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戸塚真弓著「パリからのおいしい旅」

「パリ住み方の記」の著者の手になる本。彼女の専門はむしろこういう本なのでしょう。どちらが面白いかと問われれば、間違いなく「住み方」の方なのですが、この本も悪くありません。料理以外の記述も、かなりしっかりしているので、フランス好きにはお薦めできます。次から次へと美味しい料理やワインが登場してきて、生唾ゴックン状態になること請け合い。フランスに行く機会は比較的あるものの、胃の働きがあまりよくない私には縁の無い世界なのだけれど、それでも十分に楽しみました。

ブルゴーニュワインの旅の章を読んでいて、友人とともにかの地を旅したときのことを思い出しました。ほんとうのワイン好きは、ぶどう畑を見ただけで大興奮するのだということを、あのとき知りました。お陰で、この本に出てくる数々の地名は、すでに親しいものでした。
友よ、ありがとう!(^^; 


忘れたくないことを書いておきます。これがこのブログの本来の趣旨だから。

★ボーヌの救済院は修道女たちによって運営されていた。その運営費は、寄付されたぶどう園でとれたぶどうでワインを作り、それを売ることによってまかなわれている。←「いる」という現在形が気になる。今もそうなのだろうか?

★ヴェズレーにはロマン・ロランの家がある。

★あの華やかなプロバンス柄は、東インド会社がインドからその技術を盗んできたものなのである。

★ニースはイギリス人が開拓したリゾートである。
だから海岸沿いの遊歩道を「Promenade des Anglais(イギリス人の遊歩道)」と呼ぶのね!!

★プロバンスではロゼを飲め。
例外はカッシ。辛口の白。ブイヤベースにはカッシでキマリ。
このワインを生んだカッシの町はジモティの憩う素敵な町らしい。

★ヴェルサイユの町歩きは楽しそう。
次回パリに行ったときは絶対に足を伸ばそう。

★アルザスといえば白ワイン。(「のだめ」の千秋がフランスのレストランで注文してるのがアルザスの白)
その中に1つだけ、赤ワインがある。それはピノ・ノワール。

★フランスでルーブルに次いで2位の入場者数を残る美術館は、コルマールにある「ウンテルリンデン美術館」。

★現在、フォアグラといえばぺリゴール地方が有名だが、フォアグラのパテを生み、フォアグラの名を世に知らしめたのはストラスブールである。


この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2006-10-31 22:23 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

ドブロブニクで見つけた謎なオブジェ

c0025724_8314997.jpgドブロブニク旧港の脇に置いてあって、瞬間的に「あら、いい感じの船♪」と思って撮ったのですが、見れば見るほど変。なんとなく変。
ひょっとして、粗大ゴミなのでしょうか?
それにしちゃ、全体的にこぎれいなんですが。

メインサイトに旅行記「アドリア海の風に吹かれて」第五弾アップしました。

この写真、最初は記事に掲載するつもりでした。
でも、貼り付けてみたら、なんとなく他の写真と雰囲気が合わなかったので、最終的にフランシスコ修道院の写真に差し替えました。
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by foggykaoru | 2006-10-28 08:41 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(3)

ヨコハマ・ツアー

横浜のプロであらせられるラッコ庵さんのガイドで行ってきました。

まずは横浜駅からシーバスで山下公園へ。
もはや記憶さえほとんど残っていないほど大昔に登ったマリンタワーが、実は灯台であった!ということを教えてもらいながら歩いていくと、インドのお祭りをやっていました。
このお祭り、なんと新年の祭りだそうで。

c0025724_2054772.jpgインド暦ってどうなってるの?という疑問も湧きましたが、屋台のカレーを見たとたん、すっかりロジャになった私たちは、ここでお昼ごはんにすることに。カレーを食べてるときも、すっかり辛くなった口を甘いチャイでなだめてるときも、インドのIT企業のお偉いさんのスピーチが聞こえます。インドを搾取しにきたイギリスやポルトガルを語りつつ、「私は別にヨーロッパ人のことが嫌いというわけではありませんが」とか、その搾取のせいで「数百年分遅れをとった」と言いつつ「2032年にはインドのGDPは日本を抜きます」とか、とうとうと流れ続けます。まるで悠久のガンジス川の流れのようだ(爆) もしも2032年まで私が生きてて、ボケてなかったら、ほんとうにそうなっているかどうか、確認しなくちゃと思いました(笑)
いちおう、ここでインドの美味しい紅茶を買ったのが、ランサムな行為でして。

c0025724_20281039.jpg中華街に向かい、できたばかりの「媽祖廟」へ。
ここは日本に居ながらにして中国に行った気分に浸れます。
しかも、中国の海の守り神(女神)さまだという点で、ランサムなスポットなのであります。

