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クリスマス会2つ

c0025724_18382178.jpg昨日はTさんと2人、クリスマス会をハシゴするという、無茶な1日(爆)を過ごしました。

最初は「光の輪の集い」
スーザン・クーパーの「闇の戦い」愛読者のオフ。クリスマスというより、「冬至」というのがポイント。

遅めのランチ、、というより、実質的にはディナー。盛りだくさんで美味しいお料理を食べるだけでも忙しいのに、語りあわなくちゃならなくてもーたいへん!(笑) 

お料理は、わざわざ「闇の戦い」にちなんだものを、幹事さんがお店にお願いしたのだそうで、たとえばカリフラワーとかは愛読者感涙ものです、、、らしいです。実はよくわからない(滝汗) 

やっぱり本というのは若いうちに読んでないとダメですねえ。これがランサムだったら「うさぎのシチュー」のような大物はもちろんのこと、「種入り菓子」とか、ちゃんと覚えているのに。あっ、でも「ガリバルジーのスカッシュフライビスケット」は忘れてたっけ。なんだランサムもダメじゃん(自爆)


c0025724_1924593.gifそんな私でも「しるし」(右の画像)をモチーフにしたデザートだけはよくわかりました。

時はまたたく間に過ぎ、1次会はお開きになりました。他の方たちのお宝を見る暇もなく、くじ引き大会で当たった特製蜂蜜入り飲料を抱え、電車に飛び乗り、めまぐるしく乗り換えて、次のクリスマス会の会場へ。

今度は恒例のARCのクリスマス会です。

こちらもお昼過ぎからやっていたので、私たちが着いたときには、すでに七面鳥は解体済み。「おなかいっぱい~」とか言いつつ、またしっかり食べてしまいました。すべてが美味しかったけれど、家庭菜園のキャベツで作ったコールスローが格別でした。

「カスピアン王子の角笛」のDVDの特典映像を見ながら、イグルー型のケーキ(いったいどーしてそんな型を見つけ出す人がいるのか?)のアイスクリーム添えを食べるのもオツなものでした。

シメは歌。「良きウェンセスラス王」でした。
クリスマスだもん。
シーシャンティー以外の歌だって、ランサマイトは知っているのです。いばってどうする。
「蜂蜜入り特製飲料」も「おお!」と感動して飲みたがる人多し。
そういう点で、光の輪もランサマイトも同類、、、とまでは言わないにしても、少なくとも同系統なんですよね。


明日から旅に出ます。
クリスマスも冬至もほとんど関係ないところに。
機内ではせいぜいよく寝て、怒涛の冬至の疲れを取ろうと思います。

ではみなさん、ちょっと早いけれど、良いお年を。
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by foggykaoru | 2008-12-22 20:14 | 児童書関連 | Trackback(1) | Comments(4)

クリスマス2題

c0025724_20365412.jpgジョージです。吉祥寺。

実はお気に入りの街だったりします。
繁華街としてはこの程度が適正な大きさなのではないかしら。

だいたい月1で行くのですが、ふだん行くのは休日の昼間。
今月は明日が予定でいっぱいで使えず、来週はもう旅に出ているので、今日の夕方に行ったところ、クリスマスのイルミネーションが輝いていました。

メインサイトの更新のお知らせです。
今週の目玉記事は「サンチャゴ・デ・コンポステーラのクリスマス」。
掲示板の常連さんからの投稿なのですが、必見です。
「旅の被害届」の「その他もろもろのすったもんだ」からどうぞ。

そして、ミサの謎(パンの謎・べーっの謎)が解ける方がいらしたら、どうぞお教えください。
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by foggykaoru | 2008-12-20 20:45 | 告知 | Trackback | Comments(6)

「その他の外国語」

副題は「役に立たない語学のはなし」。黒田龍之助氏初のエッセイ集。

「羊皮紙に眠る文字たち」「外国語の水曜日」のほうは、そこそこ外国語や言語に興味がある人のほうがさらに面白く読めるかと思いますが、この本はこの2冊よりも一般人向け。

新たな発見があったとか、新たな地平がひらけたとかいうことはあまりありません。だって「もと語学マニア」として、私自身が日ごろ思っていることばかりなので。

でも、思わず「そのとおり!」と心の中で叫んだところもあります。
それは「旅行中はたいして外国語は話す必要はない」ということ。
そうなんですよ。
きちんと勉強したことのない言語が使われている地域に初めて行ったのは1996年、スペインでした。
「旅の会話集」みたいなのを持って行ったのですが、帰りの飛行機の中で、旅行中に喋ったことをノートに書き出してみたところ、ほんの10文くらいに過ぎませんでした。
そのときのメモが、のちにブルガリアに行くとき、大いに役立つことになります。事前に何を勉強すればいいか、何を言えるようにしておくべきかが明確にわかったから。

