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揺られてみなけりゃわからない

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ベトナムのメコンデルタに浮かぶアンビン島の水上家屋でのホームステイ。
そこで私たちをとりこにしたのがこれ。

ハンモックです。
まさに魔法です。
揺られてみなけりゃわからない。

ericaさんのハンモックがブンブン揺れていて、ちゃんと写らなかったのでボツ。
でも、この写真のほうが広がりがあるんです・・・

ホームステイの様子はメインサイトの「えせバックパッカーの旅日記」からどうぞ。
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by foggykaoru | 2011-12-17 19:17 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(8)

アジア新聞屋台村

著者の高野秀行という人は、早稲田の探検部出身で、(もと?)バックパッカー。

バックパッカーやってた勢いでのんべんだらりんと雑文書いてその日暮らしをしていた主人公・タカノ青年が、ひょんなことからアジアンピープルがやっている新聞社を手伝うことになる。そこは日本の中の異世界だった・・・という小説。

ノンフィクションだったらよかったのにと心底思いました。
まあ、著者が実際に見聞きしたことがもとになっていて、限りなくノンフィクションなんだろうなと想像するけれど。

気軽に読み飛ばす本だけれど、けっこう深い。とっても深い。

なんというかな・・・
日本人よ、アジアンピープルを馬鹿にしてはいけない。
だからってアジアンピープルがいちばん!とか、彼らの生き方ややり方を見習うべきだというわけでもない。
人の生き方はそれぞれ。正解なんかない。
自分の価値観をおしつけてはいけないんだよ。
という気になります。

高野氏の本、もっと読んでみたくなりました。

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by foggykaoru | 2011-12-15 20:27 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

渋いラインナップ

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ピンボケでごめんなさい。
続続ベンチェーの書店です。

左上: ぶんぶく茶釜
右上: 題名不明。たしか天狗の「蓑」を手に入れて姿を隠すという昔話があったような・・・。
左下: かちかち山
右下: おむすびころりん

『かちかち山』と『おむすびころりん』はともかく、『ぶんぶく茶釜』とは。
きちんと筋を知っている日本人、どのくらいいるんでしょうか? (っていうか、絵本になるほどの筋、あるんですかね?)
『笠地蔵』並みの渋さです。

きっとCACH CACH が「かちかち」で、NUIが「山」なのですね。
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by foggykaoru | 2011-12-13 20:06 | 児童書関連 | Trackback | Comments(8)

PI TO PANと笠地蔵

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続ベンチェーの本屋にて。
 
ピーター・パンはともかくとして、笠地蔵は渋すぎ・・・と思ってしまう私は西洋文明に毒されてます?
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by foggykaoru | 2011-12-12 19:32 | 児童書関連 | Trackback | Comments(4)

日本が世界に誇る輸出品目

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ベトナムで見つけたポケモン。

ベトナムに行く人は多い。
メコンデルタを目指す人も珍しくない。
でもベンチェーなんて町に行くのはかなりの変わり者。
さらにベンチェーのちっちゃな文房具屋兼本屋に行く日本人なんてめったにいない。私たちが最初で最後かも。

左のも日本のマンガでしょうか。わかる人、教えてください。

メインサイトでベトナム旅行記連載中。
いよいよメコンデルタにどっぷりです。



初めて外国でポケモンを見たのは、確かエストニアのタリンだったような。
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by foggykaoru | 2011-12-11 21:43 | マンガ | Trackback | Comments(12)

世界史をつくった海賊

著者は竹田いさみという国際関係専門の大学教授。ひらがなの名前だけど男性。

ずいぶん前に古本屋で買ってそのままにしてあったのを、「テメレア戦記」がきっかけで読んだのだけれど、良いタイミングだった。

海賊と言ってもいろいろあるが、この本で取り上げられているのは英国の海賊。
二流国だった英国が国策として海賊をつかってて成り上がった歴史。
船荷だけでなく、船もガメる。自前では作れない、良い船を。
英国というのはほんとに悪い奴だ。


以下はツボで覚えていること。

「探検家」「航海家」「冒険商人」は「海賊」をきれいに言い換えた言葉にすぎない。
(うーむ、ウォ―カ―きょうだいも海賊だったのか!)

奴隷貿易。これはポルトガルが独占していた。
アフリカ大陸にただ行ったって、奴隷は手に入らない。
ポルトガルはアフリカのある王国と手を組んで、その王国に負けた部族を奴隷として買い、カリブに運んでいた。
そのポルトガル船を襲うのだ。そして奴隷だけでなく、優秀なポルトガル船も手に入れる。

これに着手したのがプリマスのジョン・ホーキンス。
彼がただの無頼漢ではなくて、頭がよかったというのもポイント。
彼の家に預けられた親戚筋の子がフランシス・ドレイク。
ドレイクはホーキンス家でしっかり海賊稼業をたたきこまれる。
この海賊一族の家訓は「宗教には柔軟に対応する」
だから常に王室とうまく付き合うことができた。

この後も、英国は他の国の船をせっせと襲い、せっせと良い船を手に入れていく。
特にスペイン船が狙い目。中南米の銀を運んでいるし。

エリザベスのとき、スペインの無敵艦隊に勝利する。
立役者はドレイク。
彼は対スペインで多大な功績をあげた。スペイン沿岸の「ひげを焼いた」り。

無敵艦隊に勝利した影には情報力もある。
ウォルシンガムが基礎を築いた英国の「インテリジェンス」の力である。これについては別の本を読んだことがあるけれど、彼がなぜ私財をなげうってまで諜報活動に精を出したかというと、パリ滞在中に「サン・バルテルミー(聖バーソロミュー)の虐殺」に遭遇したせいなのだそうだ。新教徒が虐殺されるのを目の当たりにし、自国でそういうことがあってはならないという信念がほとんどトラウマのようになった。だからこそ、メアリー・スチュアートを渾身の力で死刑に導いたわけである。
そして彼の私財の源は、、、というと、これがまた海賊マネー。
女王の側近たちはみんな海賊に出資して、利益を得ていたのだ。

ロイズの歴史も面白かった。でももう忘れた(涙)

そうそう、旅ネタがあった!!
ドレイクの旗艦「ゴールデン・ハインド号」を復元したものが、ロンドンのドックにあるのだそうだ。サザークのそば。

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by foggykaoru | 2011-12-09 20:10 | 西洋史関連 | Trackback | Comments(16)

テメレア戦記Ⅰ(追記あり)

かねてから友人@英国海軍ファンに強く勧められていた作品。
副題は『気高き王の翼』。原題『His majesty's dragon』を上手に訳してある。


時はナポレオン戦争下。
英国海軍のフリゲート艦の艦長ローレンスは、フランスのフリゲート艦との戦いに勝ち、戦利品としてドラゴンの卵を得て、ほどなくして生まれたドラゴンをテメレアと名付ける。
昔から人間はドラゴンを空飛ぶ戦艦として使っていたのであった・・・というファンタジー。

冒頭シーンがあまりにも既視感あふれていてびっくり。
あとがき読んだら「作者ナオミ・ノヴィクは映画『マスター&コマンダー』にハマって大きな影響を受けた」と書いてあり、二度びっくり。
なんだなんだ仲間じゃないの(爆)
「テメレアって確かフランス艦の名前じゃなかったっけ?」なんて思い当たるようになったのは、まさにあの映画に関連してナポレオン時代の海戦にアンテナを張るようになって以来だし。

階級感覚とか、海軍の流儀とか、あらゆるところに英国臭さがたちこめている。(作者はアメリカ人だけど。)英国マニア必読かも。

あと、ドラゴン。
人間よりもずっと上等な種(特にテメレアがその中でも最上等)が、こんなにも人間に尽くしてくれるなんて、飛行士とはなんとやりがいのある仕事なんだろう・・・絶対になれないんだけどさ。ドラゴンいないし(笑)

熱帯雨林のレビューを読むと、翻訳に関してあれこれ言われてます。
私はあまり違和感持たなかったのですが、ひとつだけ。
スコットランドの「ロック・ラガン」という地名が出てくるのですが、これは「ロッホ・ラガン」としたほうがいいのではないでしょうか。
たぶん「Loch」だと思うんです。
「ロック」というのも間違いとは言い切れない(外国語の発音をカタカナで表記すること自体、ほんとうは不可能なんだから)のでしょうが、ネス湖のことを「ロッホ・ネス」と呼ぶことはあっても、「ロック・ネス」とはあまり言いませんよね。。

ドラゴンの空中戦の記述は、もしかしたら帆船に詳しい人にはツボなのかもしれません。
私はさっぱりわからなくてすっとばしでした。子どものときからいつもそう(自爆)


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[12月8日追記]
「ロック・ラガン」の綴りは「Loch Laggan」だと教えていただきました。当たった!
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by foggykaoru | 2011-12-06 20:33 | 児童書関連 | Trackback | Comments(8)

週末アジアに行ってきます

下川裕治著。ユーズドでしか売ってません。

忙しい社会人、それも(元)バックパッカーのために「週末(+せいぜい1日)」でアジアを楽しむ方策を語った本。
2004年刊とあって、飛行機の手配に関する情報はもう古いだろうけれど、現地の動き方は今もたぶんかなり参考になるのでは。

印象的だったのは
1.タイ
バンコクからローカル線でほんの1時間か2時間のところにある、何十年前から変わらぬユルーい風景を見に行く。めちゃくちゃ旅情をかきたてられた。でも、この旅は私にとって敷居が高い。タイ語で切符買えないし。(筆談だってできやしない)

2.中国
これはできそうな旅。大連から北朝鮮国境へ行って、川向こうの風景を眺める。
川沿いのホテルの部屋には、双眼鏡が置いてあるんだとさ。
やるならたぶん今のうち。

3.沖縄
沖縄の「おばぁ」、つまりおばあちゃんたちに会いに行く旅。相当強烈らしい。しかも、沖縄は路地裏が面白いらしい。

4.韓国
これもなんとかできそう。ガイドブックにも載っていないような島に行く。
・・・でも、おんなじような楽しみ方は、瀬戸内海あたりでもできるんじゃいかという気がしないでもない。
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by foggykaoru | 2011-12-04 11:18 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(10)