新聞博物館と放送ライブラリー?のあるビルの1階には、新聞の輪転機が展示されていましたが、私の目を釘付けにしたのはローハンの馬、、、じゃなくて、ディープインパクトの等身大のお人形。(私の撮った写真はぱっとしませんが)堂々たるものでした。こんな立派な馬には、競馬の騎手なんかじゃなくて、甲冑付けたマークの騎士を乗せたいところです。

c0025724_2031281.jpgお次は大桟橋。
昨年、ラッコ庵さんと「もう知り合った」したときに連れていっていただいたのですが、そのしゃれた造りに今回も感心しました。
ここのショップでいろいろお買い物。

そして次が、今回のツアーの目的地である、日本郵船の歴史博物館。
文明開化以降の日本の海運業の歴史がたどれるのですが、20世紀初頭の豪華客船の様子には見入ってしまいました。なにしろ、フリント船長が乗ったんですから。ほんとうに金持ちのボンボンだったんですねえ。
ガラスケースの中には、当時の日本郵船のラベルがあり、ここでなぜか盛り上がる私たち。
「これ、ショップで売ってるかしら?」
「売ってなかったら、『商品化してください、少なくとも数十枚は売れます』って要望を出さない?」
まったく、オタクはしょーがないですねー(自爆)
で、ショップに行ってみたら、、、あったんです! ラベルの復刻版が。3枚組で300円。

c0025724_2035169.jpgというわけで、今回の収穫のご紹介。
濡れても大丈夫な海図の紙で作ったバッグの左のほうに乗せたのが、同じく海図の紙で作ったレターセット。
上のほうにあるのが信号旗のマグネット。もちろん検疫船旗とおたふく風邪の旗(爆)
もっと色とりどりできれいなデザインのはいくらでもあるのに、なぜわざわざ真っ黄色のを選ぶのか、ショップの人には理解不能だったことでしょう。
そして右下が、話題沸騰(?)日本郵船のラベル。私、旅行は多いんですが、トランク持ってないんですよ。バックパックに貼る?(苦笑)

この日は日本丸の総帆展帆の日だったのですが、日本丸にたどりついたときは、時既に遅し。畳帆完了してました。

実は前日がエルフ語講座+緑龍館の宴会でして。
充実し過ぎるほど充実した週末でした。

オタクをかけもちするのは体力が要ります(自爆)
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by foggykaoru | 2006-10-23 21:03 | ほんとうの生活 | Trackback(1) | Comments(20)

ル・グイン著「影との戦い」

今までさんざんジブリの「ゲド戦記」の話題をふっておきながら、おいおい、読んでなかったのかい!とお思いになったかもしれません。
ご安心ください。ちゃんと読んであります。1回だけ。でも、1回だけだと、「霧のように忘れてしまう」のが私の常なのです・・・。
ジブリのゲドは絶対変!と断言できる程度には覚えていたのですが。

実はファンタジーに関する評論を読み始めたのです。
そしたら、ゲドのネタバレが書いてあって、それがたまたまネタ大明神嬢とのお喋りに出てきたことと、きわめて密接にリンクしていたので、これは彼女にプレゼントしなくちゃいけない本だ!と、自分のためにすらめったに買わない本を買い(ふだん私は図書館で借りるか、古本屋でしか本を買いません)、プレゼントする前にちゃっかり再読したのです(^^;

そしたら、以前読んだときよりも、ずっと面白かったのです。
脳内映像を描くのが楽しくて。
戦いの結末もよくできてるし。
それに、2巻と3巻の内容を知っていて読むのは、まるで「指輪」を最後まで読んでから「ホビットについて」を読むのに似て、感慨深いものがあります。

