したりしました。私は部活でソプラノのパートリーダーやってた友人とデュオを組んで(ちなみに私はソプラノのサブ・パートリーダーでした)、ギターができる男子に伴奏してもらって歌いました。
レパートリーは「戦争を知らない子どもたち」「竹田の子守歌」「翼をください」・・・・年がバレバレだわ(自爆)


10)高校時代の悪い思い出は?
地学とか物理がさっぱりわからなかったとか、生物の先生がめちゃくちゃ厳しくて、毎時間怯えてたとか。。。でも、それもまた、生活のアクセントみたいなもんです(笑)

あっそうそう、また部活のことですが、高2のとき、部員数が多くなりすぎて、合唱コンクールの舞台に全員が乗れなくなってもめました。間に入った副部長の女の子が心労のために学校に来れなくなってしまったのは、マジに暗い出来事でした。(その結果、次の年から、人数制限の無いコンクールに鞍替えすることになった)


11)高校生のイメージは?
高校のカラーによって、全然違うから、よくわかりません。


12)あなたにとって高校時代とはなんでしたか?
小・中・高・大のうちで一番充実していて楽しかった時代。それに比べて大学はあんまり。。
高校時代の友達は、わりとみんなそう言ってるみたいなので、高校が楽しすぎるというのも問題かも(苦笑)
いくら楽しかったとはいえ、戻りたいとは思いません。ほんとうの人生は、自分で責任のとれる大人になってからだと思うから。


13)高校生に戻ってもらう人を選んで。
leiraniさん、Titmouseさん、いかがでしょう?
あと、「元ご近所」のマクギンティさん、まだこの手のバトンはなさっていないですよね?

残りはココに置いておきますので、ご自由にお持ちください。
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by foggykaoru | 2006-06-18 16:00 | バトン | Trackback(2) | Comments(14)

最近目が離せない読書ブログのご紹介

本題に入る前に、「旅バトン」の補足です。

■行きたいけどいけなさそうなところベスト3
「いけなさそう」じゃなくて「絶対に行けない」のですが・・・
1)中つ国
NZのロケ地じゃなくて、ほんとうの中つ国。
ここに行けないのが指輪ファンとしては非常に悔しい。
それに比べて、ランサム・サガの愛読者は幸せです。
物語の舞台が実在していて、しかもそこがイメージ通り、いや、イメージ以上に素晴らしいところなのですから。
2)コンスタンチノープル
今のイスタンブールじゃなくて、オスマントルコ以前の時代に行きたい。

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最近、読書のペースが落ちています。

実は忙しいのです。
仕事もそうですが、それに加えて、ガイドブックを読むのに忙しいのです。
この夏に行くことにしている国は、私の中では非常にメジャーな国で、むしろ行くのが遅すぎたかと心配しているくらいなのですが、一般の日本人にとっては、まだまだマイナーなようで。
「歩き方」に独立した1冊がなくて、「中欧編」の中にちょっぴりページを割かれているだけだなんて、思ってもみなかった。。。

というわけで、ただいまロンプラを熟読中。

去年のチェコ&ドイツの場合、プラハ、ドレスデン、ベルリンの宿を予約しただけで、細かい旅程は機内で決めたというくらい。はっきり言ってなめていたし、実際、楽勝でした。
でも、今度の国は、調べ出したらけっこう大変なのです。
旅するのが難しいということではなく---メインサイトに投稿された旅情報を読み直し、ロンプラを読んだ限りでは、パックパッカーには旅しやすい国ではないかと思われます---あまりにもみどころがありすぎるのです。
どう旅程を立てたらいいのやら。
体力があって、1泊ずつ移動していけるのなら問題無いのですが、私の場合、連泊中心にしないと途中でバテる。
だから、どこを切り捨てるべきかで悩んでいるのです。
(私がどこに行く予定なのかは、「旅バトン」をご覧になればわかります)

というわけで、ここで私が今、個人的に注目している読書ブログをご紹介して、そちらで楽しんでいただくのがいいかと。

「その傍で本を読むのは」
「半透明記録」

なぜ特にお薦めなのかというと、このお二人は、ごく最近、某シリーズをほぼ同時に読み始め、現在進行中なのです。
この記事とか、この記事をご覧ください。

某児童文学作家のファンのみなさんには、どうしてもお知らせしたくて。
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by foggykaoru | 2006-06-15 21:01 | Trackback | Comments(22)