脱線しすぎました。

黒田氏はさらに続けます。
「旅行中に外国語が必要になるのは、不測の事態になったとき」ということ。
ほんとうにそう。

たとえば病気。
去年のメキシコからの帰り道とか、今年のペルーとか。

たとえば災害。
ミレニアムの暴風雨で足止めをくったときとか。

「おわりに」で黒田氏は「わたしは炭鉱のカナリアだ」と言っています。
軽妙な語り口だけれど、これは痛烈です。切なさすら感じます。
マイナーなことをやっている人にも居場所がある日本であってほしいです。


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by foggykaoru | 2008-12-19 21:57 | バベルの塔 | Trackback | Comments(4)

「外国語の水曜日」

副題は「学習法としての言語学入門」
著者は黒田龍之助氏。

前のポストはこの本を読んでいる最中に書いたので、うっかり混同してしまいました。
「外国語を学習上で大切なのは『続けること』である」というのは、こっちの本に書いてあったのでした。

第一章が実に面白い。
この本を書いた時点で、黒田氏は理工系の大学でロシア語を教えていて、その研究室にやってくる理工系の学生たちとの交流が書かれています。
この大学、たぶん東工大なのですが、特に外国語好きが集まっているはずのない大学の学生がなかなか「イケてる」んです。(顔じゃなくて中身が)
いちばん印象的なのは「ムーミン」の原書を、歯をくいしばって、苦しみながら読み進む学生の話。

あちこちの大学で非常勤としてフランス語を教えている人が「第二外国語を教えていて、いちばん教えがいがあるのが東工大の学生だ」と言っていたことを思い出しました。
知人曰く「とにかく勤勉な学生が多くて、毎週きちっと勉強してくる」
一方、偏差値の高さでは東工大とひけをとらないと言われていた都内の某超有名私立大学(実はその人自身の出身大学)の学生は最悪だと。「頭はいいけれど、その頭の良さを、勉強しないでいかにして単位を取るかということにしか使わない」と怒ってたっけ。

失礼。脱線しすぎました。

後半の「学習法としての言語学入門」、これがたぶん著者がいちばん書きたかったことなのでしょう。
でも私にとっては新味のない内容でした。
そりゃしょうがないです。落ちこぼれではあったけど、一応専門として勉強したことなので。

最後の章「本と映像に見る外国語」は、文学作品や映画における「言語ネタ」の数々。
「不機嫌なメアリー・ポピンズ」あたりほどの読み応えはない(し、方向性も違う)けれど、昔見た「ブリキの太鼓」の解説は非常に興味深かったです。いかに何もわからずに見ていたかということが、今にしてわかりました。
嬉しかったのはここに筒井康隆の「残像に口紅を」が紹介されていたこと。これ、すごい作品ですよ。だまされたと思って読んでみてください。筒井康隆は天才です。


この本は大学の入学祝にするのに最適かもしれません。
英語好きな高校生への誕生日プレゼントにもお薦め。
受験英語の外に広がる世界に目を向けるきっかけにもなるのでは。


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by foggykaoru | 2008-12-17 21:24 | バベルの塔 | Trackback(1) | Comments(0)

「羊皮紙に眠る文字たち」

副題は「スラヴ言語文化入門」
著者はもちろん黒田龍之助。

ロシア語をやるゾ!と決めたあとで、ふと思いついて熱帯雨林を「ぽちっとな」したのであって、この本がきっかけでロシア語をやろうと思ったわけではないのです。

読み終えてから数日たっています。
プレゼントクイズのヒントになってしまうと思って感想文を書かないでほうっておいたら、もう内容を忘れてしまいました(泣)。とても楽しくすいすい読んだんだけど。

知られざるスラブ系諸語への興味をかきたててくれる本であるのは間違いありません。この本を読みながらロシア語の第一歩を踏み出すことができたのは、タイミングとしてなかなかよかったなあと思ったことだけは、はっきり覚えています。

ええっと、、、(←本をぱらぱらめくっている)

・衝撃の事実
今のキリル文字を発明したのはキリルさんではなかった!
(キリルさんが作ったのは、もっと昔の「グラゴール文字」なのだそうだ。)

