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シャーロック2

たった今、BSプレミアムで観ました。
BBC制作のドラマ。21世紀のシャーロック・ホームズ。
はっきり言って、ロバート・ダウニーJr主演の映画「シャーロック・ホームズ」より10倍は面白い。

第1シリーズがモリアーティーとの対決のすごい場面で終わり、じりじり待つこと数カ月。
先週からようやく第2シリーズが3回連続で始まったのですが、先週は仕事で観られず。
「観られなかった番組は縁がなかったものとして諦めよう」と考え、HDに落とすことができない原始的なTVを買ってしまったことを、初めて後悔しました。

そして今日はバスカービルの犬。
面白かった~ 
でも1人で観るの怖かったよ~

そして来週の予告編を観たら、なんとまだモリアーティーが生きていた。
そしてライヘンバッハではないですか!
日本にいないから観られないんです(号泣)
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by foggykaoru | 2012-07-29 23:44 | 推理小説 | Trackback | Comments(6)

テメレア戦記Ⅲ・Ⅳ

テメレア戦記Ⅰの感想文はこちら
テメレア戦記Ⅱの感想文はこちら

Ⅲの副題は『黒雲の彼方へ』。情報はこちら
Ⅳの副題は『象牙の帝国』。情報はこちら


気高き竜テメレアとその担い手ローレンスの異文化遭遇の旅は続く。
中央アジア、イスタンブール、東欧・・・


ようやく辿り着いた英国はピンチ!
そのためにさらなる旅を余儀なくされる。今度はアフリカだよん。
で、最後になってとんでもない成り行きに。

パラレル英国における軍記ものだと思っていたのが、どんどん違う方向に発展していく。
竜を擁する空軍というのは、一種アウトローの世界。
伝統的な「英国」の規範や常識から多少逸脱している上に、テメレアとともに「英国外の世界」に目を見開かれてしまったローレンスは、「ひたすら英国に忠誠を尽くす」ことが進むべき唯一の道であるとは、とうてい思えなくなっていく。

こんな話広げちゃってこの後ちゃんと続けられるのか?>著者
というのが正直な感想。
Wikiによると、すでに英語版は7巻まで刊行されているそうなので、ちゃんと続くらしい。。。

で、今頃になって気付いたのだが、どうもこのシリーズ、私には読みやすくないようだ。
というのは、2行ぐらいの説明で場面が変わってしまうので、斜め読みしていると、
えっ、いつ船に乗っちゃったの?!
みたいなことになり、あわてて数ページさかのぼって読み直さなくてはならないのだ。
1つ1つの場面の描写はとても濃密で面白いのだけれど。

こういう書き方の小説として思い出すのは映画「マスター&コマンダー」の原作。
あれもシリーズなのだが、1作だけ読んでギブアップした。
さすが、あの映画を観て英国海軍ものにハマったという作者だけのことはある(苦笑)
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by foggykaoru | 2012-07-27 21:59 | 児童書関連 | Trackback | Comments(0)

つぶやき岩の秘密

ジュブナイルという呼称がなかった1972年刊のこの作品、名前だけはとても懐かしい。
NHKでドラマ化されたからだ。検索したところ、1973年に放送されたそうで。
いつも6時ごろ、タイトル観て主題歌だけ聞いてチャンネル変えてたんです。
その前の時間帯にいったい何を観ていたんだか。・・・大相撲か?!(爆)

で、新田次郎作だったとは知らなかったので、書店で見てびっくりして買ってしまった。
読んでみて再度びっくり。
あまりにもランサム的なのです。ランサム・ファン必読の書。読みたい方、お貸しします。

これは第一級の冒険小説です。
ただし孤独。いつも子どもたちがわさわさやってるランサムの世界と違って、ちょっと寂しいのよねん。
でも素晴らしい。
この作品を形容する言葉としては「高潔」がふさわしい。

あとがきは中野京子という作家。
「怖い絵」書いたあの人のこと? あの人は学者かと思ってたけど。
少年ドラマとして放送されていた当時9歳だった彼女にとっては、ハードすぎたのだそうだが、今になってDVDを観てみたら十分大人の鑑賞に堪える良質なドラマなのだそうだ。
私は当時すでに高校生だったのだから、耐えられたのではないか。
観るべきドラマだったのかもしれない。
うーん残念。

DVDは全編通してみても2時間半弱。
ARCで鑑賞会を開催するべきかも。
誰かDVD持ってる会員いないかなあ。
えっ、言いだしっぺが買えって?


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どーでもいーことなんですが
NHKの少年ドラマシリーズの第一弾、「タイム・トラベラー」は全部観たんです。
主人公の芳山和子役を演じたのが、幼なじみのジュンコちゃんだったから。

で、今Wiki見たら、ひえ~~~ ジュンコちゃんは故・柳ジョージの奥さん! 
今日3度目のびっくり。
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by foggykaoru | 2012-07-20 21:56 | 児童書関連 | Trackback | Comments(20)

植物図鑑

ここんとこ、夏風邪でダウンしておりまして。
その前から頭が疲れていたかも。
ってことで、ついつい手が伸びたのが、楽~に読める有川浩のこの小説。
そうです、小説です。図鑑じゃありません。

女の子がイケメンを拾う話です。
キャッチコピーが「男の子に美少女が落ちてくるなら女の子にもイケメンが落ちてきて何が悪い!」

考えてみたら、昔から美少女とか美女がふいと現れる話は多い。
「鶴の恩返し」とか「雪女」とか。
(どちらもふいと現れる前にはそれなりのいきさつがあり、それに対してこの小説はほんとうにいきなりイケメンが落っこっている、という点では違うけれど)「男性宅に女性がころがりこむ」のがニッポンの伝統!であった。
それを逆にするとこんなにもロマンチックな話になるとは!!

ベタで予定調和な世界だということはハナからわかっているんだけど、面白い。
ページをめくるのがもどかしくなるほど。
やっぱ恋愛ものは女性作家のものに限りますねえ。
っていうか、やっぱり有川浩がうまいんです。

図書館で借りて読んだのだけれど、文庫になったら買うかも。
ケチでごめん。。
言い訳臭いけど、有川さんの「文庫あとがき」を読みたいっていう気持ちもあるので。

これ、映画化するんじゃないだろうか、
すでにイケメン役として向井理にオファーがいっているんじゃないだろうか、
なあんて妄想すら抱いている私。


ある意味、ランサム的な作品でもあります。

惜しむらくは私が植物にてんで興味がないこと(苦笑)
植物好きな人だったら、私の3倍は楽しめること請け合い。



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by foggykaoru | 2012-07-19 21:37 | 普通の小説 | Trackback | Comments(4)

ル・アーヴルの靴みがき

長らく観たかったこの映画、ようやく観ることができました。

ノルマンディーの港町ル・アーヴル。
靴みがきのマルセルおやじは、移民である優しい妻とささやかな暮らしをしている。
ひょんなことで、密入国したアフリカの少年と知り合い、かくまうことになる。
周囲の人々もマルセルに協力するが、警察の手がのびてくる・・・

結末的には、、、
ちょっとびっくり。
まっ、「現代のおとぎ話」とでも言いましょうか。
一瞬、
もしかしたら「無敵艦隊」を笑っちゃいけないのかもしれない
とすら思いました。

原題の「Le Havre ル・アーヴル」のほうがぴったりくるかも。
ル・アーヴルの人情味あふれる人々の世界全体をひっくるめたものだから。
ついでにle havreとは「港」という一般名詞でもある。「le」は定冠詞。
ポートportではなくてヘイヴンhavenのほう。
舞台を(他の港町ではなく)ル・アーヴルにした理由は、そのあたりにもあるのかも、、、などと深読みしてしまうのは私の悪い癖かもしれない。
実際、ル・アーヴルはフランスを代表する港町なのだから、そんな意味を込めなくても、舞台になるのはごく自然なことである。

素晴らしいキャスト陣。
マルセルおやじも、憎まれ役の警部も、パン屋のおばちゃんも、食料品やのおやじも、一杯呑み屋のおばちゃんも、みんな素晴らしいけれど、特にマルセルの妻がいい。
一言口を開いた瞬間、移民だとわかる。そしてその心根の良さが直に伝わる。すごい。

この映画の公式サイトはこちら
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by foggykaoru | 2012-07-09 23:47 | 観もの・聞きもの | Trackback(1) | Comments(0)

マドンナの引っ越し

旅を愛するドイツ文学者・池内紀による短編小説集。
後半はエッセイ的な作品も混じるが。

長い年月をかけて醸造された名酒の味わい。

私もいつかこんな作品を書けたらいいな・・・
なんて一瞬でも思ってしまうのは、とんでもない思いあがりだ。
いくら旅してても無理。
才能が違うって。

旅好きの人、ヨーロッパ、特にイタリア・ドイツ・オーストリア、そして東欧好きの人に超お薦め。

唯一の欠点は、私が通勤時に電車に乗っている時間に対して、1つ1つの作品が短すぎること。
下手すると3つぐらい読めてしまった。
一話で完結したほうがしみじみ感動できるのに。
もっとゆっくり読めって話もあるが(苦笑)


この本はユーズドでしか入手できません。
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by foggykaoru | 2012-07-08 09:38 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

侯爵様の足元

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珍しく大判の写真です。

リスボンの中心にある「マルケス・デ・ボンパル広場」
ロータリーの真ん中にそびえたつのは、もちろんボンパル侯爵の像。
その足元が、何やら非常に華やかでして。

いったい何の表示なのでしょうね。

メインサイトの「ポルトガルぽかぽか紀行」、いよいよ最終回。
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by foggykaoru | 2012-07-07 17:32 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(2)

ビブリア古書堂の事件手帖

最近、本屋で平積みになっている三上延のライトノベル。

「古本屋」「推理もの」は私好みの世界。
十分に楽しめた。

これで登場人物にもっと魅力があれば言うことないんだけど。
魅力がないわけではないのだけれど、もっとキャラが立っていれば、もっと面白いはず。
有川浩はその点すごいんだなと改めて思った。

「推理小説」と呼ぶのには実はちょっと抵抗がある。
それよりも「推理がらみの小説」と呼びたい。
本格的な推理が好きな人には薦められないけれど、浅見光彦シリーズ的なユルい世界が好きな人(それは私だ)にはぴったり。


この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2012-07-06 22:18 | 推理小説 | Trackback(1) | Comments(5)

無敵艦隊

1937年公開のイギリス映画。
ARC会員宅でネタ映画(!)として観ました。

主演がローレンス・オリヴィエで、売り出し中のヴィヴィアン・リーが脇役として出ていて、後に2人が結婚するきっかけになった映画、というのが世間一般のネタなのですが、私たちは純粋に(!)無敵艦隊と英国海軍のネタを探すつもりでした。


がっ、、、

いやー、すごかった。

昔の映画ってこの程度だったのね。

最近観た「図書館戦争 革命のつばさ」がいかにしっかりした作品なのか、
この2年後(1939年)公開された「風と共に去りぬ」がいかに段違いの傑作だったのか
ということがよくわかりました。

どうすごいかと言うと、
セットで撮影しているから全体的にちっちゃい!ちゃっちい!ということはさておいて、
思いつかなくて途中で考えるのやめたでしょ!>脚本家 みたいな台詞があるし、
リスボンからイギリスまで1人で手漕ぎボートで帰ってくるし、
追手の間抜けさが、まるで幼稚園児だし、
とにかくヒーローを逃がさなくちゃ!ということで、意味不明なほど親切な人物が登場するし。

で、船ですが、たったの2シーン。
まあ、この映画の原題は「無敵艦隊」ではなくて「Fire over England」ですからしょうがない、、、、って、この原題も内容と合ってないじゃん(炎が上がったのは他のところです)

収穫は女王です。
英国人にとって定番のエリザベス女王像というものがよくわかった。
でも、この女王、「can't」を「カーント」じゃなくて「キャント」って発音するんです。アメリカの女優なのかなあ。まさか。



「ちっちゃい!」ということに関しては我慢しようと思ったのですが、これだけは言わせてください。
リスボンはテージョ川に面しています。
河口近くだから、ほとんど海みたいに広い川。
高速で走るバスが渡り終えるのに20分ぐらいかかる。写真はこちら
この映画だと多摩川ですらない。まるで神田川(笑)
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by foggykaoru | 2012-07-04 20:04 | 西洋史関連 | Trackback | Comments(8)