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何も語れない私

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「六人の探偵たち」待望の神宮訳。
旧訳より読みやすくなったのかな・・・
と思って読み始めたのですが

うーん。。。

この巻が読みにくいのは、原作自体が苦手なせいで、訳文がどうのこうのという問題じゃなかったみたいです。
旧訳もあまり読んでいない(たぶん、子供のときに1回と、大人になってから1回だけ)ので、どこがどう読みやすくなったのかも、さっぱりわかりません。

神宮先生がせっかく訳してくださったのに。
ネガティブキャンペーンみたいになってしまってごめんなさい。
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by foggykaoru | 2014-06-29 10:13 | 児童書関連 | Trackback(1) | Comments(6)

もっとどうころんでも社会科

1か月以上前に読んだ本。ユーズドでしか入手できません。

清水義範著で西原理恵子の絵がついているという、例のシリーズです。
前作「どうころんでも社会科」よりも面白いかも?と思ったような記憶がうっすらと。

特に、20世紀初頭の出来事を世界史年表からいろいろ拾っている章がツボだった。その後の100年が見通せる感じ。日本史の政局がらみの出来事だと、世界が見えてこない。

高校で「日本史」「世界史」が別々の教科なのはいかがなものかと、かねてから思っていたけれど、特に近代以降は一つにまとめて「近現代史」として教えるべきなんじゃないかな。
そもそも「日本史」というくくりをすることができてしまうところが、日本独特なところ。他国と国境を接している国は、領土そのものがしょっちゅう変わってきたのだから、「自国史」と「世界史」を区切ることはできないわけで。でも鎖国してた江戸時代までは「日本史」でも許してあげる。そこから後は世界と一緒に勉強しなくちゃダメです。。。なーんて何を偉そうに言っているんだ>自分。
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by foggykaoru | 2014-06-29 10:04 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

目からハム

この本を読んだのは、たぶん1か月ぐらい前。
思い切り忘れてしまっているのですが、読んだ証拠として。

イタリア語通訳・田丸公美子によるエッセイ。

彼女の本としてはシモネッタの本能三昧イタリア紀行を読んだことがあるけれど、今回の本のほうが好き。あとがきでご本人が述べているように、わりと言語ネタが多くて、下ネタ系は控えめです。
だから、あんまり一般受けしないかも・・・?
と思ったけれど、熱帯雨林を確認したら、こっちのほうが★の数が多かった。

この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2014-06-24 20:03 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

教文館での村岡花子関連イベント

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久しぶりに時間がとれたので、銀座の教文館に行ってきました。いつもだったら6階のナルニア国に行くところですが、今回は9階のウェンライトホールに直行。
「花子とアンへの道---村岡花子 出会いとはじまりの教文館」という展示を見るのが目的だったので。

今年になって「花子とアン」がらみであちこちで村岡花子関連のイベントが行われているようですが、わざわざ行くならここしかない。

なかなか面白かったです。
村岡花子と「赤毛のアン」に興味がある人なら楽しめます。

年譜を見たら、花子の家族は5歳のときに甲府から東京に転居しているんですね。「アンのゆりかご」を読んであるのに霧のように忘れてました。
だから花子にとって、令嬢たちとの生活レベルの差に関するカルチャーショックは大きくても、地域的な差によるカルチャーショックは(NHKのドラマとは違って)あんまりなかったのかも。


「花子とアン」で、父親が行商という設定になっているのは、甲府近辺に行商が多かったからなのでしょう。
それと、行商であれば、父親がろくに家にいなくて家族が苦労する、ということにしやすくて、その後のストーリー展開に都合がいい、ということもあったかも。

山梨に行商人が多かったのは、地元にはこれといった産業がないけれど、東京には頑張れば歩いて行ける距離だったからだと、母に聞いています。
あと、山梨の県民性は「ケチ」なのだ、という話も。私の曽祖父がまさにそれだったわけで。
これはあくまでも母から聞いた「昔の話」ですので、山梨県民のみなさん、どうか気を悪くしないでくださいね。

帰りがてら、ナルニア国に行ったら、展示のチラシがあって、右下隅に「これをお持ちになると100円引きになります」ですって!! ウェンライトホールに直行して損しちゃった。(ひいじいさんの血を引いているワタシ)

彼女のエッセイ集を買ったら、「ぜひ3階に寄っていらしてください」と言われました。
行ってみたら、「花子が働いていたのはここです」と床にテープが貼られていました。

ところで
「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」も花子訳だったんですね。
知らなかった~
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by foggykaoru | 2014-06-21 20:26 | 児童書関連 | Trackback | Comments(10)

身体を言いなりにできるか(38)

