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お知らせ

2度目の治療の辛さは初回の半分でした。詳細はのちほど。
今回はなんとかぶっ倒れずにすみました。
でも首ががちんがちんに凝っている。。。

これから南の島へでかけてきます。
今回の旅のテーマは「のんべんだらり」
普段の生活よりも運動量が減るという、私としては画期的な旅。
治療で疲れた体を癒すにはもってこい。まずはマッサージ!!

まるでこうなることを予期していたみたいだ(苦笑)
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by foggykaoru | 2013-07-31 15:01 | 告知 | Trackback | Comments(4)

身体をいいなりにできるか(27)

これは連載記事です。
(1)からお読みになることをお薦めします。
次の記事へのリンクを貼ってあるので、読んでいくと自然にこの記事まで到達できます。

==============

鍼灸は体調管理にいいと感じています。まず、胃が前よりよくなった。
でも肝心の咽喉の不快感がいっこうに治らない。
それどころか昨年より悪化している。
昨年は夏になると多少おさまったような印象があったのに、今年は盛夏になっても症状が変わらないのです。
やっぱり炎症を鍼灸で治すのは容易なことではないのだろうな。

ただし、上咽頭の腫れは治しにくい。
最初に診断を受けた総合病院の耳鼻咽喉科の医師の表情が物語っていました。(だから漢方薬をくれただけだった)

でもやはり耳鼻咽喉科に行くべきだろう。
絶大な効果があるのは「Bスポット」という治療法らしい
ということは、鍼灸に通う前からすでにネットで検索して知っていたのです。
それでもそちらに行かなかった。
かなり辛いらしいから。

でもやっぱり試してみるべきかも。夏なのにこんなに調子が悪いんだから。
勇気を奮って、この治療法を行っている耳鼻咽喉科の門を叩きました。

小さな診療所のおじいさん先生。
まずは総合病院でやってもらったのと同じ声帯検査。
「声帯はまったくきれいです。特に年をとると、声帯を酷使すると声がかれてくる。そのときは黙りなさい。そうすればまた声は復活します。声を使い続けると、ポリープができたりします」
黙っていられれば問題無いんですけどね。。。

上咽頭に関しては、あらかじめネット上でおさらいしてあったことを丁寧に説明してくれ、「Bスポット療法は炎症がひどい場合は非常に痛いです。10炎症があったら痛みも10。5の炎症だったら痛みも5です。」とくぎを刺してから「治療を希望しますか?」
「はい」(ドキドキ)

消毒薬を付けた綿棒を鼻からつっこまれ、咽喉のほうにグイッ
その次は口から鼻のほうにグイッ
ゲゲッという感覚はもちろんあるけれど、そんなものはかき消えてしまうほどの痛さ。
触られたところはどこもかしこもしみる。

先生がとりだした綿棒の先は鮮血に染まっていました。
「こんなに血が出るとは。あなたはかなり重症です。今まで相当辛かったはず」
終わってからも痛い。涙が出る。鼻水もたらたら流れ続ける。
ネブライザーをやって帰宅。

へたれて横になり、しばらく動けず・・・
そのうち回復するかと思ったら、、、
ずっと動けず。
頭ががんがん痛い。背中や腰が痛い。食欲ゼロ。
これはまるでインフルエンザだ。
でも、熱を測っても微熱程度しかない。
なのにこの辛さは何だ?
風邪だったら眠れるはずなのに、頭と背中と腰が痛くて眠れない。
首も変。首が動かない。

でも咽喉だけはすっきりしている。。。

翌日は出勤できませんでした。電話するのさえ辛かった。
やっとの思いで起き上がり、タクシーでかかりつけの漢方医に。
待合室で待っているときも、本すら読めずにじっと目をつぶって耐える。

医師に昨日からのいきさつを話すと首、肩、背中を触り、
「がちんがちんに凝ってます。これが頭痛の原因」
舌をみて、お腹を押して
「胃もぜんぜんダメだね」
柴胡桂枝湯という、耳馴染みのある薬を処方してくれました。
「きつい治療法で身体がびっくりしちゃったんだろう」
さらに、「水はやたらに飲むな」ときつく言われました。「最近は水を飲めって言い過ぎだよ」

薬を飲み始めたら、肩や背中の凝りがマシになり(でもまだ首はひどい)、胃も動き始めました。


治療後24時間を経過したら、咽喉の不快感が戻ってきました。前よりはいくらかマシかもしれないけれど。
私ほどひどい上咽喉炎の場合、週に2~3回通ったほうがいいのだそうです。
勇気を奮って明日も行ってみるつもり。
漢方薬というお守りがあるから。


