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新橋烏森口青春篇

椎名誠の自伝的小説。
業界紙の編集者としてのらくら働くシーナくんの日々。

PCがある今、業界紙の仕事というのはどう変化したのかなあなどと思いつつ、まあけっこう楽しく読んだのですが、今になって熱帯雨林のレビューを見てみたら、絶賛の嵐なので驚いた。
確かに面白かったけれど、傑作とは思わなかったんですけど。

もしかしたら男性のほうが楽しめるのかもしれない。

残念ながらユーズドでしか入手できません。
私と会う機会のある殿方、お読みになりたかったら差し上げます。
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by foggykaoru | 2013-10-30 22:22 | 普通の小説 | Trackback | Comments(4)

未来国家ブータン

高野本。ハードカバーを購入(←いばってどうする)

かなり長く続いた『ソマリランド』の余韻。
この本を読んだときに、ようやくそれが薄くなっていたのかもしれない。
あるいは、この本がそれに負けないほど面白かったのかもしれない。
とにかく非常に楽しめました。

なによりもまず、ブータン旅行の目的がいい。
ネタバレになるから詳しく書かないけれど、本来、というか、表向きは非常に真面目な目的がある。
でも、高野さんが本当にやりたいのは、それとは別。世間一般の常識から言ったら不真面目・不謹慎。
で、高野さんは、真面目なミッションをこなしつつ、不真面目(でも本気)な探索を試みる。
この二つのバランスというか、ミックスがいいのです。こういう本は高野さん以外には書けない。

結果的には、ブータンという国のありようが描き出されます。
二つの目的が達成されたかどうかはおいといて。

高野さんという人は知的だなとしみじみ思います。
視野が広いのは世界旅しているから? いやいやいや。旅したって大して広くならない人もいる。
でも彼の場合、旅の経験が糧になっているのは確かです。

お父上は高校の先生だったそうですが、高野さんもいい先生になれただろうと思います。あ、これは『ソマリランド』のときにも思ったんだっけ。

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by foggykaoru | 2013-10-28 20:28 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

神様からひと言

この本の著者である荻原浩という人は高野本で知りました。
高野さんのどの本だったかは忘れましたが、解説の文章が気に入って名前を覚えたのです。近年とみに物忘れが激しくなっている私が。これはすごいことです。
作家のみなさん、他の作家の解説の仕事がきたら、まじめに取り組みましょう。

主人公は若いサラリーマン。
甘いんだなこれが。ちょっとあんた世の中なめてんじゃないの的な雰囲気を濃厚に漂わせていて、しかも、思ったことをすぐ口にする悪癖がある。結果、あそこに行ったらおしまいだという姨捨山みたいな部署に飛ばされてしまい・・・

とても面白いです。
同じサラリーマンものでも、池井戸潤とはかなり違う。
こっちはユーモア満点。私はこちらのほうが好き。
でも、池井戸亮よりも忘れやすい。なにしろ読んだとたん忘れてしまいました。

ていうか、読んだということすら、忘れていた(苦笑)


楽しい本を読みたい人にお勧めします。


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by foggykaoru | 2013-10-22 19:52 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

世にも奇妙なマラソン大会

見放題だと思うとついつい『あまちゃん』を観直してしまい、更新どころじゃなくなりまして。ほんとうは綾野剛くんが出演した『カーネーション』も観てみたいのですが、必死に我慢してます。
NHKオンデマンド、退会するべきかも。

この本読んだの、1か月近く前です。印象薄くなってるので、感想文も薄いです。ごめん。

時系列としては『腰痛探検家』の悪戦苦闘のあと。
そんなにあとではなさそうなのに、衝動的にマラソン大会に参加しちゃうなんて。
しかも灼熱のサハラ砂漠で。
フルマラソン経験ゼロなのに。

ありえない。

フツーの人だったらやらないって。

そこをやっちゃうところが高野さんです。
だから本が書ける(笑)

マラソン大会だけでは1冊分にならなかったようで、後半は高野さんが体験した奇妙な出来事を綴った短編集となっている。
ブルガリアの体験とか・・・あれだけ旅してるのに、鈍すぎでしょう!!

高野本としてはまあまあねというレベル。
っていうか、『ソマリランド』の余韻が強すぎて。

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by foggykaoru | 2013-10-20 17:17 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

王城の護衛者

司馬遼太郎の短編集。
あまりにも有名なこの人だが、彼の著者のうち、今までに読んだことがあるのはいくつかのエッセイ、そして「街道を行く」シリーズだけ。しかも日本の道ではなくて、オランダとアイルランドの道なのである。というのは旅行の下準備として読んだから。

今回この本を手に取ったきっかけは「八重の桜」である。
もっと正確に言うと、会津藩主役の綾野剛くん。
この短編集の表題作が松平容保の話なのである。
ドラマで観た知識を「ふむふむ」と確認しつつ、補強することができた。

他の作品の中で特に印象深かったのが、岩倉具視の代筆者というか懐刀だった人の話。(もう名前を忘れてる(涙))

日本史、特に幕末から維新への流れをもうちょっと知るべきだと改めて思った。
これから司馬遼太郎、読もうかな。
読み始めたら当分の間、読むものがなくて困る、という事態にはならないだろうし。

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by foggykaoru | 2013-10-13 11:11 | 日本の歴史 | Trackback | Comments(0)