ジェイン・オースティン著「マンスフィールド・パーク」

私の友人には、大きくわけて、「イギリス好き」と「フランス好き」という2つのタイプの人がいます。
イギリス好きの友人の間で、ここ2、3年、静かなブームを呼んでいるのがジェイン・オースティン。この「マンスフィールド・パーク」もそんな友人が貸してくれたものです。

オースティンは10年くらい前に「自負と偏見」(「高慢と偏見」だったかも)を読みました。最近、キーラ・ナイトレイが主演した「プライドと偏見」(←観てないんだけど)の原作です。内容的には「主人公の女性が紆余曲折を経て幸せな結婚する」という話だった、ということ以外、さっぱり覚えていないのですが、とにかく印象が良かったことだけははっきり記憶しています。「オースティンはすごい」と思ったものです。

この「マンスフィールド・パーク」も、大筋としては「自負と偏見」と同じです。
主人公の女性が紆余曲折を経て幸せな結婚をする。
それだけなのに、なんと700ページ近くもある。
正直言って、最初は多少退屈なところもありました。
オバサンのどーでもいー長話とか。これがどうしようもなく非生産的。
それが、3分の1を過ぎるあたりから、がらっと変わりました。別に物語が急展開するわけではない。それどころか、ずっと同じです。でもなぜか、面白くてやめられなくなる。
これを私は「オースティン・マジック」と呼びたいと思います。(←なにを偉そうに)

オースティンに関しては、なにかというと「批判精神」が絶賛されるので、今さら同じことは言いたくないのですが、やっぱり言わざるを得ません。
中産階級に生まれて、死ぬまで田舎のお屋敷で平穏無事な生涯を送った(らしい)。
そんな女性に、いったいどうしてこんなに鋭い批判精神が育ったのだろう?
さらに、古い時代の価値観にのっとった話なのに、どうして古く感じられないのだろう?
これまた「オースティン・マジック」です。


蛇足ですが、この作品が書かれたのは1814年。19世紀初頭。
英国海軍でジャック・オーブリーが頑張っていた頃なのだなあと思うと、さらに感慨が深くなりました。

この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2006-06-13 21:23 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

旅バトン

くまとぱんださんのところから拾わせていただきました。

■旅行するのは好きですか?
はい。

■絶対旅にかかせない持ち物リスト
お金とパスポート、、、って答えになってません?
その次は歯磨き・歯ブラシと下着だと思います。

■海外で今までどんなところに行ったことがある?
こちらをご覧下さい。

■一人旅が好き?
好きになりました。
そもそも、なぜ一人旅をするようになったかというと、行きたいと思ったところに、同じ日程で行ける友人が見つからなかったから。
だったら一人で行くか、それとも、一緒に行ってくれる人がいないから旅自体を諦めるか。
この究極の選択を迫られて、前者を選んだのです。
で、清水の舞台から飛び降りる気持ちで一人旅をやってみたら、これが面白かった。。。
もちろん、気の合う友人と一緒の旅というのも、いいものです。
一人旅と、人と一緒の旅というのは、質というか味わいが全く違います。

■国内旅行?それとも海外が好き?
海外。
一人旅は海外のほうがしやすい。

■いつかは行ってみたいところベスト3
ルーマニア、チベット、ペルー、チリ、モロッコ、ヨルダン、イスラエル、カンボジア・・・言い出したらきりがありません。
ノーフォークを船を借りて廻るとかもしてみたい(4人くらい面子が揃ったら行きますよ!)
あと、スコットランドのルイス島(運転してくれる人がいたら行きますよ!)
比較的わかりやすいところでは(爆)、コーンウォール。
フランスの山の中にあるロマネスクの教会を訪ねる旅もしてみたい。車でないと行けないのです。。。

■行きたいけどいけなさそうなところベスト3
マリ。(「泥の宮殿」というのに興味があるんだけど、ブラックアフリカに一人で行くのはちょっと・・・。風土病とかも心配だし。)
イエメン。(アラビアンナイトそのままの世界があるそうな。でも、異教徒の女が一人で行くところじゃなさそう。)
サウジアラビア。(ここも異教徒の女が一人で行くところではない。第一、一般観光客は入れないんでしょ?) 