(28)へ続く。
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by foggykaoru | 2013-07-28 17:38 | Trackback | Comments(4)

名画で読み解くハプスブルク家12の物語

中野京子著。
評判になった『怖い絵』がいまひとつだったので、その後に続く彼女の本にはあまり食指が動かなかった。今回もさして期待せずに読んだのだけれど、意外に面白かった。それほど深くないんだけど。
ハプスブルク家に関する私自身の知識が大したことないので、この本のレベルに合っていたのだと思う。え、褒めてない? いやいや、一般大衆向けの啓蒙の書として、よく書けていると思います。

中野さんは「絵」で売り出してしまったけれど、西洋史の専門家であっても西洋美術史が専門の人ではない。
美術史的な側面をもう少し掘り下げた本を読みたかったら、高階秀爾さんの本を読むべき。高階さんが偉大すぎるとも言えるんだけど。

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by foggykaoru | 2013-07-25 20:33 | 西洋史関連 | Trackback | Comments(0)

ちょっと指輪風味

c0025724_23125449.jpg2013年5月刊行。ようやくゲットしました。

略称「海出る」。
子どもの頃、いちばん読み返したのがこの巻。今回読んでみて、常に読み飛ばしていた船関係の記述がほんの少しだけ、前よりわかるようになっていました。
ヨットに乗せてくれた友人たちよ、ありがとう!!

「鬼号」が指輪物語風味の「ゴブリン」になったのはすでに聞いていたので、さしてショックも受けなかったのですが・・・

またまた驚愕の新訳が! しかも誤訳(号泣)、旧訳が正しいのです。(聖地巡礼してきた人の証言&証拠写真すらあります)

神宮先生、お願いです。
どんなことでもいいので迷ったらARC会員に確認していただけませんか? オタクたちは喜んで手伝いますから。

ここまで要求しなくてもいいのかもしれないけれど
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by foggykaoru | 2013-07-19 23:21 | 児童書関連 | Trackback | Comments(5)

明暗

そうです、夏目漱石の『明暗』です。

漱石の作品は中学生の頃『坊ちゃん』を完読、『吾輩は猫である』はけっこう面白かったけれど飽きて上巻でギブアップ、高校のときに教科書で『こころ』の抜粋を読んだけど、本は自分自身のツテで選びたいし、教科書に載っている小説を読むなどという優等生的趣味は持ち合わせていないので、授業だけで済まし、大学生になってから『三四郎』を読んでみたらこれはいたく気に入ったのですが、しばらくたって『行人』を読んでうんざりし、ギブアップすると同時に「漱石は若者が読むべきではない、四十過ぎるまでは読まないことにしよう」と思い定めて幾星霜。
少年老い易くと言われるように、はっと思ったら四十をはるかに超えていまして。
でも、若いときに想像していたようには老成した気分にならないので、手を出さずに今に至る。

あっ、そうだ! 友人の勧めで『虞美人草』を読んだっけ。

今回これを手にとったのは、水村さんの『続・明暗』を読みたかったからです。

漱石なので例によって、たっくさん注がついていますが、文豪の作品を真面目に読み解こうなんて気負わずに、「たかが新聞小説なんだから」と気楽に読みました。

で。

気楽に読んでいいのだと思いました。
有川浩並みに。はい。
漱石は明治の有川浩です。え、暴言ですか? (有川浩は平成の漱石だとは言ってませんよ。)

でも

ものすごく面白いというほどでもないぞ。
ただ、まさにこれからというところで終わってしまっている。
当時の読者の「ええーっ、こんなところで死なないでよ~!!!>漱石さん」という悲鳴が聞こえてくるようです。
この続きを書こうと思う人がいても不思議は無い。

で。

『行人』も同じなのだけれど、主人公があまりにも良い御身分なので白けます。
贅沢こそできないけれど、とりあえず何もしないでも食べていける。
読んでると「なんだこいつ、いい気なもんだな」と思ってしまう。だから夢中になれない。

今回の発見。
ジェーン・オースティンの作品に似てます。
漱石は英文学者なのだから、当然、彼女の著作には親しんでいたのでしょう。
ただ、ジェーン・オースティンのは主人公の女性が幸せな結婚をする話。ハッピーエンド。
それに対してこの作品は、結婚したのにいまひとつ幸せでないカップルの話。アンハッピーエンドの予感。
さらに、ジェーン・オースティンだったら、主人公の女性は内面的な魅力がある。
でも、この作品の主人公は・・・ はっきり言って嫌味。その妻も。
っていうか、魅力的な人が出てこないんですけど。