これは連載記事です。
(1)からお読みになることをお薦めします。
次の記事へのリンクを貼ってあるので、読んでいくと自然にこの記事まで到達できます。

=================

風邪(インフル?)以後、顔の下半分にぽつぽつと発疹が出ました。触るとふくらみがわかるけれど、見た目には目立たない。お風呂に入って温まるとかゆくなります。不安に思っていましたが、増えない(減りもしないけど)のでちょっとほっとしていたところ、おととい、口角に炎症ができました。

そして昨日は折も折、ここのところ忙しくてしばらく行けなかった鍼灸を予約していた日。

鍼灸の先生曰く、「口角炎は腸に問題があることが多い。食べすぎていないかい? あと、つばが減っていないかい?」
うーん、、、つばですか。よくわからない。食欲はもとに戻ったという感じで、以前と同じぐらい食べているけれど、それ以上は食べていないつもり。
「甘いものを大量にとるのはよくない。アイスクリームとか食べますか?」
最近暑いから、たまに食べます。でもせいぜい週に2回くらい。
「発疹はのぼせなど、皮膚の表面だけが熱くて、芯が冷えているときに出やすい。一応、芯は温まっていますね。でも、皮膚がかなり乾燥している」
それと、風邪以後、よく足がつるんですけど。それも両足。つり方も前よりも激しい。
「ふくらはぎの筋肉のバランスが崩れるとつるんです。発疹と合わせて考えると、結局、上半身と下半身のバランスが崩れているのでしょう。鍵になるのは腎臓と肝臓、特に腎臓」

胃や腸にはそれほど悪くないというお墨付きをもらい、口角にお灸を据えられました。

ふくらはぎにはマグレインを貼ってもらいました。
これはゴルフに行くというオジサマ方が「いつものあれ」とリクエストするのだそうな。オジサマの年齢になると、バンカーなど、バランスのとりづらいところでショットをすると、足がつることが多くなるんですって。うんうん、なんか、わかるような気がする。

そして今朝。
マグレインのお蔭なのか、久しぶりに足がつりませんでした。

つばの量の件なのですが、言われてから気を付けてみたら、なんとなく口が渇いているかもしれない。

鍼灸の効き方というのは、実に微妙なので、はっきりと「これ」に効いている、とは言いにくいのですが、先生の話は面白いです。西洋医学だけじゃダメなんだなとしみじみ思います。


(39)へ続く。
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by foggykaoru | 2014-06-15 11:33 | Trackback | Comments(2)

論文捏造

著者の村松秀はNHKの「史上空前の論文捏造」という番組の制作陣。

stap細胞騒動のときに存在を知った本です。
そのときは熱帯雨林で在庫無しだったのが、しばらくして再チェックしたら今度はあったので、あら嬉しい♪と、即「ぽちっとな」
「2014年5月30日6版」とあります。きっと急に売れて、慌てて刷ったんでしょう。

2002年に発覚した、シェーンというドイツ人研究者による論文捏造のてんまつ。

驚くほど今回のstap騒動に似ている
とは聞いていたけれど、ほんとうにそう。
一つだけ大きな違いがあるとすれば、シェーンに比べてO保方さんがあまりにもスットコドッコイであること。

これ以上はネタばれしません。興味のある方はぜひご一読を。
なお、純粋文系の私が苦労せずに読めたので、どうぞご心配なく。

シェーンは研究所を解雇された。

そして我がニッポンのO保方さん。
彼女の処遇はどうなるの? 
研究者はD論文のパクリだけで「NG」を突きつけた。
研究者でなくて、普通の感覚を持った一般大衆は、それだけではピンとこなかったかもしれないけれど、「陽性かくにん よかった」で「よくないでしょ!」とはっきりわかった。
そこまでレベルが低い人が、解雇されないのはおかしいです。なにしろ給料は税金ですよ。

こういう記事を読むと暗澹とした気分になるんですけど。


この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2014-06-10 20:04 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

「花子とアン」と、それには関係ない話。

やっぱり無視できないんですこのドラマ。なにしろ村岡花子ですから。オンデマンドでフォローしてます。うちのテレビは今時リアルタイムでないと観られない代物でして。
「アンのゆりかご」とは全然違うじゃん、花子の人生に無理やり「赤毛のアン」のエピソードを盛り込むなんてえげつないなあ、ドラマの出来としては「あまちゃん」のほうがずっと上だと思いつつも、ウケてしまう自分がいます。