■私のオススメスポットベスト3
3つになんて絞れません。勧める相手にもよるし。
というわけで、
一般人向け: フランスのコートダジュール、ベルギーのフラマン語地域(ブリュージュ、ゲント、アントワープ)、イタリアのトスカーナ地方(フィレンツェとかシエナとか)
ヨーロッパリピーター向け: アイルランド(特に西部)、ポルトガル
バックパッカー向け: ミャンマー

■ズバリ!恋人と行くなら?
コートダジュール、ほんとにいいですよー
私はいつも一人で行ってるけど(自爆)

■最近行ったところは?
海外は上海・杭州。国内は涸沼(^^;

■近々行く予定は?
海外はクロアチア。国内は、、、たぶん裏磐梯の某湖。

■次にバトンの旅に出てもらう7人
KIKIさんはもうやってるの?
みーままさんはまだですよね?
Elfarrranさんの答えにも興味があります。
そうそう、イグルーさんの答えも面白そう。
最近忙しくて旅に行けないふゆきちゃん、いかが?
他の方もよろしければどうぞ。
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by foggykaoru | 2006-06-06 20:14 | バトン | Trackback(1) | Comments(31)

小ツバメのデビュー

c0025724_19343698.jpg「日本のノーフォーク」と銘打って、カヌーで川下りをした先日のイベントには、実は大きなサプライズがありました。

それは「ツバメ号」ならぬ「小ツバメ号」のお披露目。

実践派ランサマイトとして常に周囲をリードしておられるMさんとNPさんが、完成したてのディンギー(小型ヨット)「小ツバメ」を持っていらっしゃったのです。
しかもこの船、なんと自作。
そういうことをさせてくれる、専門の工房があるのだとか。
世の中って、広いですねえ。

c0025724_19383818.jpgイベントに遅刻していった私たちは、残念ながら1日目の昼に行われた進水式には参加できませんでした。

そこで2日目、キャンプを撤収して、川下りを始める前に、「小ツバメが帆走しているところを見せて~!」と必死におねだりし、願いが聞き入れられたわけです。

マストを立て、帆を張り、かじをとりつけます。

帆は、もちろんこだわりの「茶色」
そのてっぺんにはツバメの三角旗が誇らしげに翻ります。

ティティは、もと半ズボンだった青いサージのきれからツバメをきりぬき、きりぬいた型を白い旗の上にのせて、旗に、型そっくりの穴をあけた。それから、その穴へ青いツバメをあてはめてすっかりぬいつけた。(「ツバメ号とアマゾン号」より)

c0025724_19515546.jpg「この記述通りに旗を作るのは、非常に苦しい作業だった」とはMさんの言葉。

確かに、考えただけで、相当面倒臭そうです。
白い三角の布の両側に、青いツバメをアップリケするほうがずっと簡単。
にわかに疑問が湧いてきました。
ランサムって針仕事が得意だったんでしょうか?
それとも、自分では一切やらなかったから、どんなに大変な作業なのか、想像できなかったのでしょうか?(笑)

この写真だと、いい感じにたなびいていますが、実際はほとんど無風状態だったのです。
今になってみて、口笛を吹くことを思いつかなかったことに気が付きました。
うーむ、ランサムオタク道はまだまだ先が長い。。。

c0025724_19573963.jpg熱い視線が注がれた小ツバメは、Mさんを乗せて、静かにのろのろと出航しました。
途中で何回か完全に停まり、最後は「かじを右・左・右・左・・・と連続して切ることによって漕ぐ」という、ヨットにあるまじき方法(!)で帰還。
スピードが出ていなかったお陰で、写真を撮るのが楽でした(苦笑)

でも、私は堪能しました。
「ツバメ」の名を持つ茶色の帆の小帆船が帆走するさまを、この目で見ることができたのですから。
間切るところは次回見せていただきましょう。

最後にMさんの名言をご紹介。
「ランサムの未完の作品は、実は『Swallows in Norfolk』だったのよ♪」
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by foggykaoru | 2006-06-02 20:21 | ほんとうの生活 | Trackback | Comments(7)