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旦那と再会!

だ、旦那ぁ・・・
まさかこんなところでお会いするとは!
と心の中でつぶやきました。

「パリ、ジュテーム」という映画の中で。
パリが舞台のオムニバス映画。もちろんフランス製。
わたし的には、フランス語が聞けることと、パリのいろいろなスポットが出てくるという興味で観に行ったので、出演者の中に「フロドの旦那」ことイライジャ・ウッドがいるなんてことは、とんと意識になかったのです。

彼の役どころは吸血鬼に襲われるバックパッカー。
暗い中で、恐怖におののくイライジャは、まさに蜘蛛のトンネルの中のフロドそのもの。
そして、真っ黒な中に血のりだけが真っ赤に浮き出すという画面作り。
これはイライジャが殺人鬼として出演した「シン・シティ」そのもの。

台詞はありません。
ただ「ハア、ハア」言ってるだけ。
でもまあ、台詞どころか、ほんの数秒間、画面の隅に顔が映っただけ(しかも暗くてよく見えなかったし)だった「シン・シティ」に比べたら、まるまる5分間、イライジャの「どアップ」が見られるのですから、かなりオトクです(爆)

それにしても、この話、別に舞台がパリのマドレーヌ界隈である必然性はないのでは。
他の14話が、それなりに「パリの香り」とか「今のパリ」を伝えてくれているのに。そういう意味では、この話は飛び抜けた存在でした。

私がマドレーヌ界隈の話を書くとしたら・・・フォション本店にやってきた日本人観光客のドキドキショッピングの顛末、とかね(笑)
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by foggykaoru | 2007-03-30 20:20 | 指輪物語関連 | Trackback | Comments(2)

そして今回の「海へ出るつもりじゃなかった」

今回の「ツボ」は、今までなんということなく読み流していたこのシーン。

鬼号が風上にむき、前部の二枚の帆が風に吹かれて反対側にうつり、メンスルのブームがくるりと移動した瞬間、操舵室は目がまわるほどいそがしくなった。やがて、鬼号は、帆という帆に風をいっぱいはらんで、川を横ぎりはじめた。みんながいっせいに綱をまきおさめにかかり、ふたたび、なにもかもおちついた。

ああ、わかるなー! ヨットというのは、転回するとき、むやみやたらといそがしくなるんです。それ以外はのんびりしてて、カロリーはほとんど消費しないんだけど・・・なあんて思えるようになったのは、ヨットに乗せていただいたお陰だと思います。

あと、1999年当時もそうだったけれど、怒濤のシーンは案外淡々と読んでしまいました。どうも「おなじみ」感が強いんです。子どもの頃、そのあたりのページばかり繰り返し読んでいたのですが、あの頃に読み過ぎてしまったのでしょうか?

「船でねむる」ことを楽しみにしている子どもたちの様子、そして、4人になったけれど、「何も起こるはずがない」
このあたりのゆっくりした展開が、今の子どもたちにランサムがウケない原因なのかもしれません。
でもそこがゆっくりしているからこそ、怒濤のシーンが生きるのです。
ずっとフォルテで弾いていては、フォルテッシモも生きません。
やっぱりピアノとかピアニッシモの部分がなくちゃ。

そして、難局を乗り切った後の早朝のシーン。今回いちばん感動したのはこの部分です。(ここももともと好きだったんですけどね。)
こののんびりひと休みシーンは、音楽で言えば、穏やかでスローな第二楽章。
おとうさんと再会した後の「たのしい航海」は、軽快な第三楽章。

どうやら私はいまだに「のだめ」モードのようです。



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by foggykaoru | 2007-03-28 21:09 | 児童書関連 | Trackback | Comments(2)

「海へ出るつもりじゃなかった」(1999年)

2月中に読了する予定だったのが、遅れに遅れました。
今回の感想の前に、1999年に再読したときの感想文をご紹介します。
(1999年というのは、ネットを始めたことがきっかけで、自分以外のランサム・ファンの存在を知った年。そして、自分がまだランサムを読んで楽しめる心を持ち合わせているのかどうかを確認するために、全巻再読にとりかかり、感想文をメインサイトに順次アップしていったのです。)

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by foggykaoru | 2007-03-27 20:16 | 児童書関連 | Trackback | Comments(0)

世界中でヒットしたのです

c0025724_21541227.jpg「パイレーツ・オブ・カリビアン2」のポスターです。
クロアチアのザダルの映画館の前にて。

この作品、アメリカや日本だけでなく、クロアチアでも大人気だったようで。
副題の「デイビー・ジョーンズのロッカー」に引かれて、観てみようかと思わないでもなかったのですが、かろうじて我慢したのでした。(帰国後にちゃんと観に行きましたよ(^^;)