で、「アン」ネタ以外にも個人的なツボがありまして。

私の曽祖父は山梨の行商人でした。甲府にほど近いところの。東京(八王子)に頑張れば歩ける距離なので、行商人が多い土地柄だったそうです。
曽祖父は、花子の父親とは全く違って、とにかく商売熱心でした。周囲から「足の裏を全部地面につけずに、飛ぶように歩いて東京との間を往復する」という評判を得ていたのだそうです。
確か最初の妻は困窮の中で亡くなったのだそうで、 「東から風が吹けば西に傾き、西からの風が吹くと東に傾く」と言われたあばら家に住みながら、「塩をなめて」蓄財に励み、ふと気づくとひと財産出来ていて、「あれだけ金があるのなら独身にしておく手はない」ということになり、何十も歳の離れた遠縁の娘を後妻にもらった。
そこに生まれたのが私の祖母。三女だったか四女だったか。男の子が生まれなくて、「また女か」と言われたそうで。
娘たちは田舎のお嬢様として育ち、小学校を出ると、みんな東京の女学校に入りました。
祖母は村岡花子より、たぶん10歳ぐらい年下ですが、当時、東京の学校に行くということは、海外留学並みの大事だったと聞いています。
また、日本人が設立した「普通の」女学校に行っていた祖母の目には、同じ下宿にいたミッション系女学校の生徒は「お高い人」と映ったようで。
幼い村岡花子が修和女学校(ほんとうは東洋英和)で体験したカルチャーショックは、祖母どころではなかったのです。


勘違いされると困るので付けたしますが、その後の祖母は「お金持ち」とは縁遠い人生を送りました。
(ここからは村岡花子とは関係ありません。あしからず。)

なにしろ戦前のこと、曽祖父の遺産は最後になってようやく生まれた男の子(つまり母の叔父)が独占的に引き継ぎ、女の子たちがもらったのは持参金のみ。
また、次から次へと娘を片づけなくてはならない曽祖父は、ろくに相手を吟味せずに嫁にやったのです。
特に私の祖父ときたら、間に入った人から「この男は出世しないだろうけれど、悪いこともしない」という妙な太鼓判を押された人。
祖母の写真を見た祖父は、あまり気が進まなかったにもかかわらず、「この見合いは絶対にこちらから断わってはいけない」と言われたそうで。
祖母のほうも写真を見てがっかりし、「出世しない」なんて聞かされ、会ってみてもピンとこなかったけれど、なにしろ父親が進める話なので、そのまま結婚。実家と比べようもない貧しい嫁ぎ先で、毎日泣いて暮らしていたとか。(その後、亭主に「あんたの稼ぎが悪いから」と剣突を食らわせる女房に成り果てました。母親がそういう態度だと、子供たちもそうなります。)
「出世しないが悪いこともしない」という予言は当たり、祖父はうだつの上がらないサラリーマンとして、ごくごく地味な一生を送りました。孫から見ても、ほんとに悪い人ではありませんでした。経済的に同じくらいのレベルの家から嫁をもらっていれば、あんなに文句を言われずに済んだのに、と思うと気の毒な人でした。

蓄財が趣味、要するにケチだった曽祖父ですが、晩年になってから生まれた跡取り息子(=母の叔父)が絵に描いたようなどら息子で、「おやじ、金を出せ」と、暴れる。大学生が文字通り、家の中で暴れまわり、ものを壊したりしたんだそうです。年老いた父親は震え上がってしまい、言われるがままに金を出した。
なにしろ母の叔父ときたら、戦前にヨットを持っていたんです。ヨットですよ!!

祖母の生前、母や祖母の姉妹たちが集まると、曽祖父の話題がよく出てました。
どケチでも人間的にはとても魅力があったんだそうで。
その話を聞くたびに、「この人の人生、誰か筆の立つ人がいたら、面白い小説になりそうなのに」と思う私でした。


ちなみに
残念ながら、祖母が「てっ!」と言っていたという記憶はありません。
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by foggykaoru | 2014-06-07 20:38 | 観もの・聞きもの | Trackback | Comments(8)

身体を言いなりにできるか(37)

これは連載記事です。
(1)からお読みになることをお薦めします。
次の記事へのリンクを貼ってあるので、読んでいくと自然にこの記事まで到達できます。

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漢方の処方が六君子湯に変わったことがきっかけになったのか、ほんの少しずつ胃の調子が好転し始めました。平常営業に戻ったのは先週あたりでしょうか。完璧ではなくても、夕食に柔らかく煮込んだうどんでなく、ご飯とおかずを食べようかなという気分になったし、ときどき「小腹がすく」という感覚を覚えるようになりました。
それと同時に冷えもおさまってきました。

鍼灸の先生からは「風邪以前の体調に戻った」というお告げがあり、毎週来いと言われていたのが「2週間後でいいよ」になりました。


しかし、、、

一時期かなりよくなった上咽頭炎は、今回の風邪で後戻りしてしまいました。
治療がしみる。
そして、帰宅後に後鼻漏を吐き出すと、血で真っ赤になってる。ひえ~~

私の鼻、耳鼻科のおじいちゃん先生が隠居する前に治るのだろうか?


(38)へ続く。
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by foggykaoru | 2014-06-01 21:02 | Trackback | Comments(4)