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一石何鳥?

・震災被災地のためになる
・経済の活性化に役立つ
・自分も楽しめる

この3つの条件がそろった活動があるということを、友人から知らされました。
それは日本ユニセフがやっている「ユニセフちっちゃな図書館」

残念ながらきれいな児童書は持っていないけれど、買って送るのもOKということなので、最初はネットで買って送ろうかと思いました。
でも、熱帯雨林をめぐってみたら、これがちっとも楽しくない。
ネットでは本を買う醍醐味が味わえないのです。
どうしようかと思っていたら、さっそく教文館ナルニア国に行ってきた友人が、もう一度行くと言うので、じゃあ私もつきあわせてね、、ということになりました。タイミングよく、2人の空き時間が一致したということもあります。

今朝、ユニセフのサイトを改めてチェックすると、「31日からは絵本よりも小学校高学年と中学生向けの本を送ってほしい」とありました。ああよかった。これは私(たち)の得意分野(笑)

教文館ナルニア国は代金が1万円以上の場合、送料が無料になります。
ほんとうはスーザン・クーパーあたりも買いたかったのですが、なるべく冊数が多くなるようにと、文庫ばかり10数点選びました。
その内訳はリンドグレーン、ローラ・インガルス・ワイルダー、「クローディアの秘密」、「一瞬の風になれ」上中下、等々。
・・・それとランサム(爆)

各地に送るとき、ばらばらにされてしまうだろうから、シリーズものを選ぶのには頭を使いました。「やかまし村」や「カッレくん」はばらばらでも大丈夫。ナルニアは1巻のみ。ランサムは、文庫版が出たばかりの「ツバメの谷」も入れたかったのですが、続編の色彩が濃すぎるので、「ツバメ号とアマゾン号」だけにしました。もっとビギナー向けの巻である「長い冬休み」の文庫版があればよかったのですが。

ところで、ナルニア国で本を買うこと自体が、私たちにとっては意味があったのです。
お世話になった本屋さんですから。

というわけで、合計「一石四鳥」
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by foggykaoru | 2011-03-31 20:30 | 児童書関連 | Trackback | Comments(12)

夏の節電対策として

サマータイムの導入がささやかれていますが、私は反対です。

あれは「たとえ真夏であっても夕方になると爽やかになる」地域のためのもの。
たとえば夏のパリ。
サマータイムのおかげで夕方がとてつもなく長くなります。
そして夕方の気温がほどよいのです。快適。まさに「この世の春」(夏なんだけど・爆)
だからパリジャンたちはカフェのテラスで夕日を浴びながらビールを飲んだり、せっせと帰宅してお庭の手入れに精を出したりするわけで。

でも、真夏の東京は、夕方になってもうだるほど暑い。
猛暑の中、家に帰りたいですか? 
とんでもない。
エアコンのきいたオフィスにいるほうがよっぽどいい。

もしもサマータイム制が導入されて、しかも午後5時(つまり午後4時)にオフィスのエアコンが切れるということになったら、、、
エアコンのきいた居酒屋でビールを飲むか(居酒屋にお金を落とすこと自体は別に悪くないけど)、一目散に帰宅して部屋のエアコンのスイッチを入れるかのどちらかだと思うのです。

今年の夏は昨年ほどの猛暑ではないけれど、例年よりは暑くなるのだそうですね。
ヒートアイランドの真っただ中で、エアコン無しで暮らすことを思うと、今から憂鬱になります。きっと「ただ生きているだけ」になることでしょう(泣)
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by foggykaoru | 2011-03-30 22:07 | ニュースから | Trackback | Comments(8)

ロビンソン・クルーソー

ランサムに出会う前に1度読んだきりのこの本、ウン十年ぶりに読んでみました。
『ツバメ号とアマゾン号』で、ティティが「この本には無人島で必要なことがすべて書いてある」と言って、島にキャンプに行くときの荷物に入れるのですが、なるほどねえと納得しました。まさに「ハウツー無人島暮らし」です。
それに加えて、「余はいかにして良きキリスト教徒になりしか」と名付けたいような部分もある。
さらに漂流する前の部分。「経済学の教科書としても使える」と聞きました。私が読んだのは抄訳(福音館文庫)なのですが、それでもなるほどと思いました。