どうして前はノれなかったんだろう?
1つには、外国のファンタジーというと、白人中心の世界だという固定観念が強くて、ゲドのエスニックな世界に違和感を覚えたため。
そして、「戦記」というからには、「指輪大戦争」みたいなものを想像していたのに、こんな個人的な話だったなんて、だまされた!と思ったためなのではないかと。

続きも再読してみようかと思ってます。

Elfarranさん、貴女のHNの由来がようやくわかりました(核自爆)


(一応)この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2006-10-20 20:47 | 児童書関連 | Trackback | Comments(10)

瀬尾まいこ著「図書館の神様」

最近とんとフィクションを読まなくなってしまった私。
たとえ読んでも、その内容にちょっとでも西洋史とか海外事情にひっかかりがあると、物語自体を楽しむよりも、その方面の「おべんきょ」モードになってしまいがちです。
好きでやっているお勉強なのですから、別に何も問題は無いのですが、疲労しているときには、やっぱり不向きです。
それに加えて、「もしかしたら自分は、そういう要素が全くない、日本の普通の小説を、のんびり楽しむということができなくなってしまったのではないか?」という不安すら覚えるようになってきました。

こんな悩み(?)を友人にぶつけてみて、薦められたのがこの本。

主人公である、高校で国語の非常勤講師をやっている女性と、彼女が顧問をする文芸部の男子生徒の、ほのぼのした交流が描かれています。
今時こんな大人っぽい高校生、いるのかね?と思いつつも、楽しくさらさらと読み進みました。
薄いし、1時間半くらいで読み終わったかな。
お茶漬けの味。胃が疲れているときにぴったり(笑) 外国の小説ではこうはいかないわ。
骨太なテーマは無いけれど、あえて言えば、「心の傷の癒し」がメインなのでしょうか。
サブテーマは「読書の素晴らしさ」。私はこれにいたく共感しました。

この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2006-10-18 20:33 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

クロアチアにご対面

c0025724_20313485.jpgフェリーのビュッフェで朝ごはんを食べているうちに、クロアチアが見えてきたので、大慌てで撮った写真。

かなり感動しながらシャッターを切った(←デジカメでそういう言い方は変?)のですが、あまりきれいでないガラス窓越しなので、こんなふうにぼやけたものになってしまい、当然の如くボツになりました。

メインサイトに旅行記「アドリア海の風に吹かれて」第三弾アップしました。
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by foggykaoru | 2006-10-15 20:37 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)

2度目の「日本のノーフォーク」

c0025724_9294722.jpg「日本のノーフォーク」についての説明はこちらにあります。

久しぶりの「日本のノーフォーク」は、集中豪雨の直後ということもあって、前回とはかなり様相を変えていました。湖畔の木立はすっかり水に浸っていて、まるで夏に行った「日本のコニストン」のよう。今年は年間通して降水量が多いのでしょうか? それとも、たまたま私たちのキャンプがそういう時期に当たってしまったということなのでしょうか?

c0025724_934234.jpg1日目は中川祐二さん名付けるところのニューカットをカヌーで下りました。流れに身を任せているだけでそこそこいけるということでしたが、私たちはなぜかくねくねと曲がり続け、1度などは回転すらしました。どうやら、素人がなまじっか漕ごうとするのがいけないらしいです・・・(苦笑)

下の写真は、夕日を浴びた筑波山。筑波山に日が沈むのは、1年のこの時期のほんの2,3日のことだそうで、しかも、雲がかかっていることが多いのだそうです。その雄姿を写真に撮ろうというマニアがたくさん来ていました。

c0025724_1003681.jpg夕食後、今回も夜間航海を経験。
前回と違い、今回は支援隊の方のカヌーに1人ずつ乗せていただくという形でした。
驚いたことに、ベテランが漕ぐと、まったく水音がしないのです。
夜空の下、静寂の中で過ごしたひとときは忘れることができません。あの感じ、どう形容したらいいのでしょう? 日頃の喧噪の中で疲れた神経が安らいで、でも、のんびりぼんやりするのではなく、むしろ鋭敏になるような、不思議な感じです。