と文句ばかり言ってますが、これでいつでも『続・明暗』を読むことができるようになったので、とりあえずオッケーです。
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by foggykaoru | 2013-07-17 20:14 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

クジラの彼

有川浩の「自衛隊ラブコメ短編集」第一弾。
(前に読んだ「ラブコメ今昔」は第二弾。)

『空の中』と『海の底』のカップルが登場するという情報を得ていた。
だからこの順番に読んだわけで。(逆に『塩の街』を「ちょっと違う」と軽くパスすることができたのも、この本とのからみが無いことを知っていたから)

『ラブコメ今昔』収録の作品のほうが粒揃いかなと思います。
でも表題作『クジラの彼』はひじょーに気に入りました。自衛隊ラブコメの中でいちばんいい。

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by foggykaoru | 2013-07-15 23:27 | 普通の小説 | Trackback | Comments(4)

下町ロケット

池井戸潤の直木賞受賞作。とても有名ですよね。

は~ 男の小説だ~ と思いました。
なにしろ最近は(ハマっちゃいけないと思いつつ)有川浩とか、(いまいちだと文句つけつつ)三浦しをんとか、女流作家のものばかり読んでたので。

小さな町工場が大企業に対して一歩も引かず頑張るお話。
機械には到底及ばない職人技、とか、テレビの「夢の扉」あたりを思い出させる。
悪くないです。

でもね。

先日、堺雅人主演のドラマ『半沢直樹』をちらっと観たら、つまるところ、同じような話だったので驚いてしまいました。
『下町』は、何か「こと」あれば、銀行に融資を打ち切られそうになる中小企業が舞台。
『半沢』は銀行に身を置いて、なんとか中小企業を助けようとする銀行員が主人公。

そういう話が好きな人は、池井戸さんの小説にハマることでしょう。
私はハマらなかったんです。。。
面白かったんですよ。でも他の作品も読みたいとまでは思わなかったということで。

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by foggykaoru | 2013-07-09 21:21 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

コットンフィールド

本と映画とたまに旅行のことしか書かないこのブログには唐突なネタですが・・・

ホームソーイング派御用達の店として広く知られる吉祥寺のコットンフィールドが閉店します。
現在、閉店売りつくしセール中。
(閉店発表前からうわさが流れ、6月からすごい混雑だったというので、もうろくに商品残ってないかも?)

ぢつわ身内の店でして。

脱サラして布地屋を始めると聞いて、「なんでまたそんな私の役に立たない店を」と思ったものです(自爆)

香港発券の世界一周航空券を利用して買い付けに飛び回っていた社長も寄る年波には勝てず。
まっ、のんびり余生を楽しんでね!
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by foggykaoru | 2013-07-07 11:38 | 告知 | Trackback | Comments(8)

英国旗

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某百貨店の英国フェアで使用された英国旗です。
めぐりめぐってARC会員のOさんの手に。
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by foggykaoru | 2013-07-05 21:23 | Trackback | Comments(2)

海の底

有川浩の「自衛隊三部作」第三弾。
mixiの「有川浩コミュ」で「有川作品の中でいちばんのお気に入り」として、かなり多くの人が挙げていたので、読んでみたくなった。『空の中』を読んだのはその前フリ。

これは面白いです。
非常に気に入りました。
巨大化したザリガニ(エビ?)の大群が横須賀を襲うというトンデモ話だが、潜水艦に閉じ込められた子どもたちと自衛官のドラマを縦糸に、横須賀を救うために戦う男たちの姿を横糸に織りあげられた、見事なタペストリーでございまする。大人の男たちの戦いは迫真。自衛官と子どもたち(けなげな女子高生が色を添えます)のドラマもいろいろあって退屈させない。類型的と切り捨てる向きもありましょうが、私は好きです。ここだけの話(←ってわけにはいかない(自爆))、読み終わったとたんにもう1度読み返しちゃったほどでして。

『図書館戦争』の直前の作品だと思うとなかなか興味深い。
いろいろ書いてだんだん慣れてきて、ついに『図書館』で大バクハツしたんだな、と。


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by foggykaoru | 2013-07-02 21:25 | 普通の小説 | Trackback(1) | Comments(2)