子どもの頃に読み返そうとは思わなかった。
その点についても納得しました(苦笑)

完訳読むべきだったかな。
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by foggykaoru | 2011-03-28 20:12 | 児童書関連 | Trackback | Comments(4)

日本経済に貢献できたかな

姪が4月から小学校に上がる記念の会食を計画していた矢先の大震災。
一時はジジ&ババの足(=ガソリン)の供給がどうなるかと心配していたのですが、普通にタクシーに乗れる状況になったので、予定どおり敢行の運びになりました。

記念写真: 2万円ぐらい?(チェックしてないのであやふや)
会食: 約3万円
ジジ&ババのタクシー代: 往復4000~5000円ぐらい?

ジジ&ババの入学祝いはランドセル。これは昨年決済済み。

私からは本をプレゼントしようと決めていました。

選択の基準は以下の3つ。
1)私自身が読みたいと思う本であること
2)漢字が多すぎなくて、ちょっと頑張れば1年以内に自力で読めるようになりそうなレベルであること
3)主人公ができたら女の子で、しかも幼児ではなく、小学生以上であること

昨日、教文館ナルニア国の「低学年向き」コーナーに並んでいた本を、片っぱしからチェックした末、「これだ!」と選んだのは『小さなスプーンおばさん』

「主人公が女の子」という条件にこそ合わなかったのですが、最初の10ページぐらいを読んでみて、そんなことが問題にならないくらい面白かったのです。正直、プレゼントする前に私が全部読みたかった。でも、プレゼント用に包んでもらってしまったので、涙をのみました。

姪っ子のパパ(=私の弟)とママは、普段あまり本を読まない人たちなのですが、ママのほうがこの本のことを知っていて、「これは面白いわ~!」
姪っ子もさっそく本を開いて読みたそうにしてくれました。よかった。
お祝いなので、1500円から2000円ぐらい出してもかまわないと思っていたのですが、1000円以内で済んでしまいました。経済活動としては大したことなかったわ(苦笑)
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by foggykaoru | 2011-03-27 17:23 | 児童書関連 | Trackback | Comments(10)

神々と男たち

先週末が英国映画三昧だったので、今週末はフランス映画を。
というわけで、今日から営業再開した銀座シネスイッチに行ってきました。

舞台は1996年代のアルジェリアの小さな村。
カトリック修道院を中心としたイスラム系の村民たちの暮らしがあった。それがイスラム原理主義者の台頭で崩されていく。異教徒、しかもアルジェリアを植民地化して搾取してきたフランス人、ということで、修道士たちは標的になりかねない。政府からは帰国命令がくる。しかし村人たちは「行かないでくれ」と懇願する。

修道士だって人の子。どうするべきか悩む。ここがいい。きれいごとでなくて。

おそろしく地味な作品だし(いびきをかいて寝てる人がいましたよ・苦笑)、宗教がらみだから、日本人にはわかりにくい。かなりキリスト教慣れしている私でさえ、「日本人とはものの考え方が違う」と改めて実感しました。

・・・でもね。
最終的にはほとんど同じところに落ち着くような気もするのです。
キリスト教徒が「神」という言葉で説明することを、日本人は別の言葉で説明する。その言葉は「良心」とか「誇り」とか、人によって異なるけれど。

今だからこそ、心に響いたところが多々あり。
修道士たちの運命は、人間同士の憎しみが生んだ内戦に翻弄される。
今、関東の人間が置かれた不安な状況は、天災に端を発し、そこに人間のズボラとか判断ミスなどによって拡大された事故による。
まったく異なるタイプの災厄だけれど、「とどまるべきか否か」「自分は何をなすべきか」ということを考えざるを得ないというところとか、「日々のつとめを淡々と行うことで救われる」というところは同じなのです。

人間は何のために生まれ、生きるのか。
この、答えの出ない問題をつきつけられた思いです。

原題は「Les Dieux et les hommes」
英語に訳せば「Gods and men」
「神々と人間たち」と訳すほうが適切なのでは。
確かに登場するのは男性ばかりなんだけど。