翌日は愛すべき小ツバメに乗せてもらいました。こちらのほうは、軽くて楽しげな水音をたてます。その音があってこそのディンギイです。

c0025724_10293388.jpg技能のある人、そして、技能はなくても勇気と冒険心のある人たちは、中川さんが手配してくださった三角帆のヨットに挑戦し、次々と「沈」(=沈没)していきました。拍手!
みなさん、しっかり帆走の腕を磨いてくださいね。
乗せていただくのを楽しみにしてますので(^^;

ちなみに、背が立たないような沖合で「沈」した場合は、支援隊(ちょっと変えれば「ぐれん隊」)が救援に行きます。
大きな音をたてるモーターボート(=マーゴレッタ号)で。
イギリスのノーフォークとの大きな違いです(爆)
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by foggykaoru | 2006-10-14 10:02 | ほんとうの生活 | Trackback(3) | Comments(10)

『ゲド戦記』にひとこと

ひとこと言ってるのは私ではありません。
これは週刊文春の先週号に載っていた記事のタイトルなのです。
まあ、こういう記事が書かれること自体は、別に驚くことでもなんでもないのですが、書いた人の名前を見て驚きました。
なんと中村うさぎ氏なのです。
その連載エッセイで彼女が「ゲド語り」をしてるんです。

(ご存知でない方のためにご説明いたしますと、中村うさぎ氏というのは、度はずれたショッピング好きでローンの返済に追われていて、それをネタにしたエッセイをウリにしている人。最近はそれに加えて、美容整形の体験レポを書いたりと、文字通り身体を張り、自分の身を削って、原稿料を稼いでおられる人であります。)

かいつまんで紹介しますと・・・

小説の映像化に際しては、「原作の世界観とキャラクターを守る」ということだけを条件にして、それ以外のことについては製作者にできる限りの自由を与えるべきだと、常々思っている。
ジブリのゲドは、世界観とキャラクターは一応守っている。
にも関わらず、このアニメ作品を見たとき「ル・グインが気の毒だ」と思った。
原作のゲドはこういう作品ではないんですよ!

・・・という内容。

ちなみに、彼女の今週号の記事はいつもの借金ネタに戻ってます。


ゲドのこと、どうしても1度は書かずにいられなかったんだろうと、彼女の心中を思いやると同時に、ジブリのゲドがいかに「問題作」なのかということを、今さらながらに感じた次第です。
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by foggykaoru | 2006-10-12 22:09 | 児童書関連 | Trackback | Comments(5)

自分の知っている管理人様の連想バトン

はみさんからいただいたバトンです。


■自分の知っている管理人様の連想バトン■
当てはまる管理人様の名前を記入して下さい(何回でも可)
名前を記入された管理人様は必ずバトンをやること。
一度やった管理人様はやらなくていいです。

「必ずバトンをやること」って・・・んな高飛車な。
名前を出すだけでも申し訳ないのに。
バトンはココに置いておくので、気が向いたらどうぞ拾ってやってください。



『まずはあなた』(←原文では「貴方」となっているけど、気に入らないので「あなた」に変えました)

▼名前(HN)
いろいろあるけれど、メインサイトでは「かおる」です。


▼知人に言われた性格
常々「そっけない」と母に言われてます。親不孝者でごめんね>母
あと、今の職場に入って間もない頃、先輩格の人に「ユーモアがある」と言われました。あのときは仰天したわ~

続きです。あなたの名前が出てきても怒らないでください。
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by foggykaoru | 2006-10-10 21:24 | バトン | Trackback | Comments(22)

ローマの朝

c0025724_182388.jpgデジカメの練習を兼ねて撮った写真です。

テルミニ駅前の安宿の部屋の窓からの眺め。
朝6時ぐらいだったかな?
まだ車のヘッドライトが点いてます。
ポイントは、洗濯したソックスが干してあるところ(笑)

この後の、激動の1日についての記事を、本日アップしました。暇つぶしにどうぞ。すんなり行くよりも、いろいろ障害に出会ったほうが、いいネタになるという好例です(自爆)


ブログのスキン、変えてみました。
テンプレート自体はexcite提供のものだけど、タイトルプレートの写真は自前です。
お気に入りなのだけど、旅行記用の写真として使えるかどうか、微妙なところなので、とりあえずココで使うことにしました。
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by foggykaoru | 2006-10-07 08:00 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(11)