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六本指のゴルトベルク

青柳いずみこ著。
音楽に関するエピソードがある小説の紹介本。

青柳さんの著作としては、『翼のはえた指』がすごいのだが、この本もある意味、すごい。

というのは、「音楽や音楽家の話がメインの小説」ばかりではなく、「音楽に関するエピソードがちらっとある」程度の小説の紹介が非常に多いから。

つまり、音楽関係だから読んだわけではなく、たまたま読んで、たまたま見つけたということだ。

どんだけ本読んでるんだろう?
本職のピアノの練習だけで十分に忙しいだろうに。


で、なにしろ読んだのが1カ月前なので、何も覚えていない・・・・・・・・
・・・・・・・・あっ、1つだけ覚えてた。

『ジャン・クリストフ』である。
これはベートーベンをモデルにしたとされるけれど、そうとばかりは言えない、とかなんとか。
興味を引かれたので『ジャン・クリストフ』、読んでみようと思ったんです。
でも図書館で手にとってみて、なんだか萎えてしまった。


たいして読書家ではない私。
青柳さんの爪の垢をください(苦笑)


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by foggykaoru | 2013-04-30 19:59 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

海辺の1日

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浦賀在住のランサマイトSさんのお誘いで「咸臨丸フェスティバル」なるものに行ってきました。
咸臨丸がアメリカに出航したのが浦賀なのだそうで。ペリー来航しか知らなかった。また、勝海舟が断食した場所とか、吉田松陰や桂小五郎が泊った宿とかあって、ちょっとびっくり。

でも今回は日本史関連のスポットを廻る暇はなく。

Sさんが申し込んでおいてくださったクルーザーに乗せてもらうイベントの抽選に当たったのです。
好天に恵まれ帆走を楽しむことができました。

1時間余りの航海を満喫したあと、バスで久里浜に出て、京急で津久井浜へ。
ここに素敵なお店があるのです。

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お店の名前はこれ。

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喫茶コーナーのある本屋さん。
本屋というより絵本屋さん。字が主体の児童書はあまりありません。
でも少年文庫版「ツバメ号とアマゾン号」だけはちゃんとある。

のんびりお茶を楽しみました。
コーヒーと自家製チーズケーキはとても美味しかったです。
Sさんはジンジャーエールとプリンという、ランサム的というか、英国児童文学的な注文をなさっていました。

「ツバメ号」はランサマイトにとって新しい巡礼地です。
皆さまも機会があればぜひ。
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by foggykaoru | 2013-04-29 22:14 | ほんとうの生活 | Trackback(1) | Comments(7)

大聖堂の悪霊

指の怪我のため、1カ月ココに来なかったため、ご紹介してない本が8冊もたまっています。記憶が薄れているため、ろくな感想文が書けなくてすいません。

この本の著者はチャールズ・パリサーというイギリス人(だったはず)
なぜ読んだかというと、アルフレッド王がなんたらというところにちょっと惹かれたということもありますが、それよりも何よりも訳者が今は亡き浅羽莢子さんだったから。
なのに

なんだかなー
という感想しか残ってません。
いくら翻訳家の腕が良くても、つまらないものはつまらないんだなと。

毎日最低30分、日によっては1時間近く半身浴やっていて、暇つぶしに読む本が必要だったから読んだ・・・読めた、というのが実情。でなかったら途中でやめたことでしょう。

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by foggykaoru | 2013-04-28 12:05 | 推理小説 | Trackback | Comments(0)

ジーノの家

副題は「イタリア10景」
著者の内田洋子というイタリア在住の人。

日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞を史上初のダブル受賞したそうで、それで面白くなかったら嘘だと思って読んでみたのですが、

超お薦めです。
ダブル受賞に納得。

『パリふんじゃった』を思い出しました。
ラテン系ヨーロッパの人々の織りなすエピソードだからかな。


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by foggykaoru | 2013-04-23 20:52 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

ラブコメ今昔

ご存知有川浩の作品。短編集です。
題名どおり全部ラブコメ。すべて自衛隊がらみのお話。

短編だから読み応えがあるわけではない・・・というか、彼女の書くものに関して読み応えをうんぬんするのは的外れかもしれないけど。

実はこれを読んだ少しあと、文庫化された『植物図鑑』を買って再読したのです。
そして、「うねり」というか流れというか、盛り上がりという点において、やっぱり小説は長編じゃなくちゃと思ったりしたのですが、こっちはこっちで楽しめます。
当然のことながら、恋愛ものが嫌いな人には向きませんが。

ぶっちゃけ、有川浩は半身浴のおともに最適です(笑)

日本、元気じゃないし、なんだかなあということがたくさんあり、だんだん悪くなってきていることが多いよんじゃないかと思ったりするのですが、彼女のラブコメを読むと、今の世の中捨てたものじゃないと思ったりします。何がって、描かれている男女の関係が平等なところがいい。昔の恋愛小説より読んでてずっと気分がいい。

というわけで、有川原作の連ドラ「空飛ぶ広報室」を観始めちゃった私でして。
「図書館戦争」の実写版も観ます(断言)

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私は古本屋でハードカバー300円ナリをつい買ってしまったんで、読みたい人にはお貸しできますよ(私に会うチャンスのある人に限る)
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by foggykaoru | 2013-04-21 16:06 | 普通の小説 | Trackback | Comments(13)