この映画の公式サイトはこちら


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今日の経済活動:
銀座でパスタランチ。
教文館ナルニア国で書籍購入。
ほんとは先週末、ここで『ツバメの谷』を買いたかったのです。
ランサム・シンパのナルニア国だけあって、しっかり平積みにしてくれてました。しかも2か所で!!
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by foggykaoru | 2011-03-26 18:27 | 観もの・聞きもの | Trackback(3) | Comments(2)

卒業の夏

著者のK.M.ペイトンは『フランバース家の人々』シリーズ(←私は未読です)を書いた人。

主人公は少年。成績は超低空飛行、校則違反しまくり、そしてけんかばかりしているという、超がつく問題児。でも、どういうわけか、たぐいまれな音楽の才能を持っている。
そんな彼が、先生と衝突したり、罰として1日中ピアノを弾かされたり、女の子に淡い恋心を抱いたりするという、ジュブナイル小説。

なんだか、英国少年版『のだめカンタービレ』という感じでございましたよ(苦笑)

この本を読み始めたのは3月11日の朝でした。
通勤電車内で20ページかそこら読んだところで、地震が起きたのです。
ニュースを見過ぎて、精神的にまずくなりかけたので、このままではいけないと思い、気を紛らわすために続きを読み始めたのですが、読み味わうまでには至らず。
出会いのタイミングが悪かったとしか言いようがありません。

正直言うと、読んだことすら忘れかけていました。
ところが今日、唐突に思い出したのです。
最近、「間切る」という言葉に出くわしたことを。
いったいどこで・・・?

それがこの本だったのです。
少年たちがオンボロ小帆船で帆走する場面があって、なんと「間切る」のです!!

ランサム全集を入手することがかなり困難となった現在の日本において、大変貴重な本です(爆・爆・爆)が、熱帯雨林には在庫なし。こちらもたぶん絶版。


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今日もせっせと仕事に励みました。

長靴履いてなくて、放射性物質に汚染された水に足を突っ込んだなんて・・・。
自分がどういう場所に行くのか、そしてそのことが自分の身にどういう結果をもたらすのか、何も知らされずにチェルノブイリに赴いた旧ソ連の作業員とたいして変わらないじゃん・・・(ため息)
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by foggykaoru | 2011-03-25 20:39 | 児童書関連 | Trackback | Comments(4)

豆つぶほどの小さないぬ

佐藤さとるのコロボックルシリーズ第二弾。

今回の主役は人間ではなく、コロボックルの少年少女たち。
彼らが「豆つぶほどの小さないぬ」を探しまわる。
それと同時にコロボックル新聞を始めたり。
そのあたり、「ごっこ感」が濃厚に漂っていて、ランサム・サガに非常に近い。特に「六人の探偵たち」のノリに。ただ、「六人~」は無実の罪を着せられるという、はなはだキツイ状況と裏合わせになっているけれど、こちらはそういったことは全くないので、お気楽ムード満点。
たぶん、子どものときに読んでいたら、「だれも知らない小さな国」よりも好きになっていたのではないかな。
でも、今の私には「だれも~」のほうがしっくりきた。

神宮輝夫氏のあとがきを読むと、なんだか微妙なことが書いてあり、コロボックルシリーズはこで打ち止めにしてもいいのかな・・・という気分になってしまうのだが、実際のところはどうなのだろう?


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水道水に放射線物質が含まれているって・・・気分悪過ぎ。
1人でいると、つい考えてしまって、普段からあまり調子が良くない胃がさらに悪くなりそうです。
仕事があるおかげで気が紛れて、かなり救われています。
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by foggykaoru | 2011-03-24 19:55 | 児童書関連 | Trackback | Comments(6)

震災のかげでひっそりと

ほうれん草から放射性物質が検出されても、しっかりゆでて流水にさらせばオッケーと思っていたのですが、水道水からとなると、どーんと落ち込んでしまいます。
だからって料理や炊飯にミネラルウォーター使う気はさらさらないんですが。

気分を変えて、楽しい話題を。

c0025724_2230276.jpg岩波少年文庫版『ツバメの谷』。
経済活動の一環(爆)として紀伊国屋書店で購入しました。

しかし、少年文庫版の『ツバメ号とアマゾン号』が出たのが昨年の7月。実に8カ月ぶりです。
かつてのランサム全集みたいに毎月刊行しろとまでは言わないけど、あまりにもペースが遅いのでは。
全部出るまでに8年かかっちゃいますよ!



