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『八朔の雪』『花散らしの雨』

『みをつくし料理帖』というシリーズの1巻と2巻。著者は高田郁という人。

江戸時代、事情があって大阪からやってきた澪という娘が料理道を極めていくお話。
女性が料理人になるというのは、当時としてはたぶん異常な設定なのだろうけれど、筋立てが工夫されているので、あまり気にならない。
関西出身というのもうまい。
東西の味付けの違い(当時はそれはそれは大きかったんだろう)に戸惑いながら、才能ある料理人がそれらを融合して新しい料理を生みだしていくという流れが自然にできあがっている。
言うなれば「日本料理史」?

現代の私たちにとってはおなじみの料理が生まれるさまを目撃させてもらえる、というところが面白いのだが、それが物足りなさにもつながったりして。
「おなじみ」だけじゃつまらない、ともいうことである。
でもそんなことを言う人はあまりいないだろう。
私が特殊なんです。たぶん。
なにしろ「種入り菓子」や「ぺミカン」の味を想像(妄想?)しながら育ったもんで(苦笑)

友人のお気に入り。
貸してくれるというので、ありがたく読んだ。続編も読むだろう。


『八朔の雪』に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2012-10-31 20:07 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

素晴らしきラジオ体操

この本はユーズドでしか入手できません。

『からくり民主主義』の高橋秀実著。
一部の話題が賞味期限を過ぎてしまった(けれど、原発問題は却ってその怖さを増している)『からくり~』とは違い、こちらは未来永劫変わらない?ラジオ体操の話一本なので、一貫して楽しく読めた。
たかがラジオ体操、されどラジオ体操。

ラジオ体操が広まった(広められた)いきさつに唖然。
ものすごい国家的深謀遠慮があったのです。
そしてあることをきっかけに、命脈を絶たれそうになる・・・のだがどっこい、しぶとく生き残る。
残そうというニッポン国民の強い意志によって。
他のことにも強い意志を持つべきなのじゃないかね我々は、、、とも思うが。

で、「ラジオ体操やってるから長生きする」わけじゃなくて、「長生きしてる人がラジオ体操をやっている」のですが、あと10年か20年後、隠居生活になった暁には、私も朝6時半にラジオ体操しに行ってみようかという気持ちになった。
だって生活のリズムを整えるのにいいでしょ。
どこでやってるか知らないけど。

高橋秀実さんの著作は高野秀行氏が提唱する「エンタメ・ノンフィクション(略してエンタメ・ノンフ)」というジャンルの代表的存在。『からくり~』とこの本を続けて読んで、確かに「楽しませてくれるノンフィクション」だとは思った。

でもちょっと物足りない。
文章に味わいが足りないのだ。



実はこの本を読んでいて、無性に高野本が懐かしくなってしまったのです。
旅心を誘う高野本が私の趣味に合うのは当然のこと。
でもそれだけではなかった。
高野さんは文章で読ませる人なのです。
ネタがすごいから、ついついネタで読ませる人だと思いがちだけど。
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by foggykaoru | 2012-10-28 08:23 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

三匹のおっさん ふたたび

前のポストで唐突に有川浩の名前を出したのは、読んだばかりのこの本が念頭にあったからで。

今回はじいさんたちの「地域限定正義の味方」としての活躍シーンは少なくて、前作ではあまり描かれなかった息子世代にスポットが当てられています。

それはそれでいいのだけれど、「俺たちをジジイと呼ぶな。おっさんと呼べ」みたいな、思わず喝采したくなるような台詞が見当たらないのがちょっと残念。

でも、まっとうで公平です。そして健全。
安心して楽しめるのが有川作品のいいところなんだなあしみじみ思います。
「現代の講談」とでも言いましょうか。

ただね、有川さんの言葉遣いがところどころ気になるのです。実は前からなんだけど。
たとえば、「筆舌に尽くしがたい」というのは、否定的なニュアンスを持つ表現だと思っていたんですけど。
「筆舌に尽くしがたい苦労」とか。
でも、「筆舌に尽くしがたい美しさ」とか「筆舌に尽くしがたい喜び」とは言わないような気がします。少なくとも私は言わない。最近は言うんですかね?


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by foggykaoru | 2012-10-23 20:13 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

辺境中毒!(ランサマイト必見)

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タイトルでお察しのとおり、高野秀行著。
「高野本はもうこれでおしまい」と言った舌の根の乾かないうちに、性懲りもなくもう1冊読んでしまいました。
言い訳しますと、『辺境の旅はゾウにかぎる』という単行本があって、そのうちに文庫化されたら読もうと思っていたら、なんとこの本(集英社文庫)がそれだったのです。

高野さんがあちこちに書いた記事やら対談やらをまとめたものなので、ちょっと雑多な印象がありますが、高野ファンだったら必読です。

まず「アヘン王国潜入記」を読んだ人必読の「アヘン王国脱出記」。
めちゃくちゃおもしろい。

対談も面白い。
でも旅する人のほうが楽しめるかも。

高野さん曰く「楽しい国とおもしろい国は違う」と。
そうだと思います。いつまでも心に残るのは「摩擦」の思い出なのだと思います。「文化摩擦」という手垢のついた表現にはしたくないのだけれど、まあそういうことです。
「日本だったらこんなことにはならないのに」ということを体験して、それを「ひどい目にあった」の一言で片づけることもできる。
でも片づけてしまうのはもったいないことです。
摩擦の中から、日常生活とは違う視点みたいなものが生まれる。
「スムーズに運ぶ楽しい旅」というのは、「お約束」どおりのドラマや小説みたいなもの。「お約束」の中に浸りきるのは楽しいです。小説でたとえるなら有川浩。私は有川浩、好きですよ。
でも、いつまでも心に残る国とか旅、それは『通訳ダニエル・シュタイン』のほうなのです。しんどいけれど。

後半は高野さんお薦めの本。

面白そうな本がたくさん紹介されていて、しかもそのへんでは見つけられそうもない本が多い。また「ぽちっとな」してしまいそうな自分が怖いよ~
その中に『世界屠畜紀行』とか『アフリカにょろり旅』があって、思わず身を乗り出していたら、、、

それどころじゃなかった。

早稲田探検部の後輩にあたる角幡唯介という作家との対談を読んでいて、声をあげそうになりました。
角幡: 原点の本ってあるんですか?
高野: それはもう子どもの頃に読んだ探検・冒険本、アーサー・ランサムの『ツバメ号とアマゾン号』とかヒュー・ロフティングの<ドリトル先生>シリーズとか、ああいうのをいつかやりたかったし(後略)

高野さんの本を読み始めた頃から、「この人は相当本を読んでいる人だろうな」と思っていたんです。
そしてたまたまこんな記事も見つけたりして。
唸りました。
これだけ幼少期の読書体験を語れる人はそうそういません。
ドリトル先生に対する熱い思い。ランサムファンとドリトル先生ファンはけっこうかぶるのです。が、ランサムを知っていてドリトル先生を知らない人はいないけれど、ドリトル先生を知っていてもランサムを知らない人は山ほどいる。あ~あ、またニアミスじゃん。この年代、この読書歴、この趣味嗜好、しかも男子なのに、ランサム知らないのかなあ・・・ まっ、ランサムはマイナーだもんね・・・と、その時は恒例の「しょぼんモード」で終わっていたのでした。

この本読んでよかったわーー
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by foggykaoru | 2012-10-22 22:42 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(15)

「ロミオとジュリエット」まとめ

今月はえらい散財です。
高野秀行氏と小島剛一氏の本を新刊で買ったということもあるけれど、なんと言っても「ロミジュリ」を3回も観るという暴挙(!)に出てしまったのが大きい。

でも10年待ったんだし、パリ公演(あったとしたら、ですが)を観に行くことを考えたら安いものです。

明日行われる東京公演の千秋楽に行きたかったのですが、ネットで一番良い席が出てきたのが今日の5時半の回だったので。2階席1列目、しかもかなり中央寄り。
こんな良い席が取れただけあって、なんと2階のS席は2列目から後ろはほとんどが空席でした。
(A席はぎっちり埋まっていましたが。)
私の並びはほとんどがリピーターだったかも。(アンコールのノリがすごかった)

今日のロミオは良かったです。
彼がロミオに選ばれた理由がわかりました。ようやく(苦笑)
ジュリエットとのデュオが多いロミオは、男性のわりに高音が多いのですが、その聞かせどころの音域---たぶんソからラのあたり---が良く響くのです。1回目はやっぱり時差ぼけだったのね。
(でも若手男性の中でいちばんセクシーなのはマキューシオだと思う。)

ジュリエットは今日も安定して上手でした。
彼女には文句ありません。

それと「死」。彼女も完璧。
Youtubeの「死」よりももっと徹底して「人間以外の存在」を表現している。
ただし、1階席の2列目であの細かいビクビクした動きを間近に観たときは、一瞬、「ビートたけしかっ?!」と思ったということを、今ここに白状いたします。
たけしが人間じゃないという意味じゃないけどさ(笑)

ところで、日本版ロミジュリを観た人の中には、今回の「死」が女性であることに驚いている人もいるようですが、フランス人が「死」という役を作ったら、それは絶対に女性になります。
フランス語では「死 la mort」は女性名詞なのですから。
(ドイツ語の「死 der Tod」は男性名詞です。ウィーン製ミュージカル「エリザベート」の「トート」は男性ですよね?)
ちなみに「憎しみ la haine」も「狂気 la folie」も女性名詞。
マキューシオが「狂気はおれの恋人」と歌う理由もそこにあります。
男性名詞だったらあんな歌は歌わせられない。

大公の歌う「Le pouvoir権力」の振付について。
ありゃどうみても「武道」ですよね。「やっ!」とか声まで出すし。
今回の日本公演のための特別バージョンではないか、振付師がわざわざ「karate(この場合、フランス語の「r」の発音をしなくちゃいけません(笑))」の動きを研究した成果ではないか、、、と想像してるんですが、どうなんでしょう?

で、まとめ(というほどのことはないけれど)ですが、今回のフランス版は筋が実にざっくりしています。物語を全然知らない人にはよくわからないかも、と思うほど。
フランス版がもともとそうなのかどうかはわかりませんが、もしかしたら、「フランス語がわからない観客に、台詞で細かいことを説明するよりも、歌とダンスで楽しませることを主眼にしたほうがいいという考えもあったかも。私は歌とダンスを楽しみたかったので、大満足です。


あ~あ、これで「秋の音楽祭」は終わりです。

来年、フランス版ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」が来る、という話を聞いて、一気に盛り上がったのですが、よく見たら英語版だったので、盛り上がった気持ちが、まるでタイヤに穴をあけたみたいにシュ~~~と盛り下がってしまったのが数週間前。
フランス語で聞きこんでしまったのをわざわざ英語で観るのはちょっとねえ。
しかも、「ノートルダム」は骨の髄までフランスの話なのに(涙)

以下、フランス版「ロミジュリ」のネタバレがあります。大阪公演をご覧になる方はご注意ください。
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by foggykaoru | 2012-10-20 23:36 | 観もの・聞きもの | Trackback | Comments(0)

異国トーキョー漂流記

この本に関する情報はこちら

高野秀行氏の本。
高野さんが知り合った人の話、などと言うと身も蓋も無いのだけれど。
「袖すり合うも多生の縁」という言葉を思い出した。

心に静かな波紋が広がる感じ。
高野さんの「人に対する眼差し」がいいと、改めて思った。
客観的、かつ温かいという彼の真骨頂が現れている。
彼の旅本(あるいは探検本)の底流にあるものもまさにそれである。

「ムベンベ」と「ワセダ三畳」を読んで気に入った人は必読。
この2作に関連した出来事もいくつかあるから。

語学に興味がある人間としては、高野さんがフランス語を勉強した方法がおもしろかった。
言葉を教えることに関してど素人であるフランスの姉ちゃんの「投げたレッスン」であっても、素晴らしい成果を上げることができるのだ。生徒本人にやる気さえあれば。

そして、コンゴつながりのエマニュエル・ドンガラ氏。
高野さんが翻訳したという著書「世界が生まれた朝に」を読みたくなった。
熱帯雨林で検索したら在庫なし。どうやら絶版らしい。
どうせなら原書がいいかも、、と思って熱帯雨林france で検索したら在庫があった。
興味のある方はこちらをご覧ください。
本自体はそんなに高くないんだけど、送料がねえ。
パリに行ったら買おうか。いつ行くんだ。もう「のだめ」ネタはないのに。
思いついて地元の図書館のサイトに行って検索したら、あったあった。すぐ近所にあった。(もちろん高野さんの訳書のほうです)


文庫化されている高野本のうち、絶対に読もうと思った本はこれにておしまい。
読みたい本はまだあるけれど、単行本なのです。
図書館で借りるか。それとも文庫化を待つか?
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by foggykaoru | 2012-10-19 21:53 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(3)

「たち」について

「再構築した日本語文法」、第一章の「名詞」を読み終えました。

「連体節」のところに
ロベール君は若いころ射撃の名手でした
→「若いころ射撃の名手だった」ロベールくんは・・・

という例があって、は~、そうだったのか~と思いました。

連体節の文体は「です・ます」調は不可で、「である・だ」調でなければならない
という規則があるのです。(実際には「です・ます調」を使うことが全く無いわけではないけれど、使うとかなり不自然になります。)
日本語を学ぶ外国人は「どうして?!ヘンなの~!」と内心不満でしょうねえ。



それはそれとして。
日本語には名詞の複数形は無い。

まあそうでしょうよ、と思って読んでいたら、
日本語には単数と複数の区別がないから曖昧だ、という人がいます

とあって唖然としました。
そうか、世の中にはそんな人がいるんだ・・・。
単数形か複数形のどちらかを選択しなくちゃならない言語なんて不便極まりないのに。ただ「犬」とか「少年」と言える日本語のほうがずっといいじゃん。

で、複数形でふと思ったんですが。

「~たち」とか「~ら」という接尾辞があります。
この接尾辞は、一般的には名詞を複数化する、と思われている。

確かに「少年たち」は「少年」の複数形、に見える。

でも、「私たち」は? 
「私たち」は「私」という人間の複数形なのでしょうか。 
「私」は1人ですよね。

「ジョンたち」という例もあります。
「ジョン1」「ジョン2」「ジョン3」・・・がいるんですか?
んなわけない。
「ジョンたち」とは、場合によっては「ジョンとスーザンとティティとロジャ」、場合によっては「ジョンとナンシイ」という意味になる。
つまり、「○○たち」とは「○○と他のメンバー」を意味する。

ただし、「彼女たち」の場合は、「彼女と他のメンバー」であり、しかも他のメンバーも女性、という条件がつく。
「○○」が性を明示する名詞のときは、ということなのかも。

以上、ほんの10分で思いついたことなので、たぶん穴だらけです。
鋭く突っ込まず、温かい(ヌルい)目で見てやってくださいませ。
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by foggykaoru | 2012-10-18 20:43 | バベルの塔 | Trackback | Comments(10)

夢が叶うのかも

「生きているうちに英国湖水地方に行く」というのが、子どもの頃の私の夢でした。
それは予想外に早く、約10年後に叶えられたのですが。

そして今、もしかしたら、私の30年来の夢(というのも変なのですが)が叶おうとしているのかもしれません。

私たちが学校で習う「国語の文法」は、明治になってから、西欧の文明を駆け足で取り入れた日本人が、英仏独語の文法(さらにそのもとになっているのはラテン語の文法)の枠組みを参考にして作り上げたもの。(学校文法のメインは橋本文法とか時枝文法と呼ばれるものです。)
だから、日本語の実態に合わないところが多い。
たとえば、「日本語では主語の省略が多い」とか。
別に私たちは省略してるわけじゃない。
「主語は必要なときだけ付ける」というほうが、我々の感覚にぴったりくるとは思いませんか?

「日本語の実態を表した文法」は、日本語だけしか知らない人には書けない。
他の言語を知ってこそ、日本語の特徴がわかるのだから。
だからと言って、英語を始めとするヨーロッパ言語ができるだけでもダメ。ヨーロッパ言語に影響され過ぎているから。私もその一人。トルコ語もタイ語も続かなかった私は、確実に英仏語に毒されている。

真の日本語文法を構築できる人、それはヨーロッパ言語とは系統の違う言語にも通じている人でなければならない。

生きているうちに、そんな人が作った日本語文法の体系を見てみたいなあ・・・

というのが、「落ちこぼれ言語学徒」あるいは「えせ言語オタク」である私の30年来の夢なのです。

今読んでいるのは小島剛一著「再構築した日本語文法」
小島氏は「トルコのもう一つの顔」と「漂流するトルコ」の著者。
英仏語、トルコ語、トルコ語とは異なるトルコ域内の諸言語の達人です。
(まだもっと他の言語にも通じていらっしゃるのかもしれませんが)

2ページ目に「日本語の文の基本構造は『述語』である」とあります。

ああ、やっぱりそうだったのよ!


「再構築した日本語文法」に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2012-10-17 22:33 | バベルの塔 | Trackback | Comments(8)

からくり民主主義

ここ数日、ブログの表示がおかしくなっていたのですが、直りました。やれやれ。

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この本は友人に勧められて読んだ。高橋秀実著。

ニュースの裏側、もっと正確に言えば、真相に迫る。
ところが真相に迫れば迫るほど、何が何だかわからなくなってくる・・・。
世の中には「なんじゃこれ」が満ち満ちているということだけは、よくわかる。

特に諫早湾、沖縄の基地問題。
単純に反対派と賛成派というふうには分けられない。
でも反対派は必要。
その理由は・・・読んでのお楽しみ。

原発問題。
今読むと笑えない。
311以降、もはや「なんじゃこれ」では済まされないから。
ここでも反対派は必要なのだ。
その理由は、、、あまりにもブラックすぎる。

いちばん気楽に楽しめたのは青木ヶ原。
喫茶店で読んでいた私は声をたてて笑いそうになった。

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by foggykaoru | 2012-10-16 20:45 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

ビブリア古書堂の事件手帳2・3

このブログ、表示がおかしくなっているみたいです。
先日のポスト(ロミオとジュリエット2回目)がこのポストの右にきていません?
私にだけそう見えるのならいいのですが。

で、このポスト。

以前「1」を読んで、めちゃくちゃハマったというほどではなかった。
でも図書館で2と3が並んでいるのを目にしたら、ラッキー!と飛びつく程度には関心がある。

なぜめちゃくちゃハマらないか。
古書堂の女主人に魅力を感じないからなのかも。
作者は男性だし、やっぱり男性はああいうのに魅力を感じるの? 

とは言え、まあけっこう面白いわけで。

このシリーズは素直に1、2、3という順番で読むのが正解。
ずっと同じ調子でなぞ解き短編が並んでいる(サザエさんのごとく)のかと思ったら、そうではなく、少しずつ事態が進展していくのである。
前に登場した人の再登場もある。

4が出たら読むんだろうな。



とりあえず「2」に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2012-10-13 09:44 | 普通の小説 | Trackback | Comments(4)