金門島流離譚

船戸与一作。ハードボイルド。
暴力と血がいっぱい。性もちょっぴり(でもそういうシーンは無い)。

めったに読まないこのジャンル。
古本屋で見つけたこの本を買った理由は、高野さんが「辺境中毒!」で紹介していたから。ちなみにあとがきも高野さん。

金門島というのは、中国大陸の目と鼻の先にある、台湾領の島だそうで。
その地の利を生かして、いろいろ裏っぽいことに利用されていて、、、暴力と血がいっぱいの作品のかっこうの舞台になるわけである。

普通に面白かったけれど、元来このジャンルは得意ではないので、船戸作品はもう読まないだろうと思う。
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by foggykaoru | 2013-10-12 09:24 | 普通の小説 | Trackback | Comments(4)

移民の宴

『ソマリランド』を読んで、高野本は文庫化を待たないことにしました。
これからも高野さんにいろんなところに行ってもらうためには、印税の高い単行本を買うべきだと。

で、買ったこの本。

日本に暮らす外国の人々の食生活のルポ。
高野さんならではの企画、なんだけれど・・・
たぶん、順番がいけなかった。渾身の『ソマリランド』のすぐあとに読んじゃいけなかった。
しかも読んだのが1か月前。ほとんど覚えていない(涙)


印象に残っているのは朝鮮出身の整体の先生(カムバ~ック!!)と、イラン出身のダンサーの女性。
イランは外食するといまひとつ美味しくない、ということは、この本を読む前から聞いていた。
でも、家庭料理は非常に美味しいんだと。その理由は(以下略)

あと、日本のモスクは東京ジャーミーだけではない、それどころかあちこちにある、ということを知りました。

西葛西にインド人が多い理由もわかった。

フランス料理はそんなに気取ってないんだよね、と思ったことも今思い出した。

311を体験した外国人妻たちのことも・・・

なんだかんだ言って、けっこう覚えてるじゃん。
どうやら、けっこう印象深かったってことらしいです(苦笑)

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by foggykaoru | 2013-10-10 19:16 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

身体をいいなりにできるか(31)

これは連載記事です。
(1)からお読みになることをお薦めします。
次の記事へのリンクを貼ってあるので、読んでいくと自然にこの記事まで到達できます。

=================

忙しかった9月。
耳鼻科に行く時間がなかなか取れず、2週間、間をおいて治療に行ったら・・・
あの激痛が戻ってきました。
ダウンした1回目ほどじゃないけど、2回目ぐらいの痛みでした。

最近、なんとか週に2回行けるようになったら、回を追うごとに痛みが薄れてきましたが。

こんなでほんとうに完治するのかいな。

完治しないまま、耳鼻科の先生が引退したらどうしよう・・・
なあんて心配してもしょうがないことなんですが。

そういえば
鍼灸の先生に褒められたことがひとつ。
「肌にうるおいとつやが出てきたね」
言われてみて気づきました。
以前と比べて、顔にべたべたいろいろ塗らなくても平気な感じがしていたんです。
「よっぽど鼻の炎症がひどかったんだね」
へえ、そういうもんなんだ。


そういえばをもうひとつ。
8月に人間ドックを受診して、またもや
「膀胱炎予防のために水分を多めに摂りなさい」
と言われました。

ダメなんですよう、ただやみくもに水分摂っても。
人間の身体はそんなに単純じゃないのよ
と心の中でつぶやいた私でありました。



(32)へ続く。
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by foggykaoru | 2013-10-09 21:05 | Trackback | Comments(0)

そろそろ復帰

ご無沙汰しております。

9月第3週あたりまでは、確かに超多忙でした。
でもそのあと、ほんとうはすぐに復帰できる予定でした。

復帰しなかった最大の原因は「あまちゃん」。
NHKのオンデマンドで945円払って「特選ライブラリー」の「見放題」を見始めちゃったのです。
1話15分とはいえ、全部で150話以上あるのですから、全部観るのはそりゃー大変。
疲れてるんだから寝るべきなのに、睡眠を削ってまでして観る始末。バカじゃん。

ようやく残すところ最終週放映分のみ、というところまできました。

でも、放映されて日が浅い回は「特選」ではなくて「見逃し番組」カテゴリーに入っている。
そっちを観たかったら、さらに945円払わなくちゃならない。
NHK、商魂たくましいぞ。

現在、「特選ライブラリー」に移動してくるのをイライラしながら待ってる状態です。


この事態、PCが新しくなったことと無関係ではないのです。
Windows 8 はPCで行うふつうのことをしようとすると、今までと勝手が違いすぎてやりにくい。たとえば、旅行記を更新するためには、写真を選定しなくちゃならないのですが、それがやりにくい。今までどおり、ピクチャに入ってる写真のアイコンをクリックすると・・・うわー、これどうしたらいいの?という状態になる。(訳が分からないですよね、私も説明できないんです) 似たような写真を見比べるということができない。

でも大画面のデスクトップ。
これは動画を観るには今までのPCよりもずっといい。快適です。だから「あまちゃん」を観ちゃう。

PCが変わればPCライフが変わるのだということを、身をもって知りました。

まあ、「あまちゃん」ほどのドラマはそうそうないだろうから、今みたいな状態になることもそうそうないだろう・・・・・・・




「シャーロック3」まではね。
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by foggykaoru | 2013-10-07 23:20 | 告知 | Trackback | Comments(6)