メインサイト開設12年を迎えました。こちらも震災のかげでひっそりと(苦笑)
福島原発がおかしくなって以来、アクセス数が通常の3倍ぐらいに増えています。(旅行記の中にチェルノブイリ原発訪問記があるため。) 喜べません・・・

『のだめ』の旅、完結。
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by foggykaoru | 2011-03-23 22:37 | 児童書関連 | Trackback | Comments(10)

英国王のスピーチ

今日も計画停電無し。ということで観てきました。
新宿武蔵野館に着いたのが11時40分。
1時半の回は楽勝だと思っていたら「かなり前のお座席になります」と言われてちょっとびびりました。

面白かったです。想定内の面白さだけれど。
期待どおり、コリン・ファースをはじめとする達者な役者たちの演技を楽しむことができました。

吃音症に悩むジョージ6世が、ヒトラーの映像を観て「演説がうまいな」と言う場面。
ここにこの映画が最も言いたかったことが凝縮されてます。
---英国民よ、我々の国王が「演説がうまい狂人」でなくて、「演説が苦手なまっとうな人間」でよかったよね!


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今日の経済活動:
定食屋で昼ごはん&紀伊国屋書店で書籍購入(^o^)V

たいしたネタバレじゃないけれど
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by foggykaoru | 2011-03-21 21:33 | 西洋史関連 | Trackback(2) | Comments(8)

アメイジング・グレイス

「アメイジング・グレイス」が、奴隷貿易に携わっていた人が、悔い改めて作った歌だということは知っていました。でも、「奴隷→アメリカ」という図式が頭にあったため、てっきりアメリカの歴史に関する、アメリカ映画だと思い込んでいました。それが実は、ヨアン・グリフィズ主演の、イギリスの歴史を描いたイギリスの映画だと知ったとたん、がぜん観たくなりました。

ところが公開されたとたん震災が起こった。
そして、それに伴う計画停電の影響で、新宿武蔵野館では打ち切られてしまった(号泣)

かなりめげたのですが、気を取り直して観てきました。
都内で唯一、上映を続けている銀座テアトルシネマで。
なにしろ経済活動はわれわれの義務でもありますし(笑)
家でテレビ観てるよりも、映画館で観たほうが節電になるし、せっかく走らせてくれてる電車や地下鉄にも乗ってあげなくちゃ。
窓口でチケットを買うとき、「地震でスクリーンの一部が破けているのですが」と言われ、どんなにすごい破け方なのかと思ったのですが、どこが破けているのかわかりませんでした。いちいちことわらないと細かい人から文句言われるのかしらん。
こんなときに映画を観ようなんて人はそんなにいないんじゃないかと思っていたら、1時35分からの回はほぼ満席でした。今日は計画停電が無いことがわかっていたから、安心して観られるし、気晴らしを求めて来た人が多いのでしょう。

前置きが長くなりました。

とても面白かったです。良質の映画を観たという充足感を得られました。最後のシーンに感涙。
イギリスマニア必見です。
歴史マニアも必見。
マニアックでない人にもお勧め。

貴族議員のかつらって、いつごろまで使われていたんだろう?
とか
鎮痛剤としてのアヘンの使用というのはいつごろから始まったんだろう?
とか
ピット首相って大と小がいたっけ。これってどっち?
とか
いろいろ思いました。

あと、見覚えのある顔の人が出てきてて、エンドロールで確認したら、ルーファス・シーウェルでした。ひげ生やしてないと顔の濃さが引き立ちますね(笑)

それにしても、議会というのは議論するところなんですよね。原稿を読むところじゃなくて。
日本の議会はイギリスをお手本にしたはずなのに、どうしてあんなふうなんでしょう。
あと、議員は個人の意見をもって個別の案件に投票したほうがいいと思うのだけれど。
アメリカだってそうなのに、どうして日本は党の方針に唯々諾々と従わなくちゃいけないの?

この映画の公式サイトはこちら

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映画以外の経済活動:
昼は銀座でランチ。スパゲティ・ペスカトーレとサラダ、コーヒー。
教文館は閉まってました。とても残念です。けっこう買う気満々だったのに。
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by foggykaoru | 2011-03-20 18:27 | 西洋史関連 | Trackback(5) | Comments(8)