そういえば、同時期に「スーパーマン」も公開していたんですね。
けっこう出来がいいのに「パイレーツ」のあおりを食ってしまったとか言われていたのを、この写真を見て思い出しました。

メインサイトでは「クロアチア旅行記」に連動して「旅のアルバム」も更新中です。
ザダルからバス3時間かけて行った「プリトヴィツェ国立公園」の写真はこちらこちら
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by foggykaoru | 2007-03-26 22:06 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)

シャミナード練習中

「のだめ」の影響で、最近、ちょこちょこピアノを弾いています。
あれに出てくる曲のうち、モーツアルトのソナタ8番(ターニャがブノワさんちで弾く曲)は弾いたことがあるので。
でも、指がもつれるもつれる(涙)
そのぶん、ペダルをがんがん踏んで、ふらふらくねくねとごまかしつつ弾くと、これぞにターニャ!という気分(爆)

あと、のだめが弾く「きらきら星変奏曲」も楽譜はあるので、ちょっとだけ弾いてみました。
これ、楽譜は簡単だけど、というか、簡単なだけに逆に難曲ですね。
まあ、モーツアルトの曲というのは、そういうものなのだけれど。

自分の下手っぴモーツアルトに飽きてきたところで、楽譜をごそごそやっていたら、先日の音楽の集いのとき、Kさんがくださった楽譜が出てきました。
それはシャミナード作曲の「Pas des echarpes(スカーフ・ダンス)」。
これは易しそう。と弾いてみたら・・・
赤い帽子かぶってヨットを走らせるのが趣味のお転婆娘にはまったく似合わない、おフランスの香り漂うオッシャレーな小品でした。

近日中にピアノがある場所でランサムな集いがあるかもしれないので、それまでにマスターしておこうと思います。


それにしても、のだめ、シャミナード弾いてくれないかしら。
せっかくパリにいるんだし。
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by foggykaoru | 2007-03-19 20:48 | Trackback | Comments(18)

東京人チェック

某所で見つけたので、やってみました。
やってみたい方はこちらへどうぞ。

私が選んだのは「西の東京人チェック」。
今でこそ23区民やってますが、実家は多摩地区。
そこで人生の大半を過ごし、骨の髄まで「東京都下人」であることを自負してるので。

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by foggykaoru | 2007-03-17 21:09 | ツボ・(オバカな?)ネタ | Trackback | Comments(14)

「のだめカンタービレ」

ついに読みました。

日曜日1日つぶして16巻読み通しました。

読み終わったら夜。

お腹が空いたなと思って冷蔵庫を開けたら・・・
がびん。空っぽ。食べるものが無い。買い物するの忘れた。。。
しょうがなくてレトルト食品でごまかしました。

翌朝、でかけようとしたら・・・
うわっ、着るものが無い。洗濯するの忘れた。。。

のだめ菌おそるべし!


この作品の最大のポイントは、千秋とのだめというキャラ設定なんだろうなあ。

読む前から「千秋が外国に行けないということが最大のポイントだったので、フランス留学以降はちょっと物足りない」ときいてました。

がーっと一気に読んだときはあんまり感じなかったけれど、今、ちびちび読み直してみると、確かにそんな感じ。日本の音大生たちがとっても魅力的だったしね。
ちなみに、私のお気に入りは峰クンです。


フランス編を読んでいて感心するのは、フランス語が正確であること。
これはすごいことですよ。
日本の出版物にフランス語がちらっとでも使われているときには、ほとんど必ずと言っていいほど、どこかに恐ろしいミスがあるのですから。(もちろんフランス語専門書は別ですが)
だから読んでいて白けません。
ミスが無いだけじゃなくて、状況にふさわしいフランス語が使われているし。
作家のこだわり、そして、編集者の協力のたまものなのでしょう。

そこから推して、音楽関係の記述もかなり正確なのだろうと思います。
この作品が成功した大きな要因は、そういう確固とした裏付けにあるのでしょうね。
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by foggykaoru | 2007-03-15 21:47 | マンガ | Trackback | Comments(4)

赤木かん子著「こちら本の探偵です」

c0025724_2050582.jpg児童文学マニアでこの著者を知らない人は、おそらく「もぐり」なのではないでしょうか。特にARCの先輩たちの中には、彼女のことをまるで身内のように語る人が少なくありません。

古本屋で見つけて立ち読みして、それだけで十分かなとも思ったのですが、著者プロフィールの中の「14歳の時にアーサー・ランサムと出会い自分の使命に目覚める」という一文に義理立てして(?)、マイ蔵書にすることにしました。

1983年に児童文学同人誌「別冊・烏賊」を出した赤木さんが、いかにして「本の探偵」として祭り上げられ、今の仕事に就くことになったかといういきさつがわかります。
が、この本の大部分は、赤木さんに送られた手紙の引用です。「子どもの頃に読んだ、こういう内容の本の題名を教えてください」という依頼の手紙。そして、その本探しの結果。