・納得の言葉
黒田氏いわく「外国語学習のコツは『続けること』。とにかく『やめないこと』」

あと、「初級文法を終えた段階で読むのに最適な作品は何か」という話。
内容をよく知っていて、特殊な表現があまり出てこない本。
神父さんは聖書を読むんですって。
黒田氏は「プティ・ニコラ」がお気に入りで、いろんな言葉で読んでるんですって。
私の友人は、スウェーデン語を勉強していないうちから、スウェーデンに行ってリンドグレーンの「はるかな国のきょうだい」の原書を買ってきました。
チェコ語は「こんにちは」しか知らないのに、「ツバメ号とアマゾン号」のチェコ語版を買ってきた人もいます。って私じゃん(自爆)

私はチェコ語まで手が回らない公算大。それにあれは帆船用語が多すぎるし(←苦しい言い訳)。だけど、彼女なら、スウェーデン語でリンドグレーンを読む日が来るのかもしれません。第一まだ若いし。

しばらくロシア語をやってみてから再読したら、さらなる感慨がしみじみ湧き上がるのかも。

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by foggykaoru | 2008-12-15 20:57 | バベルの塔 | Trackback | Comments(4)

プレゼントクイズの結果発表

クイズに回答してくださった皆さん、ありがとうございます。正解者がいらっしゃいます!

回答総数12の内訳は

アラビア語1
ゲール語2
スペイン語2
タイ語2
バスク語2
ラオス語2
ロシア語1

はみさんの答えはゲール語・スペイン語両方にカウントしてます・・・ってことはこの2つは正解ではないわけで(^^;


私が今までかじったことのある言語をご紹介します。

・学校に通ったもの
タイ語: 朝日カル○ャーセンターで3か月
トルコ語: 大○書林の語学講座で3か月
中国語: 留学生がお小遣い稼ぎに開いていた教室で1か月

・独学したもの
ブルガリア語: 旅行前に必死でキリル文字を覚えて、そして挨拶といくつかの単語(「駅」とか「バス」とか)といくつかの基本文(「~はどこですか?」とか)、10までの数字(←これがものすごく大切)を覚えました。

さて、今回、どの言語にするか、いろいろな面から考えました。

そして、必要に迫られて学習するわけではないので、
「学習意欲を高める(のは無理でも、せめて維持する)ためには何が重要なのか」
ということがポイントだという結論になりました。

興味のある方は続きをどうぞ。
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by foggykaoru | 2008-12-14 15:12 | バベルの塔 | Trackback | Comments(32)

手作り石鹸いただきました♪(追記あり)

c0025724_20521242.jpgはみさんのサイトの開設10周年記念アンケートを回答したら、ご褒美にお手製の石鹸をいただきました。

上の写真は送られてきたところ。何がすごいって、溶かした「ろう」で封をして、その上に「ぐにゅっ」とオリジナルの印が捺してあるんです。おしゃれ~!! さすがはみさんだなあとうなりました。

下の写真が中身の石鹸。
さっそく「ミルクボックス」で洗顔し、お風呂では「ローズヨーグルト」を使いました。

手作り石鹸というのはほんとに使い心地がいいんですね。感心しました。

「ローズマリーの風」は、今使いかけの「アレッポの石鹸」がなくなったら、洗髪用に使ってみるつもり。楽しみです。

はみさんのサイトではスタンプラリーも開催中です。今月末までだそうなので、ぜひやってみて♪


(14日追記)
手作り石鹸の説明とスタンプラリーの詳細はこちらからどうぞ。
石鹸のページを見ると「アンケートに答えればよかった」と後悔するかも・・・。
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by foggykaoru | 2008-12-12 21:04 | Trackback | Comments(6)

「天使の歩廊--ある建築家をめぐる物語」

中村弦著。今年度の日本ファンタジーノベル大賞受賞作。候補作品の中でダントツだったそうで、即受賞が決定したとか。

その内容は・・・帯に書かれたコピー以上のものは書けません。まさにこのとおり。
天使の幻影に魅入られた造家師と、その優しい奇跡に酔いしれる人たちの華麗な輪舞曲
造家師というのは、今でいうところの建築家。
要するに天才建築家と、彼に家を注文した顧客、そしてその家の物語です、、なんて言い方すると、夢もへったくれもなくなってしまう(苦笑) 私の紹介なんかよりも、実際に作品を読んでみてください。コピーがいかに的確であるかがわかるはず。

建物というのはその中に住む人、あるいは一時的であってもその中に身を置く人に、なんらかの影響を及ぼすものです。

たとえば旅の宿。居心地の良い宿と悪い宿の違い。これはアメニティーが整っているかどうかなどということとは全く次元の異なる問題だと思います。スタッフの心遣いも大きく影響するけれど、それはおいといて。
そこに身を置いたとき、ほっとする空間であるかどうか。
私が今までに泊まった宿の中で、最高に居心地がよかったのは、上海の浦江飯店。あまりにも居心地良くて、うかうかしていると観光に出かけそびれるほどでした。(携帯で撮ったピンボケ写真はこちらのページの下のほうにあります。)
その次に印象に残っているのは、南仏アルルのホテルの、部屋、じゃなくて階段。毎日上り下りするたびに感動してました。(写真はこのページの一番下。)