ドイツ道具の旅

副題は『道具が語りかけるドイツ再発見の旅』
著者は佐貫亦男という人。
宇宙工学の権威である著者が、ドイツを旅しながら目にした数々の道具の構造やらデザインやらを、徹底的に調べあげていく。
たとえば、列車内のゴミ箱とか。清掃するときはどうするのだろう?と、はずしてみちゃったりする。

というわけで、そのオタッキーな方向性は好きです。舌を巻きます。妹尾河童の「河童が覗いた」シリーズに非常に近いものがあり、なかなか面白い

・・・はずだったのですが。

妹尾氏の本とは違い、添えられているのが写真のみで、図が無い。
しかも私が古本屋で買ったこの本は文庫版。写真がちっちゃい。よく見えない。
文章だけではよくわかりましぇん(涙)
私はそういうことが書かれた文章をじっくり読んで頭の中に図示するのが苦手なのです。苦手というより面倒臭くて理解しようという努力をしない。読みとばすのみ。

というわけで、ほんとうに「残念」な本だったのでした。



この本はユーズドでしか入手できないようです。
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by foggykaoru | 2013-04-14 08:23 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(6)

身体をいいなりにできるか(25)

これは連載記事です。
(1)からお読みになることをお薦めします。
次の記事へのリンクを貼ってあるので、読んでいくと自然にこの記事まで到達できます。

==============

最近わりと体調がいいみたい。
でもそれは高いお金を払って鍼灸治療に通っているおかげと言うより、冷え取り健康法のおかげではないか?と思っている今日この頃
・・・でしたが。

ここのところ、多忙で疲れがたまってきたら、喉がおかしくなりました。
話をしているとき、空咳が出て止まらなくなり、話を続けられなくなったのです。
これじゃあ何も改善してないじゃん(号泣)

それはそれとして

先日、疲れてふらふらだったとき、ふと思いついて甘酒を飲みました。
甘酒って「飲む点滴」と呼ばれるのだそうで。

効果絶大でしたよ。


(26)へ続く。
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by foggykaoru | 2013-04-11 20:00 | Trackback | Comments(0)

舟を編む

言わずと知れた三浦しをんのベストセラー。
国語辞典の編纂に携わる編集者たちを描く。

面白いかと問われれば、面白い。
でも、三浦しをんはどうして主人公に妙な名前を付けるんだろう。
思えば「風が強く吹いている」でもそうだった。
私はそれで引いてしまう。

言葉談義(「のぼる」と「あがる」の違いなど)が面白いのか?
でも、あの程度のことだったら、私だって時々やるから、全然新鮮じゃない。

なぜここまで評判になったのかがよくわからなかったため、「面白かった」と言う母に「どこがよかったの?」と尋ねたら、「1つのことを突き詰めていく人の描写が面白かった」とか言っておりました。
うーん・・・
ああいう感じの人、けっこういると思うんですけど。。。
って私の交友関係が変なのか? 

それはありうる(自爆)

というわけで、私はこの本、「チャリング・クロス街」みたいにすぐに読み直して感動を新たにすることなく、一読して終わりでした。
ふつうに面白かったですよ。くどいけど。


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by foggykaoru | 2013-04-07 10:47 | 普通の小説 | Trackback(1) | Comments(10)

女ひとり寿司

著者は湯山玲子というライター。

友人が貸してくれた。
「まるであなたが書いているみたいな感じがした」と言って。
へーえと思って読んでみたけど、、、そーですか? 
私はこんなに歯切れよくないと思うんですけど。

そもそも生活が違うし。
銀座の高級寿司屋になんて、逆立ちしても行けない。
行かない。特に行きたくないから。
私の胃は生ものメインの食事には適してないから・・・ってまたまた身体ネタで失礼(爆)

もしも私がギョーカイ人だったら、そして、もしも身体が冷えることを気にしないですむ体質だったら、こういう本を書く人間になったのだろうか?

で、肝心の内容ですが、
たとえ逆立ちしても行かないだろうという世界のことだし、既に閉店している店もあるから、情報を得るために読んだらがっかりするかもしれないけれど、エッセイとしてかなりの高水準。文章で読ませます。食べ物のことを書いているようで、実は人間を描いている。なかなかでした。


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by foggykaoru | 2013-04-05 21:08 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

チャリング・クロス街84番地

半身浴のおともは本。お風呂のふたの上に本を置いて読むのです。本はまったく濡れません。みなさんもお試しを。というわけで、最近、読書がはかどっています。

この本は映画化されていて、昨年、ARCのクリスマス会で観ました。その後、古本屋で見つけて、「これは読めってことね」

ヘレーン・ハンフ編著。
なぜ「編」の字があるかというと、実際にやりとりした手紙をもとにしているから。

ニューヨーク在住のハンフが、ロンドンのチャリング・クロス街にある古本屋に本の注文をする。そのやりとりが何十年も続く。

映画を観てあるので、すべてネタバレ状態で読んだのですが、よかったです。読み終わってすぐ、読みなおしました。なんともしみじみしていて、いい味なのです。

この味わいは翻訳の良さに負うところもあると思います。日本語が美しい。
訳者は江藤淳。彼の文章はまともに読んだことがなかったのだけれど、さすが。

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by foggykaoru | 2013-04-03 20:00 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)