一番驚かされたのは、それらの手紙の熱さです。
インターネットが普及していなかった頃、見知らぬ人に手紙を書いて何かを依頼するというのは、よくよくのことです。よほど何かに突き動かされていなければ、できることではありません。だからこそ、そこに熱さが生まれるのです。

ネットの力は偉大です。ちょっと検索すればたいていのものは見つけられる。趣味を同じくする人たちとも、簡単に交流できる。

でもその反面、失われたものもあると思うのです。

赤木さんが手弁当でやっていた「児童書の題名探し」と同じことは、現在、ネット上で行われています。問い合わせがあれば、そのコミュニティーのメンバーの誰かから、すかさず回答が寄せられるその様子を、「すごいな~」と感嘆し、ただロムしている私なのですが、そんなことができるようになったことそれ自体は、ほんとうに素晴らしいことだと思います。でもそこには、赤木さんと彼女に問い合わせの手紙を送った人たちとの間の、濃密で温かい関係が生まれることはないような気がします。

簡単に手に入れば入るほど、ものの価格は下がります。これ、経済の常識。
心理的な意味において、情報も例外でありません。
簡単に得られた情報は、やっとの思いで手に入れた情報に比べると、簡単に忘れ去られてしまうのかも。その情報を与えてくれた人に対する思いも。


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by foggykaoru | 2007-03-13 20:44 | 児童書関連 | Trackback | Comments(0)

林望著「思い通りの家を造る」

この本に関する情報はこちら

別に家を造る予定はないのですが、リンボウ先生のファンなので。

読んでみて、正直、ものすごく目新しいということはあまりなかったのですが、1つ、大発見がありました。長年の謎が解けた思いです。

どういう謎なのかというと・・・

中高時代、私は英語のオベンキョのために「リンガフォン」という教材をせっせと聴いていました。
このリンガフォン、もちろん昨今のようなCDなんかじゃありません。
何だったと思います?

答えはこちら
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by foggykaoru | 2007-03-12 20:24 | エッセイ | Trackback | Comments(6)

「フランスのオタク」ネタ再び

年明け早々連続ポストした、フランスのオタク・ネタを覚えていらっしゃるでしょうか。
別にこのブログはそっち系ではない(爆)ので、もうあれはあれっきりのつもりでしたが、今クールのドラマの中で視聴率トップを争っているのが、「ハケンの品格」「華麗なる一族」、そして「花より男子2」であると聞き及び、「オタク・ガイドin フランス」を再び手にとりました。

そう、今回のネタは「花男」。
ちゃんと「必読の100作品」に名を連ねているんです。

いつものように、私のちょい悪(「出来が悪い」という意味です)日本語訳。

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日本において、「ijime」とは学校におけるいやがらせや侮辱、その他もろもろの肉体的・心理的暴力をさす。フランスにおけるいじめと同様、このテーマはタブーであり、親も教師もばつの悪い無関心を装いながら目をつぶってきた。90年代初頭、カミオヨーコはこの問題を正面切って扱った。そして、あっさりしすぎるほどあっさりしていて、装飾が必要最低限に抑えられた画風であるにも関わらず、少女たちの心を掴んでしまった。物語の中心はロマンスであるが、恋愛におけるつくしの心の揺れは、この作品の一要素に過ぎない。メインテーマはあくまでも、異なった社会階級間の関わりなのである。カミオはギャグをちりばめながら、庶民出身のヒロインの率直さと、金と見かけと足の引っ張り合いに支配される人々のうぬぼれとを対比している。つくしの生来の気だての良さ、勇気と明るさが我々に教えてくれるのは、幸福になるためのカギだ。それは、「いかなる状況においても、自分自身に誠実であること」なのである。
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白状いたしますと、「花より男子2」、毎週見とります。
年甲斐もなく、松潤のあの目にやられました(苦笑)



ついでと言ってはなんですが、フランスのオタク少女に関するレポを教えていただきました。
こちらこちらです。
コスプレやゴスロリがフランスの若者(の一部)に流行しているということは、以前から知っていましたが、さすが動画のレポはインパクトがあります。まさに百聞は一見に如かず。
FTさん、ありがとうございました。

日本のマンガにハマる外国の若者が増えているのは、非常に喜ばしいことだと思います。若いときに、ある国の文化---それがマンガだろうが、児童文学だろうが---に強い愛着や興味を持つと、大人になって、たとえそれから卒業してしまうにしても、深層心理においてはその国のシンパであり続けるものだから。

マンガは日本にとって、外交戦略上、最強の武器になるかも。
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by foggykaoru | 2007-03-07 20:48 | マンガ | Trackback | Comments(4)