日本では残念ながらそういう体験をしたことはない(というか、私は日本ではほとんど旅をしないのです)けれど。
あっそうだ、表参道ヒルズにはちょっと感動しました。なだらかなスロープで地下におりていく周回路と吹き抜けに。あそこは屋内で散策が楽しめるという点で、稀有な建物ではないでしょうか。バリアフリーとかいった配慮を優先する人には評判悪いだろうけれど。それに、あの建物はただ散策されるだけではダメなんですよね。買い物しようという気にさせなくてはならない。そういう意味ではあまり成功していない?

話がずんずんそれてしまいました。

この小説は短編集のような体裁で、それが最後にはひとつにまとまります。
短編は二つのタイプに分かれます。
「天才建築家のたどった人生のエピソードに関するもの」と「彼が建てた家に関するもの」に。
私が好きなのは後者です。それぞれ温かい余韻に包まれている。特に「忘れ川」の最後の一文が好きです。

「ファンタジー」という点を重視するなら、建築家自身をあまり登場させないほうがよかったのかもしれない。つまり、彼の人生を謎に包まれたままにするほうがよかったのかも。

でも、もしそういう形だったら、逆に欲求不満を覚えたかもしれない・・・。かもしれないどころか、絶対にそう。

小学生のころ建築家になりたかった私は、住宅がポイントになっている小説では間取り図が無いことを物足りなく思うことがままあるのですが、この小説に関しては、そういう不満はありません。というか、この場合、そんなものがあっては台無しです。

建物が好きな人、ノスタルジックな雰囲気が好きな人に特にお薦め。
歴史好きにも。

この本に関する情報はこちら

著者の中村弦氏に興味のある方はこのページをご覧ください。
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by foggykaoru | 2008-12-11 21:16 | 普通の小説 | Trackback(1) | Comments(13)

今頃になって「DIVE!!」読みました

先月後半は本を読んでもハズレが多くてちょっとがっくりきていたんですが、今月になってからはアタリ連発。
嬉しいんだけど、感想文をポストするのが間に合わない!

というわけで、今日のポストは森絵都さんの「DIVE!!」です。

読んだ人が口をそろえて「面白い」と言うので、どんなもんなんだろうと思っていたのですが、読んでみたらほんとに面白かった。

若い男の子がスポーツに打ち込む物語というと、「バッテリー」も人気がありますが、こっちのほうがマンガチック。「沖津飛沫(しぶき)」という名前からして。この名前には正直引きましたが、だんだん慣れました・・・と言いたいところなのですが、慣れませんでした(苦笑)

場面が盛り上がったところで「この続きはまた来週」という感じになるところも、まるで連載マンガそっくり。とか内心突っ込みつつもぐんぐん引き込まれ、一気読みしてしまいました。

構成の巧みさと、三人の少年たちの個性。
これがこの小説の最大の魅力なのでしょう。
三者三様、うまく書き分けられているんだなあ。

映画観に行かなかったのをちょっぴり後悔しました。DVD借りようかな。

文庫の上巻のあとがきはあさのあつこ。
下巻のあとがきは佐藤多佳子。
あとがき対決では断然佐藤さんの勝ち。下巻のあとがきのほうが書きやすいかもしれないけれど。

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by foggykaoru | 2008-12-10 20:02 | 児童書関連 | Trackback | Comments(8)

クイズです。ふるってご参加ください。(追記あり)

前回のポストがらみです。
私がこのほど勉強を始めた言語は次のうちのどれでしょう?

(五十音順)
アイスランド語
アラビア語
ゲール語
スウェーデン語
スペイン語
タイ語
チェコ語
中国語
バスク語
ビルマ語
ラオス語
ロシア語

正解者には今度の旅で何かお土産を買ってきます。
エントリーは14日(日曜日)の午前中まで。

(追記)
回答は別に他の人に見られても問題無いと思うので、鍵コメにする必要はありません。(してもいいけど。) 正解者多数の場合はちゃんとその人数分お土産買ってきます。(ほんとうにちょこっとしたものにするつもりなので、どうぞお気遣いなくどんどん答えてください。)
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by foggykaoru | 2008-12-09 20:38 | バベルの塔 | Trackback